洋楽は英語学習におすすめ?効果やデメリットを解説
「洋楽を英語学習に取り入れたい」「でも洋楽を聞くだけで意味あるの?」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
結論、洋楽は英語学習の補助としておすすめです。
今回は、洋楽が英語学習におすすめである理由や具体的にどんな効果が得られるのか、洋楽を英語学習に取り入れるデメリットについてまとめました。
記事を最後までチェックすれば、どんな形で洋楽を英語学習に取り入れれば良いのかが明確になりますよ。
目次
【結論】洋楽は英語学習におすすめ
冒頭でもお伝えしたとおり、洋楽は英語学習におすすめです。理由は以下の3つです。
- 楽しく勉強ができる
- 記憶に残りやすい
- ながらでも勉強ができる
それぞれ詳しく見てみましょう。
楽しく勉強ができる
洋楽を英語学習に取り入れる最大のメリットは、楽しく英語学習ができる点です。
英語学習に対して多かれ少なかれ「楽しくはないけど我慢して頑張るもの」というイメージを抱いている方も多いのではないでしょうか。
音楽であれば、聴いていて苦痛にはなりません。「嫌だな」と思うことなく、楽しく英語を学べます。
しかし「英語学習にはこの曲が良いらしい」と聴く曲を限定してしまうと、途端に楽しくなくなってしまいます。
洋楽を使った英語学習では、歌詞の難易度などについては考えず、とにかく自分が好きな曲を聴くことが大切です。
数時間勉強をして集中力が切れてきたときや、何だか気分が乗らず勉強をする気にならないときなどに、洋楽を聴いてみてください。
記憶に残りやすい
ただ単語を丸暗記するのと、歌で覚えるのとでは、後者の方が記憶に残りやすいです。
よって洋楽に登場する歌詞は、単語帳を使った学習などよりも効率的に覚えることができます。
リズムで覚えられますし、鼻歌でたまに歌ったりすることで、記憶が強化されます。
10年20年前に「聞き流すだけで英語力が身に付く」と謳う教材が注目を集めたことがありました。しかし実際には、ただ聞き流すだけで英語力が上達することはありません。
英語を聞いて、意味を考えたり真似して発音したりすることが重要です。
洋楽のような音楽であれば、ただ聞き流すだけになることはなく、意味を考えたり真似して発音したりできます。
ながらでも勉強ができる
洋楽を活用した英語学習では、机に座って問題を解いたり、単語帳をパラパラとめくったりする必要はありません。
極論、音声を聞いているだけで学習が成立します。よってながらでの学習が可能です。
例えば洗い物をしているとき、通勤電車に乗っているとき、ジムでトレーニングをしているとき、車を運転しているときなど、耳が空いている場面はたくさんありますよね。
こういった本来英語学習の時間になり得ない時間を、洋楽を聴くことで英語学習の時間に変えられます。結果として、英語学習量の増加につながります。
例えば「単語帳の音声の再生」であれば、集中して音声を聞いていなければなりません。しかし洋楽であれば、洗い物やトレーニングなど別のものに集中できます。
Bluetoothイヤホンがあれば、何かをしているときでも快適に洋楽を聴けるのでおすすめです。
英語学習に洋楽を取り入れる効果
洋楽を英語学習に取り入れることによって得られる効果は以下の3つです。
- 語彙力の向上
- リスニング力の向上
- イレギュラーな語彙の習得
それぞれ詳しく見てみましょう。
語彙力の向上
洋楽には、知らない単語が登場します。よって語彙力の向上が期待できます。
しかしただ洋楽を聴いているだけでは、語彙力は伸びません。何度か歌詞の日本語訳に目を通して、歌詞の大まかな意味を頭に入れた上で洋楽を聴く必要があります。
洋楽を聴きながら、歌詞の意味を頭に思い浮かべてみましょう。
洋楽には、普段単語帳などでは目にしないような、変わった英単語が登場することもあります。現地で日常会話の際によく使われる英単語が登場することもあるでしょう。
こういった形で、普段とは違うアプローチで英単語を学習できます。
リスニング力の向上
洋楽を「聴く」ので、当然英語のリスニング力が向上します。
最初は大半の部分を聞き取れないかもしれません。しかし同じ曲を何十回と聴いているうちに、歌詞全てを聞き取れるようになります。
歌詞を覚えて、次にどんなフレーズが来るか分かるようになることもあるでしょう。
「歌詞を暗記しているだけだからリスニング力の向上にはつながらないのでは?」と疑問に感じる方もいるかもしれません。
しかし覚えた歌詞を何度も聴いているだけでも、リスニング力の向上につながります。他の場面で同じ表現が使用された際にも、きちんと聞き取れるようになるでしょう。
またリエゾンなどを聞き取る練習にもなります。リエゾンについては、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:英語のリエゾンとは?5つの音声変化を初心者にも分かりやすく解説
イレギュラーな語彙の習得
単語帳を使って英語を学んでいるだけでは、真面目で堅苦しい表現しか学べません。一方洋楽には、砕けた表現も多数登場します。
こういった表現の和訳を調べたり、どういった使われ方をするのかを調べたりしつつ洋楽を聴いているだけでも、効果があります。
砕けた表現は、なかなか普段の英語学習で触れることができませんからね。ただし何十年も前の洋楽を聴いたりすると、今では時代遅れの表現が使われているケースもあるので要注意です。
英語学習に洋楽を取り入れるデメリット
洋楽による英語学習には、以下のようなデメリットもあります。
- 学習効率は良くない
- 基礎的な語彙力や文法力は不可欠
それぞれ詳しく見てみましょう。
学習効率は良くない
洋楽による英語学習の学習効率は、決して良くはありません。なぜなら覚えたい単語が必ずしも歌詞に登場するわけではないからです。
そして歌詞のレベルも、曲によって異なります。「初心者はこのアーティストの曲を聴いておけば良い」ということはありません。
よって洋楽を英語学習に取り入れる際は、学習効率を良くしようと考える必要はありません。
- 英語学習に疲れたときの気分転換用
- 耳しか空いていないとき用
上記のように軽い気持ちで捉えておくことが重要です。
単語帳と向き合ったり、問題演習をしたりといった勉強方法の方が、効率としては上です。
基礎的な語彙力や文法力は不可欠
洋楽を聞き取るためには、基礎的な語彙力や文法力が欠かせません。
洋楽は語彙力の向上につながるとお伝えしました。しかし例えば6割7割の単語が分からなければ、全く勉強になりません。
- 初めて見る単語がいくつかある状態
- 知っている単語だが文章になると和訳できないものがいくつかある状態
上記のような状態が理想です。
基礎的な語彙力や文法力がない場合は、幼児向けの歌を聞くという選択肢もあります。しかしそれだと楽しくありませんよね。
中学・高校レベルの英単語や文法を8割以上理解できるようになってから、洋楽を英語学習に取り入れたいところです。
中学英語のやり直しについては、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:中学英語をやり直したい大人必見!おすすめ勉強法や参考書まとめ
まとめ
洋楽が英語学習におすすめである理由や具体的にどんな効果が得られるのか、洋楽を英語学習に取り入れるデメリットについて解説しました。
特に深く考えず、ただ洋楽を聴くだけでも英語学習にとってプラスになります。
早速本日から、洋楽を英語学習に取り入れてみてください。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。