【音声変化シリーズ】”want to”が「ワナ」に聞こえる?wannaのルールを徹底解説


“I want to go home.”が、ネイティブの会話では「アイワナゴーホーム」のように聞こえませんか?
これは、want toがwannaに変化する、非常に頻繁に起こる音声変化です。
映画や海外ドラマ、洋楽の歌詞など、あらゆる場面で耳にするこの音の変化を知っているかどうかで、リスニングの聞き取りやすさが大きく変わります。
この記事では、あなたの英語を格段に自然にするwannaのルールと、使う際の注意点を分かりやすく解説します。
目次
wannaとは? “want to”が合体するルール


まずは、wannaがどのような音声変化なのか、その基本から見ていきましょう。
wannaの基本
wannaは、want toが口語(話し言葉)で使われる際に、音が連結・脱落して一つの単語のように発音される形です。
あくまでカジュアルな話し言葉での変化なので、論文やビジネスメールといったフォーマルな書き言葉で wanna と表記することはありません。
音声的には、wantの最後にある[t]の音が発音されなくなり、wanとtoが滑らかにつながることでwanna [wɑ́nə]という音になります。
なぜ?
では、なぜこのような音の変化が起こるのでしょうか。
これは、ネイティブスピーカーがより速く、より楽に、より滑らかに話すための「省エネ発音」の一種です。
[n]の音と[t]の音は、舌先を上の歯茎につけるという点で、舌を使う位置が非常に近いです。
そのため、want to のように連続すると、[t]の音が[n]の音に吸収されるように弱まったり、発音されなくなったり(脱落)することがよくあります。
その結果として、wannaというスムーズな音に変化するのです。
関連記事:【音声変化シリーズ】Flap Tとは?ネイティブ発音の鍵「Tのラ行化」を徹底解説
【重要】wannaが使える時・使えない時


「じゃあ、いつでもwant toをwannaに変えていいの?」と思うかもしれませんが、そうではありません。
wannaには明確な文法的なルールが存在し、間違って使うと非常に不自然に聞こえてしまいます。以下のルールをしっかり覚えましょう。
wannaが使える条件
wannaが使えるのは、want toの主語がI, you, we, they、または複数形の名詞の時です。つまり、動詞が原形のwantの時に限られます。
- OK: I wanna go. (I want to go.)
- OK: Do you wanna see? (Do you want to see?)
- OK: They wanna join us. (They want to join us.)
wannaが使えない条件
反対に、以下のような場合にはwannaは使えません。
条件1:主語が三人称単数(he, she, it)の時
主語が三人称単数の場合、動詞はwants toとなります。このwants toはwannaには変化しません。(実際にはwansta [wɑ́stə] のように聞こえることが多いです)
- NG: × He wanna go.
- OK: ○ He wants to go.
条件2:wantとtoの間に目的語となる単語が入る場合
I want you to go.(私はあなたに行ってほしい)のように、wantとtoの間に目的語となる単語が入る場合、wannaは使えません。
- NG: × I wanna you go.
- OK: ○ I want you to go.
動画で音の変化をマスターしよう


wannaの滑らかな音の繋がりは、動画で実際の口の動きと音声を聞きながら学ぶのが最も効果的です。
例文でwannaを声に出して練習してみよう


ルールとコツが分かったら、実際に声に出して練習しましょう。日常会話で頻繁に使われるフレーズばかりです。
- I wanna go home. (家に帰りたいな)
- Do you wanna grab a coffee? (コーヒーでもどう?)
- We wanna thank you for everything. (全てに感謝したいです)
- What do you wanna do tonight? (今夜、何したい?)
まとめ


今回は、ネイティブの日常会話で頻出する音声変化wannaについて解説しました。
このような音声変化を知ることは、自然なスピーキングだけでなく、リスニング力を向上させるためにも不可欠です。
しかし、wannaには「三人称単数では使えない」といった文法的な制約もあり、「いつでも使えるわけではない」という点が独学の落とし穴になりがちです。
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トライズでの1年は、
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。






















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