「性格」って英語で何と言う?性格を表す英語・例文とニュアンスの違いも紹介!
英会話をしていると、人の性格について話す機会はとても多いと思います。
明るい人、物静かな人、気難しい人、いじわるな人など、知り合いや有名人の様々な性格について話す機会があることでしょう。
そこでこの記事では、人の様々な性格について、英語でどんな表現をするのかをいくつかのパターンでお伝えしていきます。
この記事を読み終わる頃には、人の様々な性格を表す際の語彙力が、微妙なニュアンス違いも含めて格段に上がっているのでぜひ最期まで読んでみてくださいね。
英語で「性格」を表す英単語と例文
人の性格を表す時は「Character」や「Personality」がよく使われます。
- She has a cheerful character.→彼女は明るい性格をしている。
- This letter describes his personality.→この手紙には彼の性格がよく表れている。
といった具合に、「あの人はこんな性格!」と言う時のオーソドックスな言い方として「Character」や「Personality」を使うことが出来ます。
また性格を表す英単語としてオーソドックスな「Character」と「Personarity」ですが、少しだけニュアンスの違いがあります。
「Character」は、「人の性格を含めた、性質や特色」を表します。
対して「Personality」は、「Person」が中に組み込まれている通り「(その人の)個性、人格」というニュアンスがあります。
どちらの表現が良いor悪いということはありませんが、細かいニュアンスの違いを知った上で、より適切な表現を意識して使えるようにしたいですね。
「明るい性格」を表す英語
明るい性格を指す英単語として、「Cheerful」が挙げられます。
前項の例文「She has a cheerful character.→彼女は明るい性格をしている。」でも登場しましたね。このような使われ方をします。
また、陽気さを表す「Hilarious」や、はつらつとした「Bubbly」という単語もありますね。
Bubblyと言うと某芸人さんの影響から「バブル世代の~」みたいなイメージがありますが、実際はそういったニュアンスはありません。(笑)
また類義語として、outgoing(外向的な)という表現もあります。
この表現はフォーマルな場でも使うことが出来ますね。
- Cheerful→明るい性格
- Hilarious→陽気な性格
- Bubbly→はつらつとした
- Outgoing→外向的な
【注意】「Vigorous」という「活発な」を表す英単語がありますが、これは”行動が”活発。(例:Vigorous activity=活発な活動)
個人の内面的な性格とは少しニュアンスがズレるので、使い分けが必要です。(英辞朗より)
「暗い性格」を表す英語
「暗い性格」とストレートに言う時には、「Gloomy=暗い、陰気な」という表現が使えます。
もう少しオブラートに包んだ「Quiet=もの静かな」という言い方も出来ますね。状況に応じてこの表現も使えると、言葉に詰まらず便利かも知れませんね。
また、「もの静かな人」を表す英語で以下のような言い方もありますね。
- He is cool and collected. 物事に動じない人。
- He doesn’t show his emotions. 感情が顔に出ない人。
他にも、「He has methodical quality.=彼は几帳面だ。」という表現もあります。この場合はCharacterやPersonalityではなく「Quality」を使います。
自分が伝えたいニュアンスの違いを意識して使い分けられるとベストですね。
「性格が悪い」を表す英語
「あの人、性格悪い!」と英語で言いたいときは、「Ill natured=意地が悪い」という表現が使えます。
「He is an ill natured person.彼は意地の悪い人だ。」といった感じですね。
また、キツい性格という言い方で、以下のような表現も出来ます。
- Nasty Personality
- Annoying personality
- Offensive personality
Nastyは「不快な」という意味、Annoyingはイライラさせるような、といったニュアンス。
Offensiveは元々「攻撃的な」という意味合いですが、それが転じて「不快な」という意味にもなります。
各単語のニュアンスの違いを意識しながら使い分けられるのが理想的ですね。
他にも、Twisted(ひねくれもの)という表現もあります。
- He is twisted.(彼はひねくれている。)
- Twisted personality (ひねくれた性格)
といった感じですね。
「性格を直す、改善する」を表す英語
英語で「性格を直す」と言いたい場合、Characterは使わずに「Fix my attitude」や「Improve my attitude」などのように、態度を表す「Attitude」を使うのが自然です。
「Characterを変える」と言うと、「演技の中での役柄を変更する」という風に聞こえてしまうようで、それと明確に区別するイメージでAttitudeを使うようです。
日本人に多い性格は英語で?
日本人の性格として、「謙虚だ」とか「温和だ」というイメージを持つ人は少なくありません。
これらの性格について、英語で
- Modest
- Gentle and patient
という表現を使うことが出来ます。
Modestは、「謙虚」という形容詞で、「実力は備えているけど、必要以上に多くを語ろうとしない」というニュアンスで使われています。(過小評価するような意味では使われません。)
Gentle and patientについては、「温和で辛抱強い」という意味で使われます。
これらの表現も、適切に使えるようになっておきたいところですね。
性格を表す英語 : いろんな性格ごとの例文
Kind「親切な、優しい」
Kindは「親切な性格、優しい性格」を表す英単語です。
- Bill is so kind that he always helps me out.
