英語で会議をする時に必要な心構え【フレーズは二の次】
英語を使った会議に必要なのは、その場をやり過ごせる便利なフレーズではありません。フレーズだけを覚えて会議に臨めば、まるで暗唱テストのように人間味のないやりとりしかできなくなってしまいます。
今回は、英語で会議をする時に必要な心構えと、必要な学習方法について解説します。
英語を使った会議がすぐ先に迫っている方も、まだ余裕がある方も、いつかは英語で会議ができるようになりたいと考えている方も、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。
目次
英語で会議をする時に必要な3つの心構え
英語で会議をする時に必要な心構えは以下の2つです。
- 「英語が苦手」という気持ちは捨てる
- 聞き取れない・理解できない時は遠慮なく聞き返す
「英語が苦手」という気持ちは捨てる
もしかするとあなたは、英語が苦手かもしれません。実際に英語が苦手かどうかにかかわらず、英語に苦手意識を抱いているかもしれません。
しかし英語での会議の時は「英語が苦手」という気持ちは一旦忘れましょう。「英語が苦手だから……」とゴニョゴニョしていては、言いたいことも伝えられません。
それよりも「ネイティブでしょ?頑張って私の英語を理解してくれ!」と強気で行った方が会議はうまくいきