「deal」の意味は「扱う」だけじゃない?自然でかっこいい色んな表現を例文付きで紹介
「Dealの意味は?」と聞かれると、多くの日本人が「取り扱う」や「対応する」と答えるでしょう。
「Deal with」という形で高校で習う表現で、多くの人が触れたことがある表現だからですね。
もちろん多くの場面で、Deal withの形で「取り扱う」、「対応する」の意味で使われます。
ただし、ネイティブスピーカーを始めとする、英語を話す外国人たちは「取り扱う」や「対応する」以外にも、色んな意味で「Deal」を使うことが多いです。
この記事では、「Deal」が持つ色んな意味について例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、ネイティブスピーカーを始めとする、英語を話す外国人が使う色んな意味の「deal」を聞き逃すことがグッと減るだけでなく、あなた自身も適切に使い分けられるだけの十分な知識が身についているのでぜひ最後まで読んでください。
Dealの意味と使い方まとめ
Dealの意味と使い方には主に以下が挙げられます。
扱う、対応・対処する
Dealと聞いて日本人がまず真っ先に思い浮かべるのがこの「扱う」や「対応する、対処する」でしょう。
Dealと前置詞のWithを一緒に使って、Deal with ~という形で使われます。
ビジネスシーンなどで、お客さんや取引などに「対応する」時も、「〇〇さん(お客さん)を取り扱う」や「問題を取り扱う(対応する)」という言い方をしますよね。
このことから、「対応する、対処する、取り扱う」はイメージとして重なる部分が大きいので、似たイメージでセットで覚えてしまうと良いですよ。
例文↓
- I will deal with this issue.
この問題は僕が対応するよ。 - I spend the morning dealing with my emails every day.
私は毎日の午前中、メールの対応に追われている。 - We should deal with this matter without delay.
我々はこの問題に遅れないよう対処しなければならない。
関連記事:「confirm」の意味は「確認する」だけじゃない?使い方・関連英語・checkとの違い【例文付き】
取引する、商(あきな)う
Dealは「取引する」や「商(あきな)う」の意味でも使われます。
車を販売しているお店は「ショップ」ではなく「ディーラーさん」と言いますよね。
車を売るお店のディーラー(Dealer)さんは、この「Deal」が持つ「取引する、商(あきな)う」の意味から来ています。
「取引する」はDeal with ~の形で使われ、「商(あきな)う」はDeal in ~の形で使われます。
「取引する」の例文↓
- It’s a pleasure dealing with you.
御社とお取引できて光栄です。 - The deal did not go exactly as he had imagined.
取引は彼が思っていたようには運ばなかった。
「商う」の例文↓
- He deals in grain.
彼は穀物を商っている。 - That stall deals in flowers.
あの出店では花を商っている。
【補足】Deal単体で「取引」という名詞でも使えます。
例えば、「取引成立だな」を「It’s a deal.」や「OK. That’s a deal.」と表現できます。
↑はかなり砕けた表現なので使う場面は友達同士の軽い口約束などに限られますが、とっさに使えたら格好いいですね。
関連記事:「担当者」は英語でなんて言う?ビジネスシーンでよく使われる表現を例文付きで紹介
分け与える、配る
Dealは「分け与える」や「配る」の意味でも使われます。
車のディーラーさんの他に、トランプなどのカードゲームでシャッフルして手札を配る人も「ディーラー」と言います。
この「ディーラー」も「Deal」から来ているわけですね。
「配る」の例文↓
- Deal us the cards.
トランプを配ってください。 - The teacher dealt out papers to each student.(DealtはDealの過去形)
その教員はプリントを生徒一人ひとりに配った。
「分け与える」の例文↓
- The charity organization deals out food and supplies to those in need.
その慈善団体は、必要な人々に食料品や物資を分け与えています。 - I dealt out three candies to each child.(DealtはDealの過去形)
私は子供たちにそれぞれキャンディーを3つずつ分け与えた。
関連記事:「Expand」「Expanding」の意味や使い方は?例文付きで詳しく解説
量
Dealを使って「量」を表すときもあります。
英語のイディオム(英熟語)が得意な方は「Great deal of ~」の形で「たくさんの〜」を表すことをご存知な方も多いでしょう。
他にも「Good deal」を使って「たくさんの」を意味する表現もあります。
例文↓
- There is a great deal of traffic on this road.
この道路は交通量が多い。 - We learn a good deal at school.
私たちは学校でたくさんのことを学ぶ。 - They spent a good deal of money on the project.
彼らはその事業に多額の金を使った。
関連記事:「資料」は英語でなんて言う?ネイティブも頷く適切な使い分け方を例文付きで紹介
掘り出し物、お買い得なもの
Dealを使って「掘り出し物」や「お買い得なもの」を意味する場合もあります。
特に多く見かける表現に「Get a great deal」があります。
Get a great dealは「いい買い物をした」の意味で使われるので、「お買い得なものを得た。掘り出し物を得られた。」というイメージに合致しますよね。
例文↓
- I got a good deal on a new car.
新車をお得に購入できた。 - I got a good deal on this shirt!
このシャツ安く買えたんだ! - We get as good a deal as possible
私たちは可能な限りいい取引をさせていただきます。
まとめ
この記事では、「deal」が表す色んな表現を例文付きでお伝えしました。
ここまでお読みのあなたは、ネイティブスピーカーを始めとする、英語を話す外国人が使う色んな意味の「deal」を聞き逃すことがグッと減るだけでなく、あなた自身も適切に使い分けられるだけの十分な知識が身についているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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