英語で「部署」を紹介しよう!言い方と表記まとめ
英語で自分の部署を伝えたいけれど、なんと言えばいいかわからない。みなさんは英語で仕事をしていて、自分の部署や役職をどう言えばいいのだろうとお困りになったことはありませんか。
会社によっていろんな部署がありますし、なかには日本特有のものもありますよね。こちらでは、そんな部署の英語での言い方をご紹介している記事です。
一般的な部署をはじめ、いろいろな英語の肩書をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
本記事でわかること
- 「部署」を表す英語
- 「役職」を表す英語
- 部署の紹介に便利なフレーズ
目次
英語で部署は何て言う?
仕事でやり取りをするとき、自分の所属する部署や役職を相手に伝えると思います。ただ、英語では何と言えばいいのでしょうか。
こちらでは、「営業部」や「総務課」といった会社の様々な部署の言い方をご紹介したいと思います。
「部署」を表す英語
英語で「部署」は、departmentもしくはdivisionといいます。どちらも日本の「~部」や「~事業部」にあたります。この2つにそれほど大きな違いはないのですが、一般的に官庁や大企業などはdivision、一般の会社の部署はdepartmentで表記されることが多いです。
ただし、どちらを使うかは会社によって異なるので、厳密な使い分けはありません。ここでは、一般的な部署の表記をまとめてみました。ちなみにこちらでは、部署をdepartmentで統一していますが、divisionを使うこともできます。
総務部 | General Affairs Department |
人事部 | Human Resource Department / Personnel Department |
経理部 | Accounting Department |
知的財産部 | Intellectual property Department |
法務部 | Legal Affairs Department |
監査部 | Audit Department |
広報部 | Public Relations Department |
広告部 | Advertising Department |
財務部 | Financial Department |
営業部 | Sales Department |
営業推進部 | Business promotion Department |
企画部 | Planning Department |
営業企画部 | Sales Planning Department |
マーケティング部 | Marketing Department |
開発部 | Development Department |
商品開発部 | Merchandising Department |
品質管理部 | Quality Control Department |
流通部 | Logistics Department |
技術部 | Engineering Department |
生産部 | Production Department |
製造部 | Manufacturing Department |
研究開発部 | Research & Development Department |
販売促進部 | Sales Promotion Department |
資材部 | Material Department |
購買部 | Purchasing Department |
調達部 | Procurement Department |
輸出部 | Export Department |
輸入部 | Import Department |
海外事業部 | International Operations Department |
「課」を表す英語
英語で「課」は、sectionもしくはgroupを使います。departmentと同じく名前の後ろにおいて、personnel section(人事課)などとします。
総務課 | General Affairs Section |
人事課 | Personnel Section |
採用課 | Recruit Section |
福利厚生課 | Employee Benefits Section |
経理課 | Accounting Section |
広報課 | Public Relations Section |
営業課 | Sales Section |
営業1課 | Sales Section 1 |
企画課 | Planning Section |
情報課 | General Information Section |
情報システム課 | Information System Section |
税務課 | Taxation Section |
統計課 | Statics Section |
「室」を表す英語
秘書室などの「室」はofficeといいます。roomとは言わないので注意しましょう。そのほか、研究所はlaboratory、センターはcenterと表記します。
社長室 | Office of the President / President’s Office |
秘書室 | Office of the secretary / Secretary’s Office |
広報室 | Public Relations Office |
内部監査室 | Internal Audit Office |
IT戦略室 | IT Planning Office |
開発戦略室 | R&D Planning Office |
IR室 | IR office |
技術研究所 | Technology Research Laboratory |
総合研究所 | Multidiscipline Laboratory |
研究センター | Research Center |
「役職」を表す英語
英語で「役職」や「肩書」は、positionもしくはtitleといいます。英語では、部署ではなくこの役職を伝えることも多いです。こちらでは、いくつか代表的な役職をあげています。
会長 | Chairperson |
社長 | President |
副社長 | Vice president |
最高経営責任者 | Chief Executive Officer(CEO) |
最高執行責任者 | Chief Operating Officer(COO) |
代表取締役 | Executive Director |
取締役 | Director |
監査役 | Auditor |
支店長 | General Manager |
店長 | Store Manager |
本部長 | Division Director |
部長 | General Manager |
課長 | Manager / Section Manager |
係長 | Deputy Manager / Supervisor |
英語で部署を紹介しよう
仕事をしていると、自分の仕事や所属する部署について説明することがあると思います。
こちらでは、そんな英語で自分の仕事を紹介するときに使えるフレーズや表現をご紹介しています。
自己紹介
それでは、はじめに自己紹介のとき使える表現やフレーズを見ていきましょう。
in the ~ department
初対面の人と会ったりすると、はじめに「営業部の鈴木です」というように、所属する部署を簡単に伝えると思います。この「~部の」は、in the ~ departmentを使って表します。
- Nice to meet you. I am Yuto Suzuki in the sales department.
(初めまして。営業部の鈴木ユウトです。) - My name is Naoko Saito in the marketing department at AAA company.
