TOEFL100点のレベルは?必要勉強時間や勉強法、TOEICとの換算表まとめ
資格試験で目標スコアを目指す際は、そのスコアの難易度やレベルについて詳しく知っておきたいですよね。
そこで今回は、TOEFL100点のレベルや必要な勉強時間、勉強法、TOEICなど他の英語資格試験とのスコア換算についてまとめました。
「TOEFL100点を目指そうかな」と考えている方はぜひ記事を最後までチェックしてみてください。
目次
TOEFLとは?
TOEFLは、ETSというアメリカの機関によって開発された、英語力を測る資格試験です。英語の4技能「読む」「聞く」「話す」「書く」の能力を測定します。各30点で、4つ全てを合計すると、120点満点です。
試験時間は3時間で、受講料は235ドル(約2万5千円)です。試験会場は、全国のテストセンターで、試験会場に設置されているパソコンを使って試験を行います。
他の英語資格試験と異なり、TOEFLには2年間の有効期限があります。主に海外への留学の際に必要とされる資格です。
TOEFLの試験概要については、以下の記事で詳しくまとめています。
関連記事:TOEFLとは?受験のメリットやデメリットを解説!
TOEFL100点のレベル・難易度まとめ
続いて、TOEFL100点のレベルや難易度について、以下4つの観点からまとめました。
- 公式サイト
- TOEICへの換算
- 英検への換算
- IELTSへの換算
それぞれ詳しく見てみましょう。
TOEFL100点は海外一流大学への留学が可能なレベル
アメリカの大学に留学するには、最低でもTOEFL70〜80点程度のスコアが必要です。またTOEFL100点を取得すれば、ハーバード大学やイェール大学のような超一流大学が定める英語力の条件をクリアすることが可能です。
また上智大学のような国内大学の帰国子女枠でも、TOEFL90点程度のスコアが求められます。
つまりTOEFLで100点を取得してしまえば、国内外問わず、ほとんど全ての大学の英語力条件をクリアできると考えて問題ありません。
「平成30年 文部科学省 各資格・検定試験とCEFRとの対照表」でもTOEFL100点以上は「聞いたり読んだりしたほとんど全ての英語を理解できるレベル。得た情報をまとめて再構築できるレベル」と記載されています。
TOEFL100点をTOEICに換算すると?
TOEFL100点をTOEICスコアに換算すると、880点程度です。
TOEIC880点と比較的近い、TOEIC860点以上のスコアを取得している方の英語力は、TOEICの公式ウェブサイトにて以下のように定義されています。
- Non-nativeとして十分なコミュニケーションができる。
- 自己の経験の範囲内では、専門外の分野の話題に対しても十分な理解とふさわしい表現ができる。
- Native Speakerの域には一歩隔たりがあるとはいえ、語彙・文法・構文のいずれをも正確に把握し、流暢に駆使する力を持っている。
(引用:PROFICIENCY SCALE)
TOEIC880点と比較的近いTOEIC900点を目指すための勉強法については、以下の記事で詳しくまとめています。
関連記事:TOEIC900点のレベル・勉強方法まとめ!就職や転職活動への影響についても解説
TOEFL100点を英検に換算すると?
TOEFL100点を英検に換算すると、英検1級程度です。1級は、英検の中で最も難易度が高い級です。
英検1級に関する情報は、以下の記事で詳しくまとめています。
関連記事:英検1級のレベルや合格点・合格率はどのくらい?4つの観点から解説
TOEFL100点をIELTSに換算すると?
