世界競争力ランキングに見る日本人が英語を学ぶべき3つの理由
日本の世界競争力は年々低下しています。2020年もIMD「世界競争力年鑑」が63の国と地域を対象に、世界競争力ランキングを発表しました。日本の結果は34位と、これまでで最低の記録です。
日本の世界競争力が低下している今、日本のビジネスパーソンに必要なのは英語力です。「競争力の話をしているのにどうして急に英語?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
本記事では、2020年世界競争力ランキングの概要と、日本のビジネスパーソンが英語学習を始めるべき理由について解説します。
目次
世界競争力ランキング 日本は34位
2020年、IMDが発表した世界競争力ランキングにおいて、日本は63の国と地域のなかで第34位でした。1位は昨年と同様シンガポールです。
東アジアや東南アジア圏の国と地域でも、香港5位・台湾11位・中国20位・韓国23位・マレーシア27位・タイ29位と、いずれの国も日本より良い順位を獲得しています。
日本の世界競争力ランキングは5年連続で最低記録を更新
実は「日本の世界競争力が低い」と言われるようになったのは、今に始まったことではありません。年々日本の世界競争力は低下しており、ここ5年間毎年、最低順位を更新し続けています。
世界競争力ランキングは1989年から公表が開始されたのですが、1989〜1992年までは日本が一位をキープし続けてきました。また1996年までは5位以内をキープしていました。
ここ30年間での日本の世界競争力の没落ぶりが伺えます。
ビジネスの中心は日本から世界へ
今現在すでに、ビジネスの中心は日本から世界に移っています。かつては日本がビジネスの中心である時代がありました。世界競争力ランキングでも1位を獲得できていた1990年ごろです。
当時は世界中で日本の製品が使われていました。当時の映像作品に登場する日本の製品の多さからも、当時の日本の競争力の高さを垣間見ることができます。
一方現在では、ビジネスの中心はすでに日本から世界に移ってしまっています。電化製品の世界的なシェアは中国や韓国の企業に奪われてしまいました。またGAFAやBATに対抗できるような巨大テック企業も日本にはありません。日本の1番の武器である自動車産業に関しても、電気自動車や自動運転の普及によって、今後どうなるかは分かりません。
国内外で活躍する人材になるには英語は最低条件
今後は、国内という枠に囚われず、海外でも活躍できる人材になることが求められます。なぜならあらゆるビジネスにおいて、ビジネスの中心が国外にあるケースが多くなるからです。
これまでは国内が世界的なビジネスの中心である場合も多かったですが、これからは違います。
そんな時に必要になるのが英語です。当然日本語を話せる外国人はほとんどおらず、英語でのコミュニケーションが求められます。それができなければ、いつまでも中心から外れた日本に閉じこもらざるを得ません。
また英語といっても、英語教師のように英語力が直接仕事に結びつくわけではありません。自分がこれまで培ってきたスキルを「英語」を使って海外でも活用するために英語力が必要です。あくまで手段としての英語力が今後は求められます。
日本のビジネスパーソンはいますぐ英語学習を始めるべき
今後活躍できる人材になるためには、英語はマストです。しかし「いつから英語学習を始めようかな」とのんびり考えている暇はありません。日本のビジネスパーソンは今すぐ英語学習を始めるべきです。理由は日本人が英語を習得することの難しさにあります。
英語習得には1,000時間の学習時間が必要
アメリカ国務省付属機関FSIの調査では、英語話者が日本語を習得するのに必要な時間は2,200時間です。つまり日本語話者が英語を習得するのにも、同様に2,200時間が必要です。
我々日本人は、学校教育で約1,200時間英語を学んでいます。よって、社会人になってから特に英語を学んでいない日本人が英語を習得するには最低でも1,000 時間は必要です。
ビジネスパーソンが働きながら自力で1,000時間の学習時間を確保するのは困難
社会人が働きながら1,000時間の学習時間を確保するのは、簡単なことではないので、社会人の方は今すぐにでも英語学習を始めるべきです。
社会人が勉強できる時間は、早朝や会社の休憩時間、仕事が終わってから寝るまでの時間です。その中でも仕事が終わってから寝るまでの時間が、メインの学習時間になります。
帰宅が午後7時としても、寝るまでには5時間近い時間があるはずです。5時間の中で数時間の学習時間を確保することは、理屈上は可能です。しかし現実はそううまくはいきません。なぜなら仕事で疲れて帰宅した後に勉強をするのは、簡単なことではないからです。
自宅には誘惑がたくさんあり、勉強するように言ってくれる人もいません。ついついサボってしまい、いつまで経っても英語が身につかない方が多いです。
ビジネスパーソンは英語コーチングスクールで英語を習得すべき
仕事が忙しく、仕事終わりにもなかなか勉強時間を確保できそうにないビジネスパーソンにおすすめの英語学習方法が、英語コーチングスクールです。
英語コーチングスクールとは、英会話レッスンに加えて、自宅学習のサポートまで行うサービスです。国内にいながら英語を習得できるサービスとして今注目を集めています。
英語コーチングでは、英会話講師とは別に、コーチが専属で付き、あなたの自宅学習のサポートをします。サポート内容は学習カリキュラムの作成、日々の学習進捗のチェック、定期的なカウンセリングなどです。
自分一人ではなくコーチがいることで、サボりにくい環境が生まれます。また正しい学習方法や自分にあった教材などを教えてもらうことで、学習効率も上がります。
時間がないビジネスパーソンが限られた時間で英語を勉強するのなら、効率が良いに越したことはありませんよね。
英会話教室やオンライン英会話との違い
英語を学習する方法には、英語コーチングスクール以外にも、英会話教室やオンライン英会話スクールがあります。しかし英会話教室やオンライン英会話スクールのサービスは、あくまでレッスンのみです。その後の自宅学習のサポートまでは行ってくれません。
英語を習得するには、インプットとアウトプットのバランスが大切です。英会話スクールでアウトプットするためには、自宅学習でのインプットが欠かせません。やはり英会話教室やオンライン英会話スクールと比べても、英語コーチングスクールの方がおすすめです。
英語コーチングスクールならトライズがおすすめ
現在日本には数多くの英語コーチングスクールが存在していますが、その中でも特におすすめなのがトライズです。
トライズは1年間かけて1,000時間の学習時間を確保できる英語コーチングスクールです。他英語コーチングスクールの受講期間は2〜3ヶ月が一般的で、受講終了後は再び自分で英語学習をしなければなりません。
英語コーチングによって正しい学習方法を身につけても、一人で学習をして挫折しない保証はありません。一方トライズでは1,000時間学習をして英語が習得できるまで徹底してサポートを行っています。
「この一年で英語力を手に入れてしまいたい」「ダラダラと成功するかわからない英語学習を続けるのは嫌だ」という方はトライズをお試しください。
トライズでは無料カウンセリングを行っています。カウンセイングはオンラインで簡単に受けられます。
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。