(AAA株式会社マーケティング事業部の斎藤ナオコと申します。)
work in
work inを使って、I work in the ~ department「~部に所属しています」ということもできます。また、冠詞(the)とdepartmentを省略して、I work in marketingとだけ言うこともできます。
- My name is Yuto Suzuki. I work in the sales department of AAA company.
(鈴木ユウトです。AAA株式会社の営業部に所属しております。) - I work in the marketing department at AAA company.
(AAA株式会社のマーケティング事業部に所属しております。) - I work in research and development at ABC company.
(ABC株式会社にて、研究開発に携わっています)
関連記事:【ビジネス英語の基本】英語での自己紹介に使えるシンプルな英文を紹介
I am a ~ / work as a
英語では部署のほかにも、職業(occupation)や肩書(position / title)を使って自分紹介をしたりします。どちらかといえば、自己紹介では部署を伝えるより肩書を伝えることのほうが多いかもしれません。
たとえば、システム開発部に所属しているとすれば、I am a system developerというような紹介の仕方をします。同じ意味で、I am working as a「~として働いている」もよく使われる表現です。
- My name is Kenji Yamashita. I’m a software developer at ABC corporation.
(山下ケンジといいます。ABCコーポレーションにて、ソフトウェアを開発しています) - I am a sales representative at ABC Shoji.
(ABC商事で営業をしております。) - I am working as a salesperson for a cosmetics brand.
(ある化粧品ブランドの販売員として働いています。)
responsible for
responsible forは「~の担当している」という意味のフレーズになります。担当する仕事の前に置いて、responsible for sales of「~の販売担当」というような使い方をします。
また「責任を持つ」という意味もあり、responsible for the sales departmentというと「営業部の責任者」という意味にもなります。同じ意味でin charge ofも使われます。
- I am responsible for internal audit of ABC company.
(ABC株式会社の内部監査の担当をしております。) - I am in charge of the financial department in ABC corporation.
(ABCコーポレーション財務部の責任者をしております。)
関連記事:「管理する」は英語でなんて言う?細かい意味ごとに例文付きで紹介
involved in
involved inは、「~に従事している」という意味の表現です。具体的な業務を指して、たとえば「販売促進に携わっております」というような使い方をします。
I am involved in ~ということもできますし、後ろに動詞を取って、I am involved in ~ingということもできます。
- I am involved in product development.
(商品開発に携わっております。) - I’m involved in promoting products at AAA company.
(AAA株式会社にて、製品の販売促進に携わっております。)
職務の説明
つづいては、部署の仕事内容を説明するときの表現やフレーズをご紹介したいと思います。
my(our)job is to
部署や役職名だけでは、どのような仕事なのか伝わらないこともありますよね。そんなときは、my job is to「~するのが仕事です」などとして、仕事の内容を簡単に説明しましょう。
- I am in the Import Department, and my job is to charter tankers for crude oil import.
(輸入部におり、原油輸入のためのタンカーをチャーターしています) - I am an administrative assistant. My job is to answer phone calls, arrange meetings, respond inquiries and so on.
(事務アシスタントをしており、電話応対、会議の調整、問い合わせへの対応などをしています。) - Our job is to optimize company’s website to increase the numbers of visitors on the website.
(会社のウェブサイトを最適化して、ウェブサイトに訪れる人を増やすのが仕事です。)
responsible for
responsible forは担当を表すほかに、職務内容を説明するときにも使われます。
たとえば、I am responsible for training workersというように、職務の説明として使うこともできますし、The department is responsible forと言えば、部署の仕事内容を表すこともできます。
- I work in human resources. I am mostly responsible for recruiting.
(人事部で働いており、主に採用を担当しています) - I am a sales manager and I’m responsible for overseeing the performance of the sales department.
(営業部長をやっており、営業部の仕事を監督しています。) - The Marketing Department is responsible for promoting our products to the target consumers.
(マーケティング部は、ターゲットとなる消費者への自社製品の販売促進を担当しています。)
関連記事:ベンチャー企業は英語で何と言う?実は和製英語って本当?
文書での書き方
最後に、Eメールやビジネスレターといった文書での部署の書き方をご紹介します。日本では、会社名から始まり部署、役職、名前と書いていきますが、英語はこの反対です。
はじめに名前を書いて、それから役職、事業部、会社という順番に書いていきます。名刺などでもこのような順の記載をします。
- Yuto Suzuki
General Manager
Sales Department
AAA company
またEメールといったやり取りでは、会社名や事業部を省略することも多いです。本文の最後に名前と役職だけを書くことが多く、役職を書かずに名前だけ記載するということもあります。
部署を記載しないと失礼ということはまったくありませんので、あまり気にしすぎる必要はないですよ。
まとめ
こちらでは、「部署」を英語でどう言うかについてご紹介しました。部署は、departmentを使い、sales department(営業部)、accounting department(経理部)といった言い方をします。
そのほか、さまざま部署の言い方をまとめていますので、部署を伝えるのに困ったことがあるという方はぜひ参考にしてみてください。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。