「秋」を表す英語「fall」と「autumm」の違いと使い分け!「日本の秋」を説明する例文まとめ
「秋」を表す英単語はFallとAutumnです。
夏はSummer、冬はWinterと表現することを知っている人は多いのに対して、「秋は英語で?」と聞かれると一瞬考えてしまう人も多いのではないでしょうか?
また、日本は「食欲の秋」、「読書の秋」など、季節の特色に絡めた文化も多く、外国人に英語で日本の秋について伝える場面も多いでしょう。
この記事では、そんな「秋」について英語で表現する方法をお伝えします。
この記事を読み終わる頃には、「秋」を英語で表現できるようになっているだけでなく、日本の秋についても適切に伝えられるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
目次
「秋」を表すfallとautummの違い・使い分け
「秋」を表す英単語には、以下の2つがあります。
- Fall
- Autumn
順番に見ていきましょう。
1.Fall
秋を表す英単語のひとつに「Fall」があります。
Fallは「落ちる」を表す動詞としての意味もありますが、まさにこの「落ちる」が、「秋」を意味するに至った要因でもあります。
秋になると葉が落ちますよね?
英語でもThe fall of the leaf(葉が落ちること)から、秋をFallと呼ぶようになりました。
例文↓
- Fall is my favorite season.
私の好きな季節は秋です。 - When it’s spring in Japan, it’s fall in Australia.
日本が春のとき、オーストラリアは秋です。 - Fall is just around the corner.
秋はもうすぐそこ。 - My town has a harvest festival in fall.
私の町は秋に収穫祭を行っています。
秋を表すもう一つの英単語、「Autumn」と比べてつづりが短いことから、「秋といえばFall」と覚えた方も多いのではないでしょうか?
確かに、つづりも短いですし、Fall(落ちる)の英単語としてなじみがあるので覚えやすいのも頷(うなず)けます。
ただし、Fallが主流なのはアメリカ、カナダなどのアメリカ英語圏内なので注意が必要です。
2.Autumn
Autumnも秋を表す英単語です。
AutumnはFallよりもつづりが長いですし、mの次にnが来るややこしさから「Fall」だけを覚えた方も多いのではないでしょうか?(筆者が中学生の時がまさにそうでした。)
学校英語ではそれでも良かったのですが、英文メールなどで実際に英語を使ってみると、Autumnの方がFallよりも広く使われているので実はAutumnの方が便利だったりします。(Autumnはアメリカでもヨーロッパでも使われているため)
ぜひこの機会に覚えてしまいたいですね。
例文↓
- Do you have any plans for autumn?
秋に何かご予定はありますか? - Is autumn in the UK cold?
イギリスの秋は寒いですか? - It was a lovely autumn evening.
素晴らしい秋の晩でした。 - The book was scheduled for publication in the autumn.
この本は本来、秋に出版される予定でした。
関連記事:「紅葉(もみじ)」は英語で何て言う?紅葉狩りなど秋の風物詩の英語表現まとめ【例文付き】
「〇〇の秋」を英語で言う時は?
秋といえば「読書の秋」や「芸術の秋」、「食欲の秋」といったように、何かをするのに最適な季節として秋を表現します。
これについて英語で表現する方法をお伝えしましょう。
「〇〇の秋」は日本独自の文化
秋について「〇〇の秋」と表現するのは日本独自の文化です。
季節の特徴と人間の行動を結びつける日本人の風流な性質の結果だといえるでしょう。
元々秋という季節が、程よく涼しくて身体の調子も良く、精神的にもポジティブな影響があることから「秋は〇〇をするのに最適な季節だ。」という意味で使われるようになったのでしょう。
外国人に「〇〇の秋」を説明する際には、まず「秋が程よい気候で、何をするのにも最適な季節だと日本人が考えている。」と伝えてから「〇〇の秋」について話題にするとスムーズです。
例文↓
- The autumn weather is brisk and lovely.
秋の気候は爽やかでとても気持ちが良いものです。 - Its comfort makes Japanese people think that it is the best season to do anything.
その快適さが、日本人に「何をするにも最適だ」と思わせます。
以上の例文を伝えた上で、「秋と言えば〇〇」について伝えるとよりスムーズでしょう。
食欲の秋
英語で「食欲の秋」を表現したいときは、ひと言で「食欲の秋」と言うのではなく、文章で「日本人には秋をこんな風に解釈している」と伝えるとスムーズです。
例文↓
- In Japan, it is said that people have a good appetite in autumn.
日本では、秋になると人々は食欲旺盛になると言われています。 - This is because, the autumn weather is brisk and lovely.
なぜなら、秋の気候が爽やかで気持ちが良いものだからです。 - This comfort probably strengthens the appetite of the Japanese.
その快適さが、日本人の食欲をより高めるのでしょう。
読書の秋
「読書の秋」を英語で伝える時も同様に、文章で伝えると良いでしょう。
- Autumn is said to be the best season for reading books in Japan.
日本では秋が読書に最適な季節だと言われています。 - This is because, the autumn weather is brisk and lovely.
なぜなら、秋の気候が爽やかで気持ちが良いものだからです。 - Its comfort may calm people down and encourage them to read.
その心地よさが、人々の気分を落ち着かせて読書に向かわせるのかもしれません。
芸術の秋
「芸術の秋」を英語で伝える時も同様に、文章で伝えると良いでしょう。
- Autumn is said to be the best season for arts in Japan.
日本では秋が芸術に最適な季節だと言われています。 - This is because, the autumn weather is brisk and lovely.
なぜなら、秋の気候が爽やかで気持ちが良いものだからです。 - Perhaps it is because its comfort inspires people.
その心地よさが、人々にひらめきを与えるからかもしれませんね。
まとめ
この記事では、英語で「秋」を表現する方法、そして日本の秋について英語で表現する方法をお伝えしました。
ここまでお読みのあなたは、外国人に適切に日本の秋について説明できるだけの知識と理解を得ているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
また、英語学習方法にお悩みの方や英会話スクールで英語力が思っていたより伸びなかったという人におすすめなのが、英語コーチングです。
英語コーチングのTORAIZでは、あらゆる英語学習の中から、あなたにとってベストな英語学習をカスタムして、飛躍的な英語力の向上を図ることが出来ます。
英語コーチングとは、ただ英語を教えるだけでなく科学的根拠に基づいて効果的な勉強法を無理なく継続させる事に注力した英会話サービスです。
TORAIZは、そんなコーチング英会話の中でも継続率が91%以上!
英語力だけでなくコーチングの技術も洗練されたコンサルタントが、あなただけのために作られたスケジュールを管理しながら、無理なく挫折しない方法であなたをサポートします。
英語コーチング「トライズ」に興味を持たれた方は、以下のリンクから無料カウンセリングをご予約してみてはいかがでしょうか?
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。