「取り急ぎご連絡いたします。」を英語で何と言う?ビジネスシーンで大活躍の表現を例文付きで紹介!
ビジネスメールや企業とのやり取りで、「取り急ぎ」という言葉はよく使われますよね。
「来週の面談について、時間が変更になります。具体的な時間は追って連絡致します。取り急ぎ、ご連絡まで。」
「取り急ぎ、確認したいことがあります。」
まだ細かい日程や詳細はわかっていないながらも、現在わかっていることをいち早く伝える時に使われます。
そんな「取り急ぎ」を、英語ではなんと言うのでしょうか?
この記事では「取り急ぎ」を表す英語表現について、例文付きでお伝えします。
この記事を読み終わる頃には、ビジネスシーンでいち早く情報を伝えることができる「取り急ぎ」について、適切に英語で表現できるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
そのまま使える「取り急ぎ」の英語
「取り急ぎ〇〇します」を英語で表す際に、「I just wanted to 〇〇 …」の形がとても役に立ちます。
- I just wanted to 〇〇 …
↑の形で「取り急ぎ…について〇〇させていただきます。」の意味で使うことができ、多くの場面で応用して使えます。
いくつか例文を挙げてみましょう。
- I just wanted to inform you about…
…について取り急ぎお知らせします
〇〇の部分に「Inform」を入れて、「…以下について取り急ぎお知らせします。」を表しています。
また、inform you aboutの部分を変えて「I just wanted to let you know that … (S V)」の形でも「That以下(S Vで構成される文章)の内容について取り急ぎお知らせします。」を表すことが可能です。
- I just wanted to let you know that our next meeting date has been set to 2 PM on May 11th.
次回の定例会議は5月11日のPM2:00からの開催となりましたことを取り急ぎお知らせします。 - I just wanted to let you know that I confirmed the schedule change next week.
来週のスケジュール変更について確認済みであることを、取り急ぎご連絡いたします。
他にも…
- I just wanted to give you a reminder about the upcoming webinar.
次のウェブセミナーについて取り急ぎリマインドです。
〇〇の部分に「Give you a reminder」を、…の部分に「the upcoming webinar」を入れて「次のウェブセミナーについてのリマインドを取り急ぎお送りします。」を表しています。
- I just wanted to check if…
…について取り急ぎ確認です
↑は〇〇の部分に「check if」を入れて「取り急ぎ…を確認します」の形にしています。
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適切に使い分ける「取り急ぎ」の英語
「I just want to 〇〇 …」以外にも、「取り急ぎ」を表現できる英語があります。
順番に見ていきましょう。
Just a quick note~
「Just a quick note~」は「急いで済ませるメモ」のニュアンスで使われ、日本語での「取り急ぎ」と近い表現です。
例文↓
- This is just a quick note to tell you that Mr. Greg called in this morning.
グレッグさんから今朝お電話がありましたことを取り急ぎお伝えします。 - This is just a quick note to inform you that our client has agreed to change our meeting date.
日程変更のOKをもらえたことについて、取り急ぎ報告です。
とても使いやすい表現ですが、「急いで済ませる」のニュアンスが強く、丁寧な印象からは少し離れるので社外の人に使うのは避けた方が無難です。
ですので、社内の人に取り急ぎお知らせする際に使いたいフレーズですね。
また、似た表現に「Here’s (This is) a quick update on…」という表現もあるので、合わせて覚えておくと表現の幅が広がりますよ。
例文↓
- Here’s a quick update on the status of our website renewal.
ウェブサイトのリニューアルについて取り急ぎご報告です。 - This is a quick update on that we will reopen our café on next Tuesday.
来週の火曜日にカフェを再オープンします。取り急ぎご連絡致します。
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For now
For nowは「現時点では、今のところ」を表す英語表現です。
こちらも日本語の「取り急ぎ」に近いニュアンスで使うことができます。
ただし、あまり多用すると「後で変わる可能性がありますが…」のニュアンスが強くなってしまうので、自分が伝えたい意図を意識して使うように注意しましょう。
- I would like to send you this document for now and get it back to you soon.
取り急ぎこちらの書類をお送りしておきます。後ほどまたご連絡いたします。 - This is our schedule for now.
取り急ぎ、現在の私たちのスケジュールを共有します。
Urgent
Urgentは「至急の、緊急の」の意味を持つ英単語です。
ビジネスシーンでは「Urgent matter=緊急を要する案件」などで使われます。(TOEICで頻出の表現でもあります。)
「至急、情報を送ります。」をUrgentで表して、「取り急ぎ、ご連絡まで」を意味するようなイメージで使うことが可能です。
例文↓
- I have an urgent matter I must speak with you about.
取り急ぎ済ませなければならない話があります。 - I am contacting you urgently.
取り急ぎご連絡します。
まとめ
この記事では、ビジネスシーンで情報をいち早く伝えるときに使われる「取り急ぎ」の英語表現についてお伝えしました。
ここまでお読みのあなたは、得意先やビジネスパートナーにいち早く情報を届けるときに「取り急ぎ」を英語で適切に使うことができます。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現の一助になれば幸いです。
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。