スケジュールを英語で調整しよう!予定の聞き方、伝え方
仕事をしていると、向こうのスケジュールを確認したり、こちらのスケジュールを伝えたりすることはよくあります。
ただみなさんは、そんなとき英語でどう言えばいいのだろうとお困りになったことはありませんか。日本語でも「スケジュールを組む」や「スケジュールを立てる」など、いろいろな言い方がありますよね。
こちらはそんなスケジュールに関する表現をまとめている記事です。スケジュールの聞き方や伝え方などをくわしくご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
こちらでは以下のことがわかります
- 英語のスケジュールの言い方
- スケジュールを使った英語表現
- スケジュールの聞き方、伝え方
スケジュールは英語で何て言う?
スケジュールは英語でscheduleといいます。「予定、日程、計画」などを表す名詞で、することが決まっているいくつものplan(予定)を表します。
- What is the schedule for today’s meeting?
(今日の会議は、どのような予定ですか。) - I am going to send you my schedule for next week.
(来週のスケジュールをお送りいたします。)
ちなみにアメリカでは、学校の時間割、バスや電車の時刻表もscheduleといいます。(イギリスではtimetable)
- You should check the schedule for the bus before you leave.
(出る前にバスの時間をチェックしたほうがいいよ。)
スケジュールは、busy schedule(詰まったスケジュール)や、work schedule(仕事のスケジュール)など、形容詞やほかの名詞と組み合わせて使うこともできます。
- I have a tight schedule this week. Is there any way we can change it to next week?
(今週はスケジュールがきびしいです。来週に変更することはできますか。) - We have a flexible work schedule. That is what I like about this company.
(フレックスタイム制があるのが、この会社のいいところだ。)
また、scheduleは動詞でも使うことができ、その場合は「~のスケジュールを組む、~の予定だ」といった意味になります。動詞のscheduleは、受け身で使われることが多いです。
ただ、「6日に予定されている」というように、日にちや曜日を指すときの前置詞は、onではなくforになるので注意しましょう。
- The meeting is scheduled for Friday afternoon.
(会議は金曜日の午後に予定されています。) - It is scheduled to arrive in Tokyo on August 20 according to the attached invoice.
(添付されたインボイスによれば、東京には8月20日に着く予定になっています。) - I have scheduled your appointment for 2:00PM.
(午後2時の予約を取っております。)
アメリカとイギリスで発音が違う
scheduleの発音は、アメリカ英語とイギリス英語で異なるため注意が必要です。まずアメリカのスケジュールですが、「skédʒuːl(スケジュル)」といった発音になります。対するイギリスのスケジュールは、「ʃédʒuːl(シェジュル)」と発音します。
日本語のスケジュールはアメリカ発音に近いので、イギリス英語は少し聞き取りにくいかもしれませんが、ここで違い知っておくといざ聞いたときにわかりやすくなるかと思います。
scheduleを使った英語表現
つづいては、scheduleを使った英語表現をご紹介していきたいと思います。「スケジュール通り」や「スケジュールより遅れている」といった、仕事でもよく使われる表現をご紹介します。
on schedule「予定どおり」
on scheduleは、「予定通り」という意味の表現です。予定されていたスケジュール通りにものごとが進んでいるときに使います。
- My flight is on schedule, and I should arrive at Narita Airport at 7PM.
(飛行機はスケジュール通りで、成田空港には7時に着くと思います。) - If the item is not delivered on schedule, we may have to close the store.
(その商品が予定通りに配達されなければ、店を閉めないといけないかもしれない。)
according to schedule「予定どおり」
according to scheduleは、「計画された予定どおり」という意味の表現です。on scheduleと同じ意味になります。言いかえで、as scheduledということもできます。
- If everything goes according to schedule, work will be completed in November.
(すべて予定通りにいけば、11月には完了します。) - The shipment left our plant on July 12 as scheduled.
(予定どおり、荷物は7月12日に当工場を出ました。)
behind schedule「予定より遅れている」
behind scheduleは、「予定より遅れている」という表現です。どのくらい遅れているかを表すときは、two days behind schedule(2日遅れ)というように、behindの前に時間をおいて使います。
fall(落ちる)と合わせて、fall behind schedule「遅れてしまっている」という表現もよくされます。
- The project has fallen three months behind schedule.
(プロジェクトが予定より3か月ほど遅れている。) - I’m so far behind schedule. I don’t think I can get this report done by Wednesday.
(今のところ予定より遅れています。このレポートは水曜までに終わらないと思います。)
ahead of schedule「予定より早い」
ahead of scheduleは、「予定より早い」という意味の表現です。behindと同じく、どのくらい早いかを表すときはaheadの前に時間の単位を置いて使います。
- He finished his task two days ahead of schedule.
(彼は2日予定より早く仕事を終わらせた。) - We give you 10% discount if you make a payment two weeks ahead of schedule.
(2週間予定より早くお支払いいただけるなら、10%の値引きをいたします。)
adjust a schedule「調整する」
adjustには「調整する」という意味があり、スケジュールを決めたり、変更したりするときに使います。「スケジュールを合わせることができますよ」という表現ですね。
- We can adjust our schedule
(スケジュールをそちらの都合にあわせることができます。) - Can you please adjust your schedule? I really don’t want to go to the party by myself.
(スケジュールを調整してくれないか。一人でパーティに行きたくないんだよ。)
fit one’s schedule「スケジュールに合う」
fitは、「合う、はまる」という意味の言葉です。fit one’s scheduleは「~のスケジュールに合う」といった表現になります。
- Please choose a date that fits your schedule.
(そちらのスケジュールに合う日程を選んでください。) - I am afraid but it doesn’t fit my schedule. Could you come up with another one?
(申し訳ないのですが、都合が合いません。何かほかにありませんか。)
busy / tight schedule「詰まったスケジュール」
仕事が忙しくびっしり詰まっているときは、busyもしくはtight を使います。どちらもスケジュールが忙しいことを表しますが、tightには短い期間でやることがたくさんあるというニュアンスがあります。
ちなみに、日本で言う「ハードスケジュール」は和製英語です。hard scheduleは「困難なスケジュール」という意味になるので使い方には注意しましょう。
- Thank you very much for meeting us yesterday while you have a very busy schedule.
(昨日はお忙しい予定の中、お会いいただきありがとうございました。) - We have a tight schedule to get this project done.
(このプロジェクトを終わらせるための時間はあまりない。)
reschedule「予定を変更する」
rescheduleは、「予定を変更する」という意味の言葉です。すでに決まっていたスケジュールを変更するときに使います。受け身にして、「変更になる」といった使い方もできます。
- We are going to reschedule the shipping date due to a typhoon.
(台風のため、配送日を変更いたします。) - The meeting has been rescheduled from 10:00 to 11:00.
(会議は10時から11時へと変更になりました。)
スケジュールの調整で使える英語表現
最後にスケジュールを調整するときに使える英語表現をご紹介したいと思います。相手の都合をたずねるときや、希望の日程を伝えるときに使える表現をまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
■ お話できる時間はありますか
- Do you have some time to discuss this matter with us next Friday?
(来週の金曜日にこの件に関してお話しできる時間はございますか。)
■ ご都合はいかがでしょうか
- When is it convenient for you?
(いつがご都合よろしいでしょうか。) - Is tomorrow all right with you?
(明日はご都合よろしいでしょうか。)
■ 他のメンバーにお知らせください
- The meeting will start at 10:00. Please inform your team members of the time.
(会議は10時に始まります。そちらのチームメンバーに時間をお知らせください。)
■ ~までにしてください
- Please sent us a quotation, including delivery to our office by end of this month.
(今月末までに、当オフィスまでの配送料を含めた見積書をお送りください。)
■ 都合がいいのはどの日程ですか
- The available dates are Wed. August 3, Thu. August 4, and Mon. August 8. Please let us know which date will be good for you.
(可能な日程は、8月3日、8月4日、8月8日です。どの日が都合がいいかお知らせください。)
■ ~日であれば都合がいいです
- I am available any time on 12 or 13 September afternoon. Please give me a call so we can make arrangement.
(9月12日か13日ならいつでも大丈夫です。ぜひお電話をください。詳細を決めましょう。)
■ ~したく存じます
- I would be very pleased to meet you at my office on 14 September. Is 2:00 pm good for you?
(私のオフィスで9月14日にお会いできると嬉しいです。午後2時はいかがですか。)
■ できればいいのですが
- I wish I could meet you tomorrow, but I have a previous engagement.
(明日お会いできるといいのですが、あいにく先客があります。)
■ スケジュールを変更できますか
- I am afraid but is there any way we can reschedule the appointment?
(恐れ入りますが、予定を変更できないでしょうか。)
まとめ
こちらでは、スケジュールに関する英語表現をご紹介しました。ビジネスシーンではスケジュール管理はとても大切になってきます。ぜひこちらでご紹介した表現を使って、スケジュールを調整したり、訊ねたりしてみてください。
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。