「By the way」ってどういう意味?正しい使い方や言い換え表現もわかりやすく紹介!
英語の教科書や英会話などで「By the way」というフレーズを見かけたことがあるのではないでしょうか?
「なんとなく話題を変えていることはわかるけど、正確にはどんな意味なんだろう?」
「意味は知っているけど、間違った使い方をしていないだろうか?」
そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。
そこでこの記事では、By the wayの意味や使い方、そして言い換え表現についてお伝えしていきます。
目次
「By the way」の意味と使い方
By the wayは、日本語に訳すと「ところで」や「ちなみに」の意味になる英語表現です。
主に以下のシチュエーションで使うことが出来ます。
- 話していた話題から一転して違う話題を話したいとき
- 会話の内容に情報を加えるとき
順番に見ていきましょう。
違う話題を話す時
話していた話題が一区切りついて、別の話題に移りたいときにBy the wayを使うことが出来ます。
I agree with this idea. By the way, do you have the time?
その考えには賛成です。ところで、今何時でしょうか?
Oh, by the way, how was the first class?
あ、ところで、初めての授業はどうでしたか?
このように、「ところで」を表現出来ると、それまで話していた話題にかかわらず自分がとっさに知りたい情報を聞くことが出来るので英会話に幅を持たせることが出来ます。
情報を加えるとき
話している話題に新しい情報を加えるときにもBy the wayを使うことがあります。
I’m afraid, I will not be in this town tomorrow. By the way, I’ll be in Hokkaido then.
残念だけど、私は明日にはこの街にいないの。ちなみに、明日には北海道にいるのよ。
違う話題を出すBy the wayと違い、それまでの話題に繋がった情報を加えていることがわかりますよね。
会話の幅を広げるときや、関連した情報やより詳しい情報を付け加えたいときにとても便利な用法です。
「By the way」の言い換え表現
By the wayの他にも「ところで」を表す英語表現はあります。
表現に幅を持たせられれば、それだけ会話に彩りが加わり表現が豊かになります。
「ところで」のBy the wayを言い換えるには主に以下の表現があります。
- So,
- Oh and…
順に見ていきましょう。
So,
So,を使って「ところで」を表すことが出来ます。
So, when do you have time? I wanna hang out with you though.
ところで、時間あるときっていつ? 君と遊びに行きたいんだけどな。
So, what do you drive?
ところで、どんな車に乗ってるの?
Soには「とても」や「そんな」、「だから」など他にもたくさんの用法があります。
しかし、そんな中で「ところで」の意味をとっさに使える日本人英語学習者はなかなかいません。
意識していれば使いやすい表現ですし、他の人から一歩前に出た豊かな表現に繋がるのでぜひ積極的に使ってみたいですね。
Oh and…
Oh andも「ところで」を表せる英語表現です。
Oh and do you want to order?
ところで、何を注文しますか?
Oh and um, did you meet up with that guy?
ところでさ、アイツには会ったのか?
oh andは「あ、そうそう、それでさ」という感じで会話を切り替えるようなニュアンスで使われます。
さらに、Oh andの後にUm…と付け足すと、言いづらいことを切り出す時に「相手に対して配慮している」というニュアンスも付け足したうえで話題の転換を図ることが出来ますね。
「By the way」に似た表現
By the wayと全く同じの意味ではないものの、会話中に似た役割を果たす表現もいくつかあります。
- Anyway
- Speaking of
順を追って見ていきましょう。
Anyway
AnywayはBy the wayと同じく話題を転換する役割を果たします。
By the wayと意味の場合
Anyway, what will you wear for the party?
ところで、パーティには何を着ていく?
この場合は、By the wayの持つ「ところで」と同じ意味でAnywayが使われます。
By the wayと少し違う意味の場合
同じ「話題を転換する」という役割でも、意味やニュアンスが若干異なる形でその役割を果たすことがあります。
Anyway, I’ll call you tomorrow morning.
いずれにしても、明日お電話します。
Anyway, it’s been good talking to you.
ともかく、お話しできて嬉しかったです。
「それまで話していた話の内容に関わらず」というニュアンスで使われているのがわかりますよね。
By the wayと同じく話題を転換していますが、「ところで」のように、それまでの話題と全く違う話が始まるわけではありません。
このように、By the wayと違ったニュアンスでも使うことの出来る話題転換に使えるので、適切に使い分けていきたいですね。
Speaking of
Speaking ofもBy the wayと似た役割を持つ英語表現です。
「ところで」と違うポイントは、Speaking of~の後に続く名詞について言及する形で話題が変わる点です。
Speaking of John, I saw his girlfriend walking with a man yesterday.
ジョンと言えば、昨日あいつの彼女が男の人と歩いてるのを見たよ。
全く違う話題を持ってくる「ところで」と違って、さっきまでの話題に挙がっていたジョンという友人の話題に転換されています。
大きな話題は変わりつつも、関連した話を出したいときにとても便利な表現ですね。
「By the way」ビジネス英語でも使える?
ところで、この「By the way」はビジネス英語を使う場面でも使用してOKなのでしょうか?
答えはNOです。
By the wayはカジュアルな表現なので、ビジネスシーンには適さず他の表現に言い換える必要があります。
ビジネスシーンで使える話題転換の英語表現として、Incidentallyを使うことが出来ます。
フォーマルな場ではIncidentallyが使える
Incidentallyは「そういえば」「話が逸れるけど」「ちなみに」をフォーマルな場面で使いたいときに便利なフレーズです。
Incidentally, I wanted to have a word with you about last Friday.
そういえば、先週の金曜日のことについてあなたと話したかったんです。
I’ll try calling your brother. Incidentally, how is he doing?
弟に電話してみるね。ちなみに、彼は元気にしてる?
Incidentally, Amanda is resigning, and a new boss is coming in today.
そういえば、アマンダが辞職するため、代わりに新しいボスが今日来ます。
「ところで」のように全く別の話題にする時にも、「ちなみに」のように関連した情報を追加する時にも使えるフォーマルな表現なので、万能に使うことができます。
カジュアルな場、フォーマルな場に応じて、適切に使い分けられるようになりたいですね。
関連記事:ビジネス英語と日常英会話で違う単語12選!日常英語とビジネス英語の違い
最後に
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
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それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。