英語の勉強って結局どの本を買えば良いの?社会人の脱・初中級者に必要な参考書まとめ
「英語の勉強を始めたいけど、どの本から手をつけていいのかわからない…」
そんな悩みをお持ちではないでしょうか?
事実、英語を学ぶための本は数多くの種類があるので、書店で英語学習のコーナーに足を運んでもどれに手を付けて良いのかわからなくなります。
さらに、近年の英語需要に乗じてか、あまり良質とは言えない本も数多くあり、本当に英語力向上に役立つ良書を見極める妨げになっています。
そこでこの記事では、社会人が始める英語力の向上に本当に役立つ本を厳選して紹介します。
この記事を読み終わる頃には、あなたが向上させたい英語のスキルごとに、どの本に取り組むべきか十分な理解が得られているのでぜひ最後までお読みください。
目次
本当におすすめしたい英語の本|単語編
まずは単語力の強化に役立つものからです。
TOEIC L&R 出る単特急 金のフレーズ
社会人の英語学習で筆者が真っ先におすすめしたい単語帳がこの「TOEIC L&R 出る単特急 金のフレーズ」、通称「金フレ」です。
なぜなら、社会人の英語学習者にとって、最も成果を実感しやすい単語帳だからです。
その根拠は以下の通りです。
- 社会人にとって、最も魅力的な英語資格であるTOEICの単語帳
- 頻出表現が凝縮されており、成果が出るまでの即効性がある
- 場所を選ばず勉強出来るので、継続しやすく挫折率が低い
英語学習は成果が出るまで一定の時間がかかる傾向が強いです。
そのため、継続が要となり、同時に挫折との戦いでもあります。
挫折を防ぎ継続学習の要になるのがモチベーションの維持です。
そしてモチベーションの維持に最も効果的なのが、「成果が目に見える」ということです。
この金のフレーズは、社会人にとって最も魅力的な英語資格であるTOEICの頻出フレーズがギュッとまとまっており、TOEICのスコアとして成果が表れるのがとても速いです。
TOEICのスコアは、英検や受験のような合否ではなく明確な数字で表れるので、成果を実感するのにはうってつけです。
さらに、本としてはかなりコンパクトなサイズなので、持ち運びがしやすく通勤時間や休憩時間などにサッと取り出して取り組むことが出来ます。
継続学習をする上で勉強を開始するハードルが低いことはかなり大きな要素となるので、この点でも優れていると言えますね。
速読英単語 必修編
「しっかりとした英単語の基盤を作りたい」
そんな方におすすめなのは、この「速読英単語 必修編」がおすすめ。
これは大学受験生に向けた単語帳ではあるのですが、TOEICや英検上位級でもよく使われる表現もかなり多く収録されています。
また、他の単語帳と比べて特筆すべきは、「長文を読む過程で単語を覚える」という点。
単語を暗記するだけでなく、長文の中で覚える事で、そのニュアンスやどんな風に使われるのかを意識して覚えることが出来ます。
デザインも濃い青にゴールドなので高級感があって、人目につくところでも開いて取り組みやすいのが高ポイントです。
本当におすすめしたい英語の本|文法編
続いては、英文法の勉強で役に立つ本です。
TOEIC文法特急
単語編でも登場した「TOEIC 特急シリーズ」から、「1駅1題 新TOEIC(R) TEST 文法 特急」。
これも成果が出るまでに即効性のある良書ですね。
TOEICで頻出の文法事項が凝縮されており、こちらもスコアに反映されるまでがとても早いです。
また、文法事項だけでなくTOEICの文法問題を効果的に解いていくテクニック面についても多く言及されていて、この点もTOEICのスコアとして成果に出やすいポイントでもあります。
金のフレーズお伝えしたのと同様、目に見えた成果になるのが早い分モチベーションの維持にもつながりますし、コンパクトで持ち運びやすいので勉強に取り掛かるハードルが低いのが優れているポイントですね。
本当におすすめしたい英語の本|読解編
続いては、英文(長文)読解に役立つ本です。
英文読解入門 基本はここだ!
「長文読解が苦手」
「もっと早く正確に長文を読めるようになりたい」
そんな初・中級者全員におすすめしたいのがこの「英文読解入門 基本はここだ!」です。
なぜかと言えば、「中学レベルの英語なのに、なぜか読みづらい英文」について深掘りしていくような、「どうして読めないのか?読みづらいのか?」を根本的に紐解くような一冊だからです。
複雑な英文を読ませるのではなく、「なぜ中学レベルの英文でも読みづらいものがあるのか、それはどのように解釈してどのように訳せばしっくりくるのか?」について紐解くように書かれているので、初心者にもとっつきやすく、かつ、上級者向けの英文にも通じる「英文読解の根本」を掴むことが出来ます。
英語の長文に全く自信がない初心者にも、なんとか読めるけど時間がかかったり読むのに多大な集中力を要してしまう中級者にも強くおすすめ出来る一冊です。
基礎英文解釈の技術100
「筆者が一番お世話になった読解の本を教えて」と言われたら、真っ先にお答えするのがこの「基礎英文解釈の技術100」です。
というのは、この本(通称、基礎100)の取り扱う範囲の網羅性がとても広いからです。
入試基礎(センター試験レベル)から、難関大学レベルまでの読解技術をしっかりと丁寧に解説しています。
難関大学レベルの文構造を読めるようになれば、かなりの種類の英文構造をクリアに理解出来るようになりますよ。
上述の「基本はここだ!」と比べて少々ボリュームが多いので、例文や演習問題の全てを理解しようとはせずに、最初は各課のテーマを理解することだけを徹底することをおすすめします。
本当におすすめしたい英語の本|英会話編
「英会話するなら、英会話教室やオンライン英会話で実践を積むべきなんじゃないの?」
そう思われるかもしれませんが、実は英会話にこそ本を使った効果的な勉強法があります。
瞬間英作文トレーニング
「英会話なのに英作文?」と思われるかもしれませんが、英会話のプロセスにおいて中核となるスキルが”瞬間”英作文なんです。
英会話において、自分の伝えたいことを即座に伝えることは非常に重要なスキルです。
なぜなら、会話のテンポに直接的に関わるからですね。
自分の言いたいことをすぐに言えないと、だんだん焦ってきて思考が混乱し、会話として成立せずに終わってしまうのが問題になります。
そこで、頻繁に用いるシンプルな日本語を、シンプルな英文に”瞬時に”英訳するトレーニングを積むことで、英会話での”詰まり”を排除することが出来るというわけです。
収録されている日本語と英語訳は、普通なら気の抜けてしまうような簡単でシンプルなものですが、これを瞬間的に訳すとなると意外と難しくて驚きます。
反復して出来るようになれば、英会話をするときにかなり楽になりますのでぜひ試していただきたいです。
補足すると、瞬間英作文トレーニングを完璧に終えてしまった後は、「Vintage」や「即戦ゼミ3」などの構文を用いて同じトレーニングをすることをおすすめします。
大学入試レベルの英文を瞬間的に訳せるようになれば、準ネイティブとして恥ずかしくない会話力が身についているはずです。
まとめ
この記事では、社会人の英語の勉強で、本当に役に立つ学習本をお伝えしてきました。
英語を学ぶ上で、座学は多くの人が想像する以上に大きく影響します。
ぜひこの記事でお伝えしたことを活かして、あなたの英語学習をより迷いなく効果的なものにしていってくださいね。
最後に
「一人で座学をするだけでは、どうしても挫折してしまう…、でも確実に成果を出したい!」
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。