「必須」って英語でなんて言う?ビジネスで使える表現も例文付きで紹介
「必須の項目に記入してください」
「入国にはパスポートの提示が必須です」
↑のように、日常的にもオフィシャルなシーンでも「必須」という言葉はよく使われますよね。
「必須」を英語に訳すと「Essential」や「Necessary」が出てくるでしょう。
ただし、英語を話す外国人は「Essential」や「Necessary」以外にも、細かい意味やニュアンス、そしてカジュアルなシーンとビジネスシーンとで色んな英語を使って表現します。
この記事では、「必須」を意味する色んなシーン、色んなニュアンスの英語表現を例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、あなた自身も英語を話す外国人のように、「必須」を意味する英語表現をニュアンスやシーンごとに適切に使い分けられるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
「必須」を意味する英語表現まとめ
「必須」を意味する英語表現には、主に以下のものが挙げられます。
Essential
「必須」を英語に翻訳するとまず出てくるのが「Essential(エッセンシャル)」でしょう。
高校で学ぶ英単語なので見たことがある人も多いでしょうね。
Essentialは一般的に使われる英語表現で、カジュアルで言い回しで「必須」を表現できます。
例文↓
- Proper nutrition is essential for maintaining good health.
適切な栄養は健康を維持するために必須です。 - Regular exercise is essential to stay fit and active.
健康で活動的でい続けるには、定期的な運動が必須です。 - In emergency situations, having a first aid kit is essential for immediate care.
緊急事態においては、迅速な治療のために救急セットを用意することが不可欠です。
Necessary
Necessaryも「必須」を意味する英語表現のひとつです。
上述したEssentialが高校で習う英単語だったのに対して、Necessaryは中学校で習う英単語なので、より目にした人は多いでしょう。
NecessaryはEssentialに比べてよりフォーマルで、ある程度の正確性を求められる場面で使います。
ですのでビジネスシーンなどではNecessaryを使った方が適切でしょう。
例文↓
- A valid passport is necessary for international travel.
国際旅行には有効なパスポートが必須です。 - Safety precautions are necessary when handling hazardous materials.
危険物の取り扱いには安全対策が必須です。 - For this experiment, wearing protective gear is necessary to ensure researcher safety.
この実験では、研究者の安全を確保するために保護器具の着用が必須です。
Required
Requiredも「必須」の意味で使われることのある英語表現です。
元々は「必要とする」や「要求する」を意味する動詞の「Require」が変化して、「要求される=必須の」の意味で使われるRequiredになります。
Requiredはオフィシャルな状況で使われ、法律や規則に基づいて、強制力を持って必要とされていることを表しています。
ビジネスシーンで使ってもOKな、オフィシャルなニュアンスの英語表現です。
例文↓
- A minimum of five years of experience is required for this position.
この職種には少なくとも5年の経験が必須です。 - Completion of the training program is required before starting the new job.
新しい仕事を始める前に、研修課程を修了するのが必須です。 - All students are required to submit their assignments by the specified deadline.
全ての学生は指定された締切までに課題を提出することが必須です。
【補足】
Requiredの元になっている「Require」は、より易しい表現の「Need」とよく似た使われ方をします。
大学生や社会人が受験する機会の多い、日本で最も有力な英語試験であるTOEICでもよく出てくる「Require」ですが、「Require」を見かけたら即座に頭の中で「Need」と置き換えると非常に読みやすくなります。
自分がよく見知った英単語に変換する手法は英語を読みやすくできるおすすめのテクニックです。
関連記事:「条件」って英語でなんて言う?ビジネスシーンでよく登場する表現を例文付きで紹介
Mandatory
少し難しい単語ですが、Mandatoryも「必須」を意味できる英語表現です。
Mandatoryはもともと「強制的な」「義務的な」という意味が根っこにあり、それが転じて「必須」という訳され方をするイメージです。
とてもフォーマルな表現、というより「形式ばっている」といったイメージが近いです。
例文↓
- Attendance at the safety briefing is mandatory for all employees.
安全説明会の出席は、全従業員に義務付けられています。 - Wearing a helmet is mandatory when riding a motorcycle for safety reasons.
安全のため、バイクに乗る際にはヘルメットの着用が必須です。 - The completion of the online orientation module is mandatory for new hires.
新入社員は、オンラインの新人研修モジュールを完了することが必須です。
まとめ
この記事では、「必須」を表す色んな英語表現を例文付きでお伝えしました。
ここまでお読みのあなたは、日常的にもビジネスシーンでもよく使われる「必須」の英語表現を、あなた自身も英語を話す外国人のように適切に使い分けられる十分な知識が身についているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。