「give it a shot」ってどういう意味?国によって使い方が違う?例文付きで紹介!
「学校英語やTOEICでは学ばなかったけど、実際の英会話ではよく使われたり聞いたりするフレーズ」ってありますよね。
スラングに限らず、一般的に使われるカジュアルな表現にも、学校英語やTOEICなどでは習わない表現はよく用いられます。
「Give it a shot」も、そのうちの1つです。
学校英語やTOEICなどの英語ではあまり見かけない表現ですが、実際の英会話ではよく使われる表現です。
実際に海外旅行に行った際にGive it a shotと言われて意味が掴めなかったら困りますし、逆にサラッと適切な返しが出来たら、英語が得意な人でもなかなか知らない表現な分、なおさら格好良いですよね。
この記事では、「Give it a shot」の適切な意味や使い方についてお伝えしていきます。
この記事を読み終わる頃には、「Give it a shot」と言われた時に意味がわかるようになるだけでなく、自分でも適切に使えるようになっているので、ぜひ最後まで読んでください。
目次
Give it a shotってどういう意味?例文付きで紹介!
「Give it a shot」を日本語に訳すと、「やってみようよ!」の意味になります。
読み方としては「ギヴィッタ ショッ(トゥ)」です。(カッコ内は弱く発音するイメージ)
よくJustを直前に置いて「Just give it a shot!」(とりあえず)やってみようよ!というニュアンスで使われます。(Justが「とりあえず」の意味を加えるようなイメージです)
例↓
- You should give it a shot. It will be worth it.
やってみる価値はあるよ。やってみよう。 - Why don’t you give it a shot?
試しにやってみたらどうですか?
「やってみる、試してみる」を表す表現には、馴染みのある「Try」が思い浮かぶかと思います。
TryとGive it a shotにとの間には大きな意味の違いはありません。
Give it a shotはTryに比べてカジュアルな場で使われること、また特に「やったことはないし、結果がどうなるかはわからないけど、とりあえずやってみる」という場合に使われることだけ押さえておけばOKです。
関連記事:おしゃれでかっこいい英語のスラング16選を場面別に紹介
Give it a shotの応用表現
Give it a shotには、形を変えて使える応用表現がいくつかあります。
応用表現を知っていると、英会話相手のいろんな表現にも混乱せずに対応できるようになりますし、自分で使うときの表現力もグッと増します。
代表的な応用表現を順番に見ていきましょう。
Itに代わる表現
Give it a shotのitの部分を変えることで、表現の幅を広げることができます。
例↓
- You should give a surfing a shot.
サーフィンは一度はやった方がいいよ。
目的語にあたるitを置き換えることで、itにとらわれずに色んな「試してみること」を表現できますね。
また、Give it a shotとは反対に「やめておくよ、遠慮しておくよ」という表現もあります。
- I will give it a miss this time, I’m tired today.
今回は遠慮しておくよ。今日は疲れているんだ。
Give it a “miss”にすることで、「遠慮する」を表現出来ますね。
Give it a missは特にイギリス英語で使われる表現です。
関連記事:イギリス英語とアメリカ英語の違いって?発音や単語の違いもご紹介!
Give it a best shot
Give it a “best“ shotになると、「全力を尽くしてみる」という意味で使うことが出来ます。
例↓
A.He’s a tough opponent to beat.
(彼は手強いぞ。)
B.Be confident. Just give it your best shot.
(自信持って。全力を尽くしなよ。)
A.OK, I will.
(うん、そうするよ。)
また、Giveを過去形にして「You gave it your best shot.」 と表現すると、”やれるだけのこと
はやったのだから”と相手を励ますフレーズになります。
例↓
A.How come I couldn’t pass the exam…
どうしてあの試験に合格できなかったのかな…
B.Don’t be so depressed, you gave it your best shot.
そんなに落ち込まないで、やるだけのことはやったのだから。
Give it a try
Give it a “shot”を“try”に置き換えて表現することも出来ます。
例↓
- Why don’t you give it a try?
試しにやってみたらどうですか?
Give it a shotと同じ意味で使うことができます。
Give it a go
特にイギリスではGive it a shot の代わりにGive it a goを使います。
例↓
- Why don’t you give it a go?
試しにやってみたら?
先述のGive it a “miss”と同様に、イギリスでは“shot”に代わる表現を用いるという点を覚えておきたいですね。
補足:服の試着
アメリカ英語とイギリス英語の小話として、「服の試着シチュエーション」で、アメリカ人とイギリス人の「Give it a go」の面白い認識の違いがあります。
アメリカ人は店員さん(Shop clerk)に対して「この服、試着して良いですか?」と尋ねる時
「Can I try this on?」と尋ねます。
対してイギリス人は同じシチュエーションで
「Can I give it a go?」と尋ねます。
それを聞いたアメリカ人は驚くようで
「アメリカ英語の感覚でGive it a goを使うときは、もう思いっきり試しちゃうようなニュアンスで使うから、試着室で試すような『ちょっとだけ試す』って時には使わないよ!」
と話されます。
確かに、Let it go.も「自由にする。解放する。」という意味がありますから、アメリカ英語での「go」が強いニュアンスを持つことがわかりますよね。
このやり取りは、アメリカ英語を話すモデルのShellyさんと、イギリス英語を話すタレントのハリー杉山さんのラジオ番組を基に書きました。
↓実際のやり取りの動画もあるので参考にしてみてください。(動画時間13:05です。その時間から再生されるように埋め込んであります。)
まとめ
この記事では、英会話ではよく出てくるけど、学校英語やTOEICなどではあまり扱われない「Give it a shot」についてお伝えしました。
ここまでお読みのあなたなら、もうその意味や使い方について十分に理解して使いこなすことが出来ますね。
ここでお伝えした内容が、あなたの英語力をより豊かに出来れば幸いです。
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英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。