総合型選抜入試 英語に関する情報まとめ!必要な資格とその概要
「総合型選抜入試のために英語の資格を取得しなければならない」とお悩みではありませんか。
或いは今後受験するかもしれない総合型選抜入試に備えて、今のうちから英語の資格を取得しておきたいと考えている方もいるでしょう。
英語の資格は英検、TOEIC、TOEFLと複数あります。そしてそれぞれ級の仕組みや対策方法が異なります。
そこで今回は、総合型選抜入試を受験する方に知っておいてほしい、英語資格の種類やそれぞれの勉強方法についてまとめました。
記事を最後までチェックすれば、総合型選抜入試に必要な英語資格のことはひと通り分かります。興味がある方はぜひ記事をチェックしてみてください。
目次
まずは志望する大学の「総合型選抜入試 英語」に関する情報を確認しよう
まず、総合型選抜入試で求められる英語資格には、以下2つのパターンがあります。
- 「この資格のこの級が必要」と明確に指定されているパターン
- 複数の資格から選択できたりCEFRのみ指定されているパターン
志望校がどちらに当てはまるか、すでに志望校が決まっている方はチェックしてみてください。それぞれ詳しく解説します。
「この資格のこの級が必要」と明確に指定されているパターン
- 英検2級以上が必要
- TOEIC500点以上が必要
上記のように、資格と級やスコアが決められているパターンです。この場合、その大学の総合型選抜入試を受けるのであれば、自ずと取得しなければならない資格は決まってきます。
よってその資格の対策を行うしかありません。
どれも英語の資格という点では同じなのですが、資格によって傾向が異なります。苦手な傾向の資格が指定されている場合は、不利になってしまうかもしれません。
しかし「どの資格にしようか」と悩む必要はなく、目標に向かって進むのみという点で、学習計画が立てやすいというメリットがあります。
複数の資格から選択できたりCEFRのみ指定されているパターン
大学によっては、「英検2級以上、もしくはTOEIC600点以上」のように、複数の資格が指定されているパターンがあります。この場合は複数の資格の中から、自分にとって相性が良いと思える資格を選びましょう。
得意な資格で勝負をした方が得ですからね。
また資格ではなく、「CEFR B1以上」のようにCEFRという指標が指定されているパターンもあります。
CEFRは、ヨーロッパ言語共通参照枠(Common European Framework of Reference for Languages)の略で、異なる試験のレベルをまとめて見れる指標です。例えばTOEICスコアと英検の級をCEFRに換算すれば、英検2級とTOEIC600点のどちらがレベルが高いのか、或いは同じなのかが分かります。
CEFRについてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
関連記事:CEFR(セファール)とは?概要や英検・TOEICとの換算を簡単に解説
その場合、指定されたCEFRのレベルを上回っていれば、どの資格でも良いということになります。以下は、CEFRと各英語資格試験の対照表です。
例えば大学が「CEFR B1」を指定していた場合、
- 英検2級
- IELTS4.0〜5.0
- TOEFL42〜71
- TOEIC450点
上記5つの資格であればどれでも良いということになります。
この場合は選択肢が広がるため、すでに受験経験があって慣れている資格を受験したり、海外留学の希望があるのであれば、その際に必要となる資格を受験したりすると良いでしょう。
総合型選抜入試で役立つ英語資格とその対策方法まとめ
総合型選抜入試で役立つ以下4つの英語資格について、試験概要や対策方法を解説します。
- 英検
- TOEIC
- IELTS
- TOEFL
それぞれ詳しく解説します。
英検
英検は、実用英語技能検定の略で、公益財団法人日本英語検定協会が主催する英語資格試験です。国内最大級の英語資格試験で、毎年250万人近い人が英検を受験しています。
英検には、1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級の7つの級があります。1級が最も難易度が高い級で、5級が最も難易度が低い簡単な級です。
英検の試験概要についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご確認ください。
関連記事:英検とは?試験概要や各級のレベルを解説!
TOEIC
TOEICは”Test Of English for International Communication”の略称で、日本語に直訳すると「国際的な意思疎通のための英語テスト」という意味です。日常英語力とビジネス英語力を測定します。
全部で7つのパートに分かれており、パート1〜4までがリスニング、パート5〜7までがリーディングテストです。試験時間は、リスニング45分、リーディング75分の合計120分です。
TOEICの試験概要についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご確認ください。
関連記事:【新形式】TOEICとはどんな試験?問題形式をパート別に解説 | トライズ
IELTS
IELTS(アイエルツ)とは、International English Language Testing Systemの略で、日本国外への留学や移住の際に必要とされる英語の資格試験です。
英検やTOEICと比べると日本国内での知名度は低いですが、全世界で毎年約140万人近い方が受験をしている試験で、海外ではIELTSの方が知名度が高いです。
IELTSにはアカデミックな内容が問われるアカデミックモジュールと、日常生活に近い内容が問われるジェネラルモジュールとに分かれます。大学入試のためにIELTSを受験するのであれば、アカデミックモジュールを受験することとなります。
IELTSの試験概要についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご確認ください。
関連記事:IELTSとは?概要や受験のメリット・デメリットを解説!
TOEFL
TOEFLは、ETSという非営利教育団体が開発・実施している、英語能力をチェックするための試験です。TOEFLの特徴は、教育機関で必要となる英語力を測定できる点です。
よって学校のクラス分けで使われたり、海外の大学に留学や進学する際に使われたりします。
TOEFLの試験概要についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご確認ください。
関連記事:TOEFLとは?受験のメリットやデメリットを解説!
まとめ
総合型選抜入試を受験する方に知っておいてほしい、英語資格の種類やそれぞれの勉強方法について解説しました。
まずは興味がある大学をいくつかピックアップして、その大学の総合型選抜入試に関する募集要項を確認してみましょう。
そして英語資格に関する条件が分かったら、どの資格を受験するかを決定します。受験する資格が決まったら、あとはその資格の対策に向けて対策を始めるのみです。
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。