カランメソッドって効果ある?絶対効果ありの人と全く効果なしの人の特徴も紹介!
「カランメソッド」と呼ばれる英会話取得方法をご存じでしょうか?
カランメソットは近年になってとても高い評価を得つつある、それまでの英会話学習とは異なったアプローチの英会話習得法です。
そんなカランメソットですが、どんな効果があるのでしょうか?
この記事では、話題のカランメソッドについて、どんな効果が期待出来るのか、そもそもカランメソッドとは何か、効果を期待できる人と期待出来ない人との特徴についてお伝えしていきます。
この記事を読み終わる頃には、カランメソッドについて十分にイメージが出来て、自分にとって必要か不必要かについて理解が深まっているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
カランメソッドに期待出来る効果とは?
カランメソッドを実践することで期待できる効果は、英会話力のうちの、特に生徒側の応答速度の劇的な向上です。
特に日本人英語学習者はリーディングやペーパーテストの対策として学校英語を学んできているので…
- 「複雑な文法の英文は読めても、シンプルな英文を”瞬時に”答えるのが苦手」
という特徴を持っています。
というのも、英会話というものが相手の言っている事を理解しながら、自分の解答を構築するというマルチタスク行為なので、そもそも英会話をする機会の少ない日本人にとってハードルが高いのは当然なんですよね。
それに対してカランメソッドは、「質問に対しての解答パターン」を瞬発レベルで返せるまでとことん反復して教育されます。
「瞬発レベル」なので、通常の英会話教室で行われる「うーん…」や「えー…」は存在しません。
以上の事から、カランメソッドによって期待出来ることは、英会話力の中の、特に瞬発力の劇的な改善だという事が出来ます。
そもそもカランメソッドとは?なんで効果があるの?
先述の通り、カランメソッドとは「瞬発力」に特化した英会話力トレーニングです。
他の英会話練習法と比べて独自の点は以下の通りです。
- 講師が質問を2回行い、生徒がそれに即座に答える
- 言葉に詰まったら、即座に講師から訂正が入る
- 単語のみの解答はNG。文章として成立した解答をする。
順を追ってお伝えしていきましょう。
講師が質問を2回→生徒が即座に答える
まず、簡単な質問を講師が2回発話します。
例えば…
- What color is this book?
- What color is this book?
解答は事前に講師から「Yellow 、Pink」などと伝えられていて、それに即座に生徒が答えます。
「最初から伝えられてる答えを反復するんじゃ、意味ないのでは?」とお思いになるかもしれませんね?
しかし、伝えられている解答は、色などの情報でしかないので、それを「文章にして」即座に解答する必要があるわけです。
(後述の文章として成立した解答をする。で詳しくお伝えしています。)
生徒側はThis book is Yellow!などと即座に解答するわけですね。
言葉に詰まると、講師は即座に訂正する
例えば講師からの質問が
Which do you like dogs or cats?
犬と猫どちらが好きですか?
だったとして、生徒側が少しでも↓
I like cat.
といったように文法ミスや解答に詰まったりすると「You like cats!cats!」といったように即座に訂正をされます。
こうして即座に訂正をすることで、生徒側の脳内の処理を助けていち早く反復し、次回の解答を即座に訂正することを目的としています。
単語のみの解答はNG。文章として成立した解答をする。
例えば先述の例文↓
Which do you like dogs or cats?
に対しての解答は「Cats!」では認められません。
犬と猫どちらが好きか問われて「猫!」と答えているのに、なぜ認められないのでしょうか?
それは、自然な英語の即座な発話を目的としているためです。
日本語でも、「犬と猫どちらが?」と聞かれたら「猫です。」と答えるのが自然ですよね。
しかし「猫!」と答えるとぶっきらぼうに聞こえますし、英語では日本語よりもネイティブスピーカーにとって強い違和感が残ります。
なので、しっかりと枠にハマった英文法を即座に発話するために、しっかりと文章として成立した解答を求められます。
効果あり?カランメソッドに期待出来ること
カランメソッドに期待出来ることは、とにかく英会話の瞬発力の飛躍的な向上です。
特に、頭で日本語から英語に訳す作業をして発話に詰まる傾向がある人には絶大な効果を発揮します。
相手の英語を日本語に変換して、自分の頭にある日本語を英語に変換する作業をスキップして、英語を英語のまま理解し発話することに特化しているカランメソッドは、「とにかく英会話の瞬発力が欲しい!」という人に強い効果を発揮します。
効果なし?カランメソッドに期待出来ないこと
逆にカランメソッドに期待出来ないことは、複雑な英文構造の理解力や読解力の向上です。
特に大学受験の二次試験で問われるような英文構造の理解力向上には向かないでしょう。
というのも、カランメソッドは特に「会話の瞬発力」に注力しているためです。
カランメソッドの向き不向き
以上まででお伝えしてきたカランメソッドの特徴から、カランメソッドには向いている人と向いていない人がいるということが出来ます。
カランメソッドが向いている人
カランメソッドが向いている人はズバリ
- 基礎的な英語力が備わっている人
- 会話力に苦手意識がある人
- スポーツの感覚で、反復練習で英語を身に着ける人
です。
Which do you like dogs or cats?に対して即座に「I like cats!」と文章を成立させることが出来るのは、中学校1年生レベルの英語をしっかりと理解しているからこそです。
フィーリングだけで英語を話そうとする人にはこれが出来ない人もいます。
だからこそ、基礎的な英語力が備わっていてこそカランメソッドが生きてきます。
英語の「知識」は備わっていて、英会話の「技術」が伴っていない人だからこそ、その技術をスポーツ感覚の反復練習で一気に埋めることが出来るという理屈です。
以上の事から…
- 基礎的な英語力が備わっている人
- 会話力に苦手意識がある人
- スポーツの感覚で、反復練習で英語を身に着ける人
がカランメソッドに向いているという事が出来ます。
向いていない人
逆にカランメソッドが向いていない人は以下の通りです。
- 英語は「伝わりさえすればオールOK」な人
- ゆったりと英会話を楽しみたい人
「英語は趣味」と割り切っている人の中には、自然で伝わりやすい英語でなくても、自分の気持ちを伝えることが出来ればOKと思う人もいるでしょう。
日本にいる以上、自然な英語を話すことは義務ではないですから、「伝わりさえすればOK」というスタンスの人にとってカランメソッドはオーバーワークだと言えます。
また、「英語を瞬時に話せるようになる」という目的に注力したカランメソッドは、講師と生徒の交流よりも英会話力の向上に焦点が当てられています。
「レッスンの中で英会話を楽しむ」とは違うコンセプトの勉強方法なのも、ゆったりと英会話を楽しみたい人には向いていないと言える根拠だと言えますね。
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トライズでの1年は、
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。