「目標」を英語で言うと?細かい意味やニュアンスの違いごとに例文付きで紹介
「目標」は英語で言うと「Goal」や「Objective」などになります。
「目標」はプライベートでも1年の目標を立てたり、特にビジネスシーンでは「売上目標」や「目標の契約数」といった形でよく使われます。
こうした「目標」を英語で言うとき、英語圏のネイティブスピーカーや、英語を話す外国人は意味やニュアンスの違いごとに色んな表現で「目標」を表現します。
この記事では「目標」を表す英語の表現を、細かい意味やニュアンスの違いごとに例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、外国人が使う色んな「目標」の英語表現を聞き逃すことがグッと減るだけでなく、英会話で「目標」を英語で言う時に細かい意味やニュアンスごとに適切な使い分けができるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
「目標」を意味する英語表現まとめ
「目標」を意味する英語表現には主に以下の表現が使えます。
Goal
「目標」を英語で言いたいときは、「Goal(ゴール)」を使うことが多いです。
Goalはカタカナ英語の「ゴール」のイメージと同じで、サッカーではゴールに向かってボールを蹴りますし、バスケットボールでもゴールに向かってボールを投げます。
特にビジネスシーンや勉強などでも「ゴール設定」という言葉を使いますよね。
売上の「目標」を数字で設定したり、TOEICの「目標」スコアを設定して、設定した「ゴール」を達成するために行動します。
例文↓
- Just 10 more pounds till your goal weight.
目標まであと10ポンドですね。 - We can achieve our goals through hard work.
一生懸命やれば目標に到達できる。 - It’s our goal to win the championship.
優勝するのが私たちの目標だ。
Target
Targetも「目標」を表します。
Targetが表す目標は、「狙い」のニュアンスが強いです。
「ターゲット(目標)に狙いを定める」のイメージですね。
数字などの「より具体的な目標」を指す場合が多いです。
例文↓
- I will work hard towards my target.
目標に向かってがんばります。 - We reached the sales target for this year.
私たちは今年の売上目標を達成した。 - We need to set a target to improve our performance.
パフォーマンスを向上させるためには目標を設定する必要がある。
関連記事:「実績」は英語でなんて言うの?Achievementは大げさ?例文付きで詳しく解説!
Objective
Objectiveも「目標」を英語で言うのに役立つ表現です。
Objectiveはビジネスシーンで使われることが多いです。
例文↓
- I will work hard towards my objective.
目標に向かってがんばります。 - Our team set monthly objectives.
わたしたちのチームは月単位の目標を設定します。 - The two countries worked toward the objective of peace in the region.
二つの国が地域の平和という目標に努力した。
Objectiveの元となっている「Object」には「物体」や「障害物」といった意味もあるので、「たくさんの意味を覚えないといけないから大変!」と思いがちですが、Objectの持つ共通のイメージを掴めば、丸暗記を避けることができます。
Objectの共通するイメージは、やはり「物体」です。
Objectiveが意味する「目標」という意味は、何もない空間に1つだけ物体を置くと、意識がその物体へ集中するイメージです。
目標物を決めて、そこに向かって努力を注ぐようなイメージです。
Aim
Aimも「目標」を英語で言うのに役立つ表現です。
Aimは個人的な目標に使われることが多いです。
Aimは「狙う」の意味にもなり、カタカナ英語でも銃を使ったゲームなどで「エイムの精度を上げる」といった使われ方もされます。
「狙った目標に向かって努力する」ようなイメージですね。
例文↓
- What is the aim of this lesson?
このレッスンの目標は何ですか? - His aim to score a goal was achieved.
ゴールを決めるという彼の目標は達成された。 - He’s aiming to be a doctor.
彼は医者になることを目指しています。
Purpose
Purposeも「目標」を英語で言うのに役立つ表現です。
「目標」というよりは、「目的」の意味合いが強いですが、作られる英文によっては「目標」と訳されることもあります。
日本でもカタカナ英語として、「マルチパーパスクリーナー(多目的洗剤)」といった形で使われています。
例文↓
- She achieved her purpose.
彼女は目標を達成した。 - The story gave her a new sense of purpose.
その話は彼女に新たな目標を与えた。 - The purpose of today’s meeting is to receive your feedback on our product.
本日のミーティングは、当社製品へのご意見をいただくことを目的としています。
関連記事:「条件」って英語でなんて言う?ビジネスシーンでよく登場する表現を例文付きで紹介
Intention
Intentionも「目標」を英語で言うのに役立つ表現です。
Intentionはもともと「意図、意識して」を意味する表現ですが、英文によっては「目標」と訳されることもあります。
「TOEIC800点の取得を意識して努力する。→TOEIC800点を目標に努力する。」というような連想です。
例文↓
- He has so far been silent about his intention.
彼は今までの所自分の狙い(目標)を何も言っていません。 - I told her my intention to apply for the job.
その仕事に応募する意志があると彼女に伝えた。
関連記事:英語を目標なく勉強するのはもったいない!成果を出す人だけが知っている勉強方法とは
まとめ
この記事では、「目標」を表す色んな英語表現を例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、「目標」を表す英語について、ニュアンスや細かい意味まで理解した上で適切に理解、使い分けができるようになっているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。