ビジネス英語と日常英会話で違う単語12選!日常英語とビジネス英語の違い
ビジネス英語とは、ビジネスシーンで使われる英語です。このビジネス英語には、丁寧、シンプルに、はっきり伝えるなどの特徴がありますが、それは伝えかただけでなく、単語にも当てはまります。
こちらでは、日常会話でもよく使われる単語を、ビジネスで使われる単語に置き換えてみました。覚えておくとビジネスシーンできっと役に立つはずです。
この記事では以下のことがわかります
- ビジネス英語における単語の特徴
- ビジネス英語に置き換えた単語
目次
- 1 ビジネス英語で使う単語の特徴
- 2 ビジネス英語で言い換えるべき単語12選
- 2.1 日常会話→ビジネス英語①:give → provide
- 2.2 日常会話→ビジネス英語②:get → receive
- 2.3 日常会話→ビジネス英語③:answer → reply
- 2.4 日常会話→ビジネス英語④:come → attend
- 2.5 日常会話→ビジネス英語⑤:book → reserve
- 2.6 日常会話→ビジネス英語⑥:choose → select
- 2.7 日常会話→ビジネス英語⑦:hand in → submit
- 2.8 日常会話→ビジネス英語⑧:talk about → discuss
- 2.9 日常会話→ビジネス英語⑨:make sure → ensure
- 2.10 日常会話→ビジネス英語⑩:get ready → prepare
- 2.11 日常会話→ビジネス英語⑪:let someone know → inform
- 2.12 日常会話→ビジネス英語⑫:get in touch with → contact
- 3 まとめ
ビジネス英語で使う単語の特徴
ビジネスシーンでは、簡潔、はっきり、直接的といったコミュニケーションが求められます。これは、伝え方や表現方法に限らず、文章を構成するひとつひとつの単語でもそうです。
そして、それらのビジネス英語で使われる単語には、少ない文字数で、的確な意味を伝えるという特徴があります。
たとえば日常会話で「○○に知らせる」と言うときに「let ○○ know」と言ったりしますが、効率や的確さなどを求めるビジネスにおいては、「inform ○○」という一語に置き換えるほうが、好ましいとされる場合があります。
このように、少ない文字数で同じ意味を伝えることのできるという点に、ビジネスで使われる単語の特徴があります。
ビジネス英語で言い換えるべき単語12選
それでは、ここから日常会話でもよく使われる単語をビジネス英語に置き換えた単語とフレーズを紹介していきたいと思います。置き換えるものはこちらになります。順を追って見ていきましょう。
- give
- get
- answer
- come
- book
- choose
- hand in
- talk about
- make sure
- get ready
- let someone know
- get in touch with
日常会話→ビジネス英語①:give → provide
1つ目は、giveです。giveにはいろいろな用法がありますが、「物や情報を与える」という意味で使用する場合は、provide「提供する」に置き換えることができます。
provideには、自分の持っているものを相手のために差し出すというニュアンスがあり、Aが差し出てBが受け取るというような、ワンクッション置いた丁寧な表現です。
使い方としては、「provide(人)with(物)」もしくは、「provide(物)to(人)」という形を取ります。
- “Can you give us a copy of the report?”
レポートのコピーをくれない? - “Could you provide us with a copy of the report?”
レポートのコピーをいただけませんか? - “I’ll give you more information about our project.”
プロジェクトについての詳しい情報を送りますね。 - “Let us provide more information about our project to”
プロジェクトに関する詳細をお知らせさせていただきます。
日常会話→ビジネス英語②:get → receive
giveと同じくよく使う英語にgetがあります。getにもいろいろな用法がありますが「得る、受け取る」といった意味では、receive「受け取る」に置き換えることができます。
またreceiveは、目に見えるものだけでなく、情報といった目に見えないものを受け取るという場合でも使えます。
- “Did you get any massage from the customer?”
お客さまからメッセージもらいました? - “Have you received any massage from the customer?”
お客さまからメッセージを受け取っていませんか?
日常会話→ビジネス英語③:answer → reply
answerは「答える」という意味を持ちますが、ビジネスシーンにおいては、reply「返事する、回答、返答する」に置き換えることができます。
replyの使い方は、toを置いて「reply to(人 or物)」というようにといった形を取ります。
- “Can you answer my question by next week?”
来週までに質問に答えてくれますか? - “I was wondering if you could reply to my question by next week.”
来週までに質問への返答をいただくことはできますでしょうか。
日常会話→ビジネス英語④:come → attend
comeは「来る」という意味を持つ言葉ですが、その場所に(人)が現れるという意味で「行く」という意味でも使用されます。
このcomeをビジネスシーンで使用するときは、attend(出席する、参加する)に置き換えることができます。その場合は「attend(場所、イベント)」といった使い方をします。
- “I am sorry that he couldn’t come to this meeting.”
彼が会議に来れず申し訳ありません。 - “I apologize that he couldn’t attend this meeting.”
彼が会議に出席できず申し訳ありません。 - “Unfortunately, I can’t come to your seminar.”
残念ですが、あなたのセミナーには行けません。 - “Unfortunately, I can’t attend to your seminar.”