ビルはとても親切でいつも私のことを助けてくれる。 - Jane is such a kind woman that everyone likes her.
ジェーンはとても親切な女性なので、皆彼女が好きだ。 - Be kind to your friends, because friendship lasts forever.
友達には親切にしなさい。友情というのは一生続くのだから。
また、性格だけでなく行動にKindをつけることでも、その人の性格に言及できます。
- She is always kind to him.
彼女はいつも彼に親切だ。 - It’s kind of you to invite us.
お招きいただきありがとうございます。 - That’s very kind of you.
ご親切にありがとうございます。
Gentle「優しい、親切な」
Gentleman(ジェントルマン)のGentleです。
ジェントルマンのイメージの通り、「穏やかで、優しく、親切な性格」を表すときに役に立ちます。
- She has a gentle heart.
彼女は優しい心の持ち主です。 - She said in a gentle voice.
彼女は優しい声で言った。
またKindと同様に、行動にGentleをつけることでその人の性格に言及できます。
- She is gentle to animals.
彼女は動物に対して優しい。 - She is gentle with children.
彼女は子供達にやさしい。
Reliable「頼りがいがある、信頼できる」
Reliableは「頼りがいがある性格、頼りになる性格、信頼できる性格」を表すことができます。
- She is a reliable person.
彼女は信頼できる人だ。 - You are the only reliable on.
あなただけが頼りです。
またReliableは人だけでなく、情報や会社などの信ぴょう性にも使われます。
- The telephone is a reliable means of communication.
電話は頼りになる伝達手段です。 - We provide a totally reliable service for our customers.
我々は100%信頼の置けるサービスをお客さまにご提供致します。
Outgoing「社交的な」
Outgoingは「社交的な性格」を表す英単語です。
- She has a very outgoing personality.
彼女は非常に社交的な性格をしている。 - He is outgoing.
彼は外向的だ。
〈注意〉Outgoingには「出ていく」の意味もあるので、文脈を見て意味を判断する必要があります。
- an outgoing minister
辞職する大臣 - the outgoing president
引退する社長
Sociable「社交的な」
Sociableも上述のOutgoingと同様に「社交的な性格」を表す英単語です。
Socialは「社会」を表す英単語で、そこにable(可能な)をくっつけることで「社交的な性格」を意味する英単語になります。
- Tom is very sociable.
トムはとても社交的だ。 - The Johnsons are very sociable people, who enjoy hosting parties often.
ジョンソン一家は大変社交的で、頻繁にパーティーを開くのが大好きだ。 - She was very cheerful and sociable, a pleasure to speak with.
彼女はとても明るく気さくな方で、楽しくお話を伺うことができました。
easygoing「気楽な」
easygoingは「気楽な性格、のんびり屋さん」を表す英単語です。
- He is an easygoing person.
彼はのんびり屋さんだ。 - Mike is serious and hardworking while Sally is talented and easygoing.
マイクは真面目で勉強熱心だが、サリーは才能があってのんきだ。
optimistic「楽天主義の、楽観的な」
optimisticは、「楽天主義の、楽観的な」を意味する英単語です。
反対語は、 pessimistic「悲観的な」を使います。
- He is optimistic about the future.
彼は将来について楽観的だ。
まとめ
この記事では、「○○な性格」を英語で表す時に使える表現についてお伝えしてきました。
ひと口に「性格」と言っても、様々な言い方があるということ、そして「明るい性格」や「もの静かな性格」、「キツい性格」にも、それぞれにニュアンスがありましたね。
英会話において各表現ごとに、適切な言い回しや適切なシチュエーションを意識して使えるようになれれば、あなたの英語に対しての相手からの評価はグッと上がります。
さらに、直訳の意味だけではなく、その表現のイメージを正確に掴むことにも繋がるので、英語の表現のコアイメージを掴むのにとても役立ちます。
この記事でお伝えした表現を覚えて利用するだけではなく、様々なニュアンスを体感的に感じ取って、あなたの本質的な英語力の糧としていただければ幸いです。
相手に伝わる英語表現を学ぶならコーチング英会話トライズ
「決められた期間内にどうしても英語を話せるようにならないといけない!」
そんな方にはコーチング英会話のTORAIZ(トライズ)がオススメです。
コーチング英会話とは、ただ英語を教えるだけでなく科学的根拠に基づいて効果的な勉強法を無理なく継続させる事に注力した英会話サービスです。
TORAIZは、そんなコーチング英会話の中でも継続率が91%以上!
英語力だけでなくコーチングの技術も洗練されたコンサルタントが、あなただけのために作られたスケジュールを管理しながら、無理なく挫折しない方法であなたをサポートします。
オンラインでの無料カウンセリングも実施しているので、少しでも興味を持った方はぜひご連絡くださいね。
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。