転職には英語資格があると有利？その必要性とおすすめの資格5選

グローバル化が進む昨今において、もはや英語スキルは必須とも言えますよね。しかしただスキルがあるだけでは、ビジネスシーンでの活躍は保証できません。スキルは、資格を持ってはじめて企業に証明できるのです。

そこで今回は、転職の際の英語資格の必要性をはじめ、おすすめの資格を5つピックアップしてご紹介します。自分のキャリアを飛躍させたい方はもちろん、理想の転職を叶えたい方はぜひ参考にしてみてください。

転職の際の英語資格の必要性

2019年に実施されたTOEIC本部の調査によると、以下のような結果が報告されています。

• 今後のビジネスパーソンにとって重要な知識やスキル【英語；82.6%】
• 社員や職員に不足している不足している知識やスキル【英語；67.8%】

（引用；『英語活用実際調査』）

この結果からわかるように、今後転職を検討している人にとって英語スキルの取得は必須だと言えるでしょう。

しかし冒頭にも書いたように、ただスキルを持っているだけではとてももったいないです。日本における転職や就職の面接では、「英語が話せます」「日常会話には困りません」と話すよりも、「資格を持っています」と伝える方が有利になる傾向にあります。つまり資格は、あなたのスキルの証明になります。

英語資格を取得する3つのメリット

ではなぜ英語資格を取得すると、転職や就職で有利になるのでしょうか？一緒にメリットを確認していきましょう。

信頼を得られる

証明の話にも繋がりますが、資格を持っていることである程度の信頼感を得られます。さらに資格の種類によって、スピーキングが得意なのか、リーディングやライティングが得意なのかなど、自分の得意分野を詳細に伝えることもできるでしょう。

また、テストを受けておくことで自分の英語力を客観視することができます。入社後に自身の英語力で困らないためにも、ぜひ1度資格を取得しておくのがおすすめです。

採用後も選択の幅が広がる

語学力が身に付くことで、さまざまな選択の幅が広がります。それは、転職も同様です。現在は大企業にかかわらず、中小企業でも多くの会社が世界進出していますから、どんな会社でも英語力を問われる場面はきっと少なくないでしょう。

その上で「ビジネス英語のスキルを身に付けている」という事実があれば、他の転職者や就職者の中でも十分に差をつけられます。採用後は、海外出張や英語を使う部署での活躍など、きっとさまざまな経験を積むことができます。

これまでの経験が考慮される

日本の企業では特に、「この会社に入るために何をしたのか」「これまでどんな努力をしてきたのか」などの過程を尊重し、評価する文化があります。そのため、英語系の資格を持っていることで、継続的に努力できる人だというアピールにも繋がるんです。

資格を選ぶ際に注意するポイント

まず知名度の低い資格では、その価値が採用側の人事に伝わりにくいことが懸念されます。加えて、例えば志望している職種が会計や簿記などの場合、その専用のワードやフレーズに関する資格でなければ評価対象にならないこともあります。

つまり、誰も知らないようなマイナーな資格や志望する職種に適していない資格の取得には注意が必要です。場合によっては「せっかく取得したのに、意味がなかった」ということになりかねません。

【目標別】おすすめ英語資格5選

次はおすすめの英語資格をご紹介していきます。目標の転職別やキャリア別におすすめをピックアップしましたので、ぜひ次の目標を定めながら読み進めてください。

実用英語技能検定

通称英検と呼ばれている実用英語技能検定ですが、その知名度の高さから受験したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。英検はライティングやリスニングに加え、スピーキングテストもあるため、ある程度のコミュニケーション能力や英会話スキルも証明できる検定になります。

そんな英検は、「国内の一般企業で活躍したい」「英語を使う部署で働きたい」という目標のある方におすすめです。取得する場合は2級以上を目指すと良いでしょう。1級や準1級は取得者も少ないため、持っていると他の人と十分に差をつけられます。

関連記事：英検とは？試験概要や各級のレベルを解説！

関連記事：英検準1級のレベルや合格率はどのくらい？1級や2級との違いも解説 

関連記事：英検2級のレベルはどれくらい？難易度や合格率を詳しく解説！

関連記事：英検3級のレベルとは？試験内容・合格点・合格率を一挙ご紹介 

2022年英検の受験を検討している方は、以下の記事で試験日程をご紹介しております。

【2022年度版】英検日程！申込期間、試験日、合否発表日まとめ

TOEIC

英検と並んで有名な英語資格のTOEIC。実際に、さまざまな企業がTOEICのスコアを選考基準にしています。ビジネス英語に特化した試験なので、国内の英語を使った職種に転職したい方には必須の資格とも言えるでしょう。

スキルとしてレジュメに書くのであれば最低は650点以上、日常的に英語を使いながら仕事をしたいのであれば、750点以上を目標にするのがベターです。外資系の企業で働きたい場合はTOEIC以外にも取得すべき資格があるので、この後の項目でさらに紹介していきます。

※ただ、TOEICは2年で失効してしまうので注意が必要です。過去にTOEICを受験したことがある場合にも、転職を希望している方はぜひこの機会にもう一度受験することをおすすめします。

関連記事：TOEIC L&Rテストとは？試験概要や受験のメリットを解説！

TOEFL

アメリカの教育測定機関が主体となって行われている『TOEFL』は、世界に共通する試験のひとつです。リスニング、ライティング、リーディング、スピーキングを総合的に測れるため、自分の英語力を客観視したい人や実践的な英語を学んでいる人にはぴったりのテストですね。

ちなみにそんなTOEFLは、海外ではTOEICよりも知名度が高いです。国際基準の能力テストなので、外資系を目指す方や海外で働きたいと考えている方はぜひチェックしておきましょう。

IELTS

イギリス発祥の試験である『IELTS』は、海外への留学、移住、就労に特化した資格です。ビザを取得する際にも必須となる試験ですので、移住前提での仕事を考えている方は、ぜひチェックしておいてくださいね。0.5刻みのスコアで評価され、海外で働きたい場合は6.5以上を目標にしておくと良いでしょう。

実はそんなIELTSは、TOEFLよりもスコアが取りやすいのが特徴と言われています。というのも、パソコンに向かってテストを行うTOEFLに対し、IELTSは基本的にペーパーテストと面接での試験になります。「TOEFLだとあまり得点につながらなかった」という方でも、IELTSなら本来の力が出せるかもしれません。

BULATS

EUを中心として世界に普及している『BULATS』は、「実際の現場でビジネス英語をどれだけ使えるか」というハイレベルなスキルを測る試験になります。国内で限定するとTOEICよりも知名度は低いものの、世界的な英語レベルをチェックできるため、海外就職を目指す人にはかなりのアドバンテージになるでしょう。

また日本でも、大企業（三井物産、三菱商事、住友商事）では『BULATS』を採用の評価基準にしているところもあります。

英語資格を取得して理想の転職を叶えよう

今回は、英語資格の取得の必要性とおすすめの英語資格を5つご紹介しました。資格を取得することで転職に有利に働くのはもちろん、人生の選択肢もとても広がります。

ぜひ本記事を参考に、英語資格の取得を検討してみてくださいね。資格はきっとあなたの自信になって、次のステップを後押ししてくれるはずです。

コーチング英会話のトライズでは、英語資格であるTOEIC対策コースはもちろん実務で使える実践的な英語力を身につけることができるプログラムが用意されています。転職後に仕事で実は英語が使えないという事にならないよう実践力も磨いていきましょう！コーチング英会話トライズの無料カウンセリングでどのように英語力が身につくのかぜひ相談されてください。

短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」

トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週３回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。

「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。

受講生のインタビューもご紹介します。

           

トライズでの１年は、
一生につながる１年だったと思います。

プロキャディ杉澤伸章さん

インタビュー

Versant 29 → 40

目標：海外選手に英語でインタビューする。達 成

英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。

それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。

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