キクタンTOEIC SCORE600の特徴と効率的な使い方まとめ
「キクタンTOEIC SCORE600」は、TOEIC600点を目指す方に向けて作られた単語帳です。キクタンは人気の英単語帳ということもあり、キクタンの購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、以下の内容について解説します。
- 「キクタンTOEIC SCORE600」の特徴
- 「キクタンTOEIC SCORE600」の効果的な使い方
「キクタンTOEIC SCORE600」に関する正しい情報を手に入れて、TOEIC単語を効率的に覚え、スコアアップを目指しましょう。
目次
「キクタンTOEIC SCORE600」の特徴
「キクタンTOEIC SCORE600」の特徴を3つまとめました。
TOEIC600点対策用単語1120語を収録
「キクタンTOEIC SCORE600」には、TOEIC600点対策用の単語が1120単語収録されています。この1120という単語数は、他のTOEIC対策用単語帳と比べても多いです。
単語帳によっては、1冊でTOEIC初心者レベルから上級者レベルまで対応しているものもあります。1冊でTOEICの全ての範囲をカバーできるという点ではお得です。しかし「TOEIC600点レベルの単語は400単語」のようにレベル別に分けるとボリュームが少ない場合が多いです。
結局単語帳を数冊購入することになってしまっては元も子もありません。
しかし「キクタンTOEIC SCORE600」なら、1冊でTOEIC600点獲得に必要な単語は十分カバーできます。
ちなみに「キクタンTOEIC SCORE500」には448単語しか収録されていません。ただし英語初心者が最初に覚えるべき単語448単語が収録されています。英語に余程自信がない方以外は、まずは「キクタンTOEIC SCORE600」から購入するべきです。
頻出パートまで記載されている
「キクタンTOEIC SCORE600」には、全ての単語に「この単語はどのパートで頻出か」が記載されています。TOEICは全7パートの試験です。1〜4がリスニング、5〜7がリーディングですが、パートによって問題形式は全く異なります。当然パートによってよく出る単語とあまりでない単語があります。
「キクタンTOEIC SCORE600」でどのパートに出やすいかを意識しながら単語を学ぶことで、よりTOEICスコアアップに繋がりやすくなります。
またTOEIC対策では、必ず苦手なパートや得意なパートが出てきます。「キクタンTOEIC SCORE600」で苦手なパートで頻出の単語だけを集中的に学習すれば、苦手対策もできます。
TOEICでは得意を伸ばすよりも苦手をなくした方がスコアアップに繋がりやすいのでおすすめです。
TOEICのスコアアップに特化した構成になっている
「キクタンTOEIC SCORE600」は、TOEICスコアアップに特化した構成になっています。「キクタンTOEIC SCORE600」には赤シートが付いています。他の多くの単語帳では、英語部分が赤字になっており、赤シートを使って、日本語をみながら英語を答える学習を行います。
しかし「キクタンTOEIC SCORE600」では日本語部分が赤字になっており、英語をみながら日本語訳を答える学習が行えます。
TOEICで効率的にスコアアップを目指すために必要なのは、英訳ではなく和訳の力です。なぜならTOEICでは問題も選択肢も全て英語だからです。リスニングの音声も全て英語ですよね。
英語を話すためには英訳も和訳もどちらも必要ですが、TOEICで高得点を取ることだけを考えれば、必要なのは和訳の力です。
TOEICのスコアを効率的にあげたいのであれば、英訳の学習は不要ですし、綴りも当然覚える必要はありません。
「キクタンTOEIC SCORE600」では赤シートを活用して効率的に和訳力を鍛えられるのでおすすめです。
「キクタンTOEIC SCORE600」の効果的な使い方
「キクタンTOEIC SCORE600」の効率的な使い方を3つまとめました。
スキマ時間を有効活用する
「キクタンTOEIC SCORE600」は限られた時間のなかでも勉強できるように作られています。本書内でも、1回2分から学習できると記載されています。
キクタンは1つの単語でCheck1・Check2・Check3と3つのステップで学習できるようになっています。
Check1が単語と訳、Check2がフレーズ、Check3が例文です。別途ダウンロードできる音声は、Check1とCheck3のみ収録されています。
時間がある時はCheck1・Check2・Check3と全て学習しても良いですし、時間がない時はCheck3を飛ばして、Check1・Check2だけを学習しても構いません。このように学習時間に合わせて学習内容を調節できます。
またキクタンの単語帳自体がコンパクトなので、簡単にどこへでも持ち歩けます。常に本書を持ち歩いてスキマ時間があればサッと取り出し、TOEIC単語を学習しましょう。特に電車の中や会社での休憩時間など、毎日あるスキマ時間を単語学習の時間に当てるのがおすすめです。
ディクテーション
「キクタンTOEIC SCORE600」では、音声をダウンロードできます。この音声をダウンロードして、ディクテーションを行いましょう。
ディクテーションとは、英文を聞いて、聞こえた英文を文字に書き起こす学習方法です。英文全てを文字に書き起こしてみることで、どの単語が聞き取れてどの単語が聞き取れないのかがピンポイントで分かります。
問題を復習するときに、どこが分からなかったのかを確認しないまま次の問題に進んでしまう方は多いです。しかし分からないところを特定してそこを復習してこそ、次同じ問題が出たときに解けるようになります。
ディクテーションで自分が分からないところを見逃さないようにしましょう。
「キクタンTOEIC SCORE600」ではCheck3の例文をディクテーションするのがおすすめです。ちなみにディクテーションでは、聞こえた音声を文字に書き起こしますが、「キクタンTOEIC SCORE600」でディクテーションを行うときは、綴りはそこまで気にしなくてOKです。なぜならTOEICには綴りは必要ないからです。
シャドーイング
また「キクタンTOEIC SCORE600」でダウンロードした音声を活用して、シャドーイングも行えます。シャドーイングとは、流れる音声の後を追いかけるように、英語を発音する学習方法です。ディクテーションと並んで、英語学習において有名かつ効果的な学習方法です。
シャドーイングでは音声を聞き取る能力と、聞き取った音声を瞬時に日本語に変換する能力が鍛えられます。特に後者はTOEICのリスニングのみならずパート7の長文読解にも役立ちます。
シャドーイングに関しては、以下の記事でも詳しく解説しています。
まとめ
「キクタンTOEIC SCORE600」の特徴や効率的な使い方について解説しました。キクタンは英語業界でも有名で人気のある単語帳です。
本書で解説したことを実践することで、より効率的に英単語を覚えられますよ。TOEIC600点は、TOEIC平均点に近いスコアということもあり、TOEIC受験者の多くが最初に目標とするスコアです。まずは基礎である単語を固めてTOEICに臨みましょう。
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。