IELTSに過去問はない!おすすめ公式問題集と使用の注意点を解説
「IELTSってそもそも過去問はあるの?」「IELTS対策をしたいから過去問を解きたいな」と悩んでいませんか?
実はIELTSには、過去問はありません。よってIELTS受験者は、過去問の代わりに問題集を使っています。
記事を最後までチェックすれば、どんな問題集を使ってIELTS対策をすれば良いのか、その際どういった点に気を付ければ良いのかが明確になりますよ。
「IELTSってどんな試験?」という方は以下の記事から先にチェックしてみることをおすすめします。
目次
IELTSに過去問はない!代わりに公式問題集を解くのがおすすめ
英検やTOEFLなど、英語資格試験によっては公式に過去問が公開されています。しかしIELTSに関しては、過去問は一切公開されていません。
よって公式の問題集である「IELTS 16 Academic Student’s Book with Answers with Audio with Resource Bank (IELTS Practice Tests)」や「IELTS 16 General Training Student’s Book with Answers with Audio with Resource Bank (IELTS Practice Tests)」を過去問の代わりとして利用する方が多いです。
価格は5,798円と他の英語関係の参考書と比べると高めです。ただしAmazonでは3,000円台に割引されている時期もあります。
少しでもお得に購入したいのであれば、割引されている時期を狙って購入しましょう。
IELTSの公式問題集を解く際の注意点4つ
IELTSには過去問がないため、公式問題集を過去問の代わりとして使用するのがおすすめです。
IELTSの公式問題集を解く際の注意点を4つまとめました。
- できるだけ最新のものを購入する
- 解説がない
- ライティングやスピーキングは採点しづらい
- 内容が全て英語
それぞれ詳しく見ていきましょう。
できるだけ最新のものを購入する
アカデミックの公式問題集もジェネラルの公式問題集も、およそ1年に1冊、最新版の参考書が出版されています。
この記事を執筆している2022年5月現在、最新版はNo.16です。当然最新版の方が最新の傾向に対応したものになりますので、公式問題集を購入する際は、できるだけ最新のものを購入しましょう。
公式問題集を複数冊購入する場合も、1から順番に購入するのではなく、16・15・14のような順番で購入することをおすすめします。
Amazonで購入する場合でも、数日以内に届くのではなく、配送に1〜2週間ほどかかるようですので、配送期間のことも考慮しつつ購入するようにしましょう。
解説がない
アカデミックの公式問題集もジェネラルの公式問題集も、問題や解答に対する解説が記載されていません。
よって採点をしても「なぜ正解できたのか」「なぜ間違えたのか」原因が分かりづらいです。
英語の資格試験対策では、解ける問題を何度も解いて、解く速度を上げることが大切です。しかしそれ以上に、解けない問題を見つけ、解けなかった理由を理解し、次似たような問題が出題されたら解けるようにすることの方が大切です。
今回紹介した公式問題集には問題ごとの解説がないので、間違えた問題は自分で間違えた原因を調べなければなりません。
ある程度の英語力があれば、自分で間違えた原因を調べることはできます。しかし英語初心者であればそれも難しいでしょう。そして自分で間違えた原因を調べるには、時間も手間もかかります。
ライティングやスピーキングは採点しづらい
ライティングやスピーキングには、模範解答に加えて別解がたくさん存在します。そして全ての正解パターンを模範解答内に記載することは不可能です。
よってライティングやスピーキングを自己採点で採点することは困難です。
ライティングは自分で1つずつ文法事項や綴りをチェックする、スピーキングは音声を録音してチェックする、といった形で採点できますが、それでも完璧に採点することは難しいでしょう。
ライティングやスピーキングを正確に採点するには、ネイティブレベルの英語力を持っている方に確認してもらうしかありません。
そこでおすすめなのが英語コーチングスクールです。英語コーチングスクールとは、英会話スクールとは異なり受講生の目的ごとに英語のプロであるコーチが学習カリキュラムを作成し、目標の達成まで徹底サポートしてくれるサービスのことです。
本気でIELTSのスコアを伸ばしたいのであれば英語コーチングスクールの受講をおすすめします。英語コーチングスクールに関する詳細は以下の記事でも詳しく解説しています。
内容が全て英語
アカデミックの公式問題集もジェネラルの公式問題集も、日本向けに販売されているものではありません。よって内容は全て英語です。
説明などが全て英語でも問題ない英語中上級者の方であれば何の負担にもなりません。しかし英語初心者の方にとっては、問題以外の部分も全て英語であることは負担になります。
最近では日本でもIELTSの参考書がいくつも出版されています。英語初心者の方はまずは日本語で解説がされた参考書を使ってIELTS対策をすることをおすすめします。
IELTS対策におすすめの参考書2冊
公式問題集以外の参考書に関する情報を知りたい方もいらっしゃるはずですので、IELTS対策におすすめの参考書を2冊紹介します。
- 実践IELTS英単語3500
- IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集
それぞれ詳しく見ていきましょう。
実践IELTS英単語3500
価格:2,750円
「実践IELTS英単語3500」は、IELTS用の単語帳です。過去の問題を分析して、出題率の高い単語ばかりを3,000単語集めています。
IELTSを受験するのであれば単語帳として1冊は持っておきたいところです。
IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集
価格:2,860円
「IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集」は、日本語で全ての問題に訳と解説がついた、日本初の公認問題集です。
まとめ
IELTSの過去問について解説しました。
まとめるとIELTSに過去問はありません。よって海外で販売されている以下の公式問題集を使うのが一般的です。
- 「IELTS 16 Academic Student’s Book with Answers with Audio with Resource Bank (IELTS Practice Tests)」
- 「IELTS 16 General Training Student’s Book with Answers with Audio with Resource Bank (IELTS Practice Tests)」
ただし最近では日本語で解説が書かれた単語帳や問題集も出版されています。よってどちらか好きな方を選んで購入し、IELTS対策に使うといいでしょう。
そしていずれにせよ、ライティングやスピーキングの対策を自分一人で行うことは不可能です。ライティングやスピーキングを本気で対策したいのであれば、英語コーチングスクールの利用をおすすめします。
「英語コーチングスクールってどんなスクール?」という方は以下の記事を参考にしてください。
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。