残念ですが、あなたのセミナーには参加できません。
日常会話→ビジネス英語⑤:book → reserve
bookは、日常会話では「本」という名詞のほかに「予約する」という意味でもよく使われる言葉です。
「予約台帳に記入する」という意味合いから来ており、レストランやチケットなどを予約するときに使いますが、これをビジネスシーンに当てはめると、reserve「予約する、確保する」を使うことできます。
- “You should book the conference room right now.”
会議場の予約を今したほうがいいですね。 - “You should reserve the conference room immediately.”
会議場の確保(予約)を今すぐしたほうがいいですね。
日常会話→ビジネス英語⑥:choose → select
chooseは「選ぶ」という意味を持ちますが、select「選択する」もビジネスにおいてよく使われる単語です。これら2つはニュアンスがやや異なり、chooseが「いくつもある中から選ぶ」というのに対し、selectは「選択肢の中から選ぶ」という意味を持ちます。
たとえば、choose a majorとselect a majorの違いは、chooseが自分で専門を決めるのに対し、selectは、限られた選択肢の中から専門を決めるというニュアンスがあります。より具体的なやり取りの多いビジネスにおいては、selectを使うことが多いかもしれません。
- “You can choose the design of your website you like.”
好きなウェブサイトのデザインを選んでください。 - “You can select the design of your website you like.”
お好きなウェブサイトのデザインを(その中から)選択してください。
また、fromを使うことで「~から選択する」といった選択肢を付けることができます。
- “Please select from the catalog the I sent you.”
お送りしたカタログから選択してください。
日常会話→ビジネス英語⑦:hand in → submit
hand inとは、「提出する、手渡す」という意味を持つフレーズです。課題や書類などを「手渡し」するときに使います。
そのため、社内で書類を提出するときなどは問題ないですが、会わずにやり取りをすることも多いビジネスシーンにおいては、submit「提出する」が適切な表現となります。
- “I have to hand in monthly report to my boss by end of the day.”
終日までに、上司に月次レポートを渡さないといけない。 - “I have to submit monthly report to my boss by end of the day.”
終日までに、上司に月次レポートを提出しないといけない。
また、inを使うことで、提出の方法を表すことができます。
- “I have to submit monthly report to my boss in ”
書面で、上司に月次レポートを提出しないといけない。
日常会話→ビジネス英語⑧:talk about → discuss
talk aboutは、「~について話す、~を話題とする」という意味となるフレーズです。これをビジネスシーンで使う場合は、discuss「話し合う、議論する」に置き換えることができます。
またdiscussは「discuss ○○」というように、すぐ後に議論する内容が来ます。そのため、discuss aboutとしないように注意をしましょう。
- “Let’s talk about the project we are planning to launch next month.”
来月に始める予定のプロジェクトについて話をしましょう。 - “Why don’t we discuss the project we are planning to launch next month?”
来月に始める予定のプロジェクトについて話し合いませんか?
日常会話→ビジネス英語⑨:make sure → ensure
make sure は「確かめる、確認する」といった意味を持つフレーズです。make sureは、ビジネスシーンにおいてもよく使われる言葉ですが、ensure「確かめる、確実なものにする」のほうが、ビジネスの特徴である簡潔さがあります。
- “Make sure that you follow the instructions carefully.”
その指示に、慎重に従うよう確認しておいてください。 - “Please ensure that you follow the instructions carefully.”
その指示に、慎重に従うようにしてください。
日常会話→ビジネス英語⑩:get ready → prepare
get readyは、「用意する、準備する」を意味するフレーズですが、prepare「用意する、準備する」に置き換えることができます。
「前もって用意をしておく、使えるようにしておく」といった意味を持つ言葉で、ビジネスシーンにおいて便利な言葉です。
- “Will you get the materials ready for the meeting? ”
会議の資料を用意してくれない? - “Would you prepare the materials for the meeting? ”
会議の資料を用意してくれませんか?
日常会話→ビジネス英語⑪:let someone know → inform
日常会話で「知らせる、伝える」というときは、let(人)knowを使うことが多いですが、ビジネスシーン、とくに文面では、inform「伝える、通知する」が使用されます。
inform(人)という形をとり、aboutを使うと「~について(人)に伝える」、byを使うと「~によって(人)に伝える」となります。
- “I will let you know later which day is available for video conference.”
どの日でビデオ会議ができるか、後で知らせますね。 - “I will inform you later which day is available for video conference.”
どの日でビデオ会議ができるか、後ほどお知らせいたします。
日常会話→ビジネス英語⑫:get in touch with → contact
get in touch withは「連絡を取る」という意味となるフレーズです。日常会話でもビジネスシーンにおいても使われる言葉ですが、ビジネスにおいてはcontact「連絡する」を使うことで、より簡潔に伝えることができます。
- “I will get in touch with you when I get the document.”
その文書をもらったら連絡するよ。 - “I will contact you when I receive the document.”
その文書を受け取ったら連絡します。
まとめ
こちらでは、日常会話でよく使われる単語の中で、ビジネス英語に置き換えたものを紹介しました。ビジネスにおいてどれもよく使われる単語です。覚えておくと、きっと仕事をするときに役立つと思います。
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英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。