「疲れた」は英語でなんて言う?「tired」だけじゃない!疲れの度合いで使い分ける表現を例文付きで紹介!
「疲れた」を英語に訳すとき、まっ先に思い浮かぶのは「tired」ですが、実は他にもたくさんの表現があります。
日常生活においても「今日は疲れてるから、今夜の飲み会には行けそうにないわ」と言ったり、またビジネスシーンにおいても「君の部下はこの前のプロジェクトで疲れているように見えるから、少し休暇を与えたらどうかな?」など、会話の中で「疲れた」という言葉が登場することは多いです。
この記事では、「疲れた」を表す英語表現を、「tired」を使った表現だけでなく、他にもネイティブスピーカーが使う自然な表現を、例文付きで紹介します。
この記事を読み終わる頃には、「疲れた」を英語で表すとき、tired以外にも適切な語彙(ごい)を使って表現出来るのでぜひ最後まで読んでください。
目次
tiredを使った「疲れた」の英語表現まとめ
まずは「疲れた」を英語で言うときの定番表現である「tired」について正しく表現出来るようになりたいですね?
もうご存知の知識も多いかとは思いますが、いま一度確認しておきましょう。
TiredとTiringの違い
英会話を始めたての初心者が間違えがちなのが「Tired」と「Tiring」を区別せずに使ってしまうという点です。
TiredとTiringの違いは、以下のイメージで覚えるとイメージがしやすいです。
- Tiredは人が主体のときに使う
- Tiringは物事が主体のときに使う
Tiredを使う場合
「私は疲れている」を英語で言いたいときは、「I’m tired」と言います。
「疲れ”ている”なのに、進行形じゃないの?」と思うかもしれませんが、進行形には「今現在、疲れていない状態から疲れている状態に移行中だ」のようなニュアンスがあるため不自然な印象になってしまいます。
イメージしやすい例を挙げると、「He is dying」は「彼は死んでいる」ではなく「彼は死にかけている」という訳になることを覚えておくと、「疲れている」を「Tiring」では表さないことが理解しやすいですね。
Tiringを使う場合
Tiringは「物事が主体」になる場合に使います。
現在進行形で使うのではなく、「現在分詞」として使います。
例文
- I had a very tiring weekend.
週末はたいへん疲れた。 - My summer vacation this year was tiring.
今年の夏は僕にとって疲れるものだった。
↑このように、イベントごとや期間など、物事が主体になる場合に「Tiring」が使われます。
TiredとTiringの使い分けは英会話の初歩の知識ですが、正しく使い分けが出来ると非常に英会話が様(さま)になるので、覚えておきたいですね。
Tiredを使った「疲れた」の英語表現
Tiredを使った表現には、単純な「I’m tired.」という表現の他にも、「Tired from」や「Tired of」といった表現があります。
単純に「I’m tired.」とだけ話した場合、「もう疲れた、休みたい」というニュアンスに聞こえてしまうので注意が必要です。
「〜で疲れた」というような理由を話すときは、「I’m tired from ~」と、Tiredの次にFromを加えて話すことができます。
例文
- I’m tired from working overtime yesterday.
昨日残業をして疲れてしまいました。
また、身体的な疲れとは少し違う「精神的に参ったなぁ」というニュアンスを伝えるときは「Tired out」を使うことができます。
例文
- I’m tired of waiting.
待ちくたびれてしまった。
このように、同じ「Tired」を使った表現でも
- 疲れてしまったので休みたい
- 〜をして疲れてしまいました。
- 〜で(精神的に)くたびれてしまいました。
というニュアンスで使い分けることができます。
tired以外の「疲れた」の英語表現まとめ
「疲れた」と聞いて真っ先に思い浮かぶ「tired」以外にも、英語で「疲れた」を表現する方法はたくさんあります。
tired以外で「疲れた」を表現するときは、特に「クタクタになった。」「精魂尽き果てた」くらいの「強い疲れ」を表します。
順番に見ていきましょう。
Exhausted
Exhaustedは、Exhaust(使い果たす)を意味する動詞の過去分詞形です。
体力や精神力を「使い果たした」というイメージで使われるわけですね。
例文↓
- I was so exhausted from working overtime every day.
毎日残業で疲れ果てました。 - He was totally exhausted from finishing the full marathon.
彼はフルマラソンを完走したことですっかり疲れ切ってしまった。
Weary
Wearyは上述のExhaustedと同様に「疲れ果てた」を表す形容詞です。
「疲れ果てて、もう動けない」というニュアンスですね。
例文↓
- I’m weary.
疲れてしまってグッタリだ。 - I’m weary after a long journey.
長旅でくたくたです。
Worn out
Worn outも「疲れ果てた」を表す表現です。
Worn outはWear outの過去分詞形で、Wearはもともと「(服、靴などを)着る」の意味で使われます。
Wearが「服を着る」ことに関する動詞なので、Wear outも「擦り(すり)切れてボロボロになる」という意味で使われます。
そんなWear outが人を主語にして使われると、「ボロボロになるほどに疲れ果てた」というニュアンスになるわけですね。
例文↓
- I held a home party today, so I’m worn out from all the cooking.
今日はホームパーティーを開いたのだけど、料理を作りすぎでヘトヘトです。 - I’m worn out from taking care of those twins.
双子たちを世話したので疲労困憊です。
Burnt out
Burnt outも「疲れ果てた」を表す表現です。
BurntはBurn(燃える)の過去分詞形ですから、「燃え尽きた」という意味で使われます。
日本語でも、疲れ果てたことを「燃え尽きた」と表現するのでイメージはつきやすいですよね。
例文↓
- He is burnt out from working overtime every day.
彼は毎日の残業で疲れきってしまった。 - Try to get some rest before you are burnt out.
力尽きてしまう前に、休憩を取るようにしなさい。
まとめ
この記事では、日常会話でもビジネスシーンでも頻出の会話表現である「疲れた」を意味する英語表現をお伝えしました。
ここまでお読みのあなたは、「疲れた」を意味する「tired」を適切な形で使うことができ、また「tired」以外の「疲れた」を表す英語表現を適切に使いこなす知識を備えているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現の一助になれば幸いです。
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トライズでの1年は、
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。