TOEFL100点をIELTSに換算すると、7.0点程度です。
IELTS7,0のレベルや取得するための勉強法については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:IELTS7.0のレベルや取得するための勉強方法まとめ
TOEFLと他の英語資格試験のスコア換算については、以下の記事でも詳しくまとめています。
関連記事:TOEFL iBTのスコアのレベルはどのくらい?TOEICや英検と比較
TOEFLで100点を取得するために必要な勉強時間
TOEFLで100点を取得するために必要な勉強時間は、現在の英語力によって異なります。現在の英語力が高ければ短い時間でもTOEFL100点を達成できます。現在の英語力が低ければ、TOEFL100点達成により長い時間がかかってしまいます。
- TOEFL40点から100点を目指す場合
- TOEFL60点から100点を目指す場合
- TOEFL80点から100点を目指す場合
上記3つのケースについて、詳しく見てみましょう。
TOEFL40点から100点を目指す場合
TOEFL40点からTOEFL100点を目指す場合は、最低でも1000時間の勉強時間が必要です。
1000時間の勉強時間を確保するには、1日3時間の勉強を1年間続けなければなりません。よって長い目線でTOEFL対策を考える必要があります。
現在のTOEFLの点数が40点前後であれば、最初から100点を目指すのではなく、60点80点と段階を踏んでもいいでしょう。
TOEFL60点から100点を目指す場合
TOEFL60点から100点を目指す場合は、最低でも600時間以上の勉強時間が必要です。
600時間の勉強時間を確保するには、1日2時間の勉強で1年弱、1日3時間の勉強で半年程度の勉強が必要です。
こちらも100点の達成にはまだまだ距離があるため、対策は長期戦で考えましょう。
TOEFL80点から100点を目指す場合
TOEFL80点から100点を目指す場合は、最低でも300時間以上の勉強時間が必要です。
300時間の勉強時間を確保するには、1日1時間の勉強で1年弱、1日2時間の勉強で5ヶ月程度、1日3時間の勉強で3ヶ月程度の勉強が必要です。
1日2時間や3時間といった勉強時間を確保できるのであれば、短期間でのTOEFL100点達成も可能です。
TOEFLで100点を取得するための勉強法
TOEFLではアカデミックな内容が出題されます。よって市販のTOEFL教材を使ってもいいですし、同じくアカデミックな内容が出題される英検の難関級対策用の教材を使ってもいいでしょう。
一方でTOEICのようなビジネス英語に関する内容が出題される試験の教材はおすすめできません。
TOEFL対策におすすめの参考書については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:【初心者〜上級者まで】TOEFL対策におすすめの参考書5選と選び方まとめ
またTOEFL対策におすすめのアプリについては、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:【無料あり】TOEFL対策おすすめアプリ厳選10選!単語対策も可能
まとめ
TOEFL100点のレベルや必要な勉強時間、勉強法、TOEICなど他の英語資格試験とのスコア換算について解説しました。
TOEFL100点を取得するために知っておくべき知識が一通り手に入ったのではないでしょうか。
必要な知識が手に入ったら、あとは対策あるのみです。
TOEFL ibt®テスト対策なら「トライズ」
英語コーチングスクールのトライズでは、TOEFL iBT®テスト対策コースを開講しています!TOEFL iBT®テスト対策コースは、3ヶ月でTOEFL iBT®テストのスコアを大きくアップさせるための英語学習プログラムです。
専属のコンサルタントとネイティブコーチがあなただけのTOEFL対策カリキュラムを組み、週3回のレッスンを含む1日3時間の短期集中学習で、徹底的なTOEFL iBT®テスト4技能の対策を行います。
TOEFL iBT®テストのスコアを短期間でアップさせたい方は、トライズがおすすめです。無料カウンセリングも行っておりますので、TOEFLの勉強にお悩みの方は無料カウンセリングをご予約ください。
▶トライズのTOEFL iBT®テスト対策コースの無料カウンセリグはこちらから
「仕事や学校が忙しくてなかなか勉強時間を確保できない」という方は、英語コーチングスクールのトライズをお試しください。
日本人の英語コーチが、あなたに最適な学習カリキュラムを決め、学習のペースなども含めてサポートします。気になる方は無料カウンセリングをご検討ください。
英語コーチング「トライズ」に興味を持たれた方は、以下のリンクから無料カウンセリングをご予約してみてはいかがでしょうか?
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。