「資料」は英語でなんて言う?ネイティブも頷く適切な使い分け方を例文付きで紹介
「資料」は一般的に、英語に訳すと「Material(マテリアル)」とするのが自然です。
大学の講義で配布される資料や、会社のプレゼンテーションでの資料など、日常会話からビジネスシーンでも幅広く使われる機会があります。
資料を表す英語表現は他にも、ニュアンスによって違う表現もされることがあり、適切に使い分けができると非常にスマートです。
この記事では、「資料」を表す英語表現を、例文付きでわかりやすく紹介していきます。
「資料」を表す英語表現まとめ
「資料」を英語で表すときは、主に以下の表現が使えます。
Material
一般的に「資料」を英語で表すときに使えるのが「Material」です。
Materialには元々「材料、原料」「素材」「生地」などの意味があり、「元となるもの」のニュアンスがある英単語です。
それが転じて、論文やプレゼンなどの「主張の元となる根拠」としての「資料」を表す、そんなイメージで使われます。
例文↓
- He seems to be busy collecting materials for an essay.
彼は論文の資料を揃えるのに忙しくしているようだ。 - I read the materials but I don’t understand the details.
資料を読みましたが詳細が分かりません。 - I’m in the process of collecting material for an article that I’m writing.
現在、執筆している記事の資料を集めている最中です。
Document
Document(ドキュメント)は元々「書類」や「文書」を表す英単語です。
例えばプレゼンなどで文書として資料を配っているとき、Emailで資料として文書を送るときは、Documentを「資料」として使うことができます。
例文↓
- I will send the documents via e-mail.
メールにて資料をお送りします。 - Could you make a copy of these documents, please?
この資料をコピーしてくれませんか? - Could you share the screen with the document?
資料を画面共有してもらえますか?
Data
Dataはカタカナにすると「データ」となるように、数的な根拠を表し、それを「資料」として訳すことがあります。
特に数字をわかりやすく表にしたものや、図やグラフにして表したものを「Data」を使って「資料」を表現します。
例文↓
- The researchers analyzed financial data of the company to buy it up.
調査員はその会社を買収するために、財務資料を分析した。 - I don’t have sufficient data for my research at the moment.
今の所、研究のための十分な資料が揃っていない。 - We would be pleased if you have a look at the data and give us your opinion.
資料を確認して、意見を教えていただければ幸いです。
Source
Sourceは「もと、起源、情報源」など、先述した「Material」よりも「元になるもの」のニュアンスが強い英語表現です。
「元になるもの」が転じて、特に論文などで「1次情報」という意味で使われます。
1次情報とは、論文や学術記事など、特に信ぴょう性の高い情報のことです。
例えば本や新聞記事などでも論文や学術記事を1次情報として引用していたら、本に載っている情報は「2次情報」になるわけですね。
Materialと同じように、主張の根拠として挙げる「元となる情報」を「資料」のニュアンスでも使われるイメージです。
例文↓
- The article doesn’t cite the source.
その記事は資料を引用していない。 - This data is of no use because they are not from primary sources, but secondary ones.
これらの資料は一次資料ではなく二次資料なので役に立たない。 - Almost all the surviving source material is of questionable reliability.
現存する資料のほとんどは信頼性に問題がある。
Handout
Handoutは「資料」を表す英語表現の中でも、特に「配布資料」を表す英単語です。
大学の授業や、プレゼンテーションで受講者や参加者に「配られる」資料がそうですね。
Handoutは「Handout」で一つの英単語ですが、熟語のHand A out、Hand out Aは「Aを配る」という意味で使われます。
「配られるもの(資料)」なので、「Handout」というわけですね。
例文↓
- Has everyone got handouts?
資料はお手元に渡りましたか? - Please look at the first page of the handout.
配布資料の1ページ目をご覧ください。 - Please take a handout from the table and find a seat.
テーブルから配布資料をお取りになって、席をお取りください。
Information
Informationは元々「情報」を意味する英単語です。
「資料」も「情報」の一部ですから、Informationを使って「資料」を表しても表現としてナチュラルですよ。
例文↓
- I have already e-mailed you the information you requested.
ご要望の資料はすでにメールでお送りしました。 - I still haven’t received information concerning your product.
貴社製品に関しての資料をまだ受け取っていません。 - Internal information from the company leaked out as a result of getting hacked.
ハッキングによって会社の内部資料が流出した。
まとめ
この記事では、「資料」を表す英語表現を例文付きでニュアンスの違いも含めて紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、日常会話からビジネスシーンまで広く使われる「資料」について、ニュアンスごとに適切な使い分けができ、ネイティブスピーカーも頷く自然な表現ができるでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語教育に対する理解をより深められたら幸いです。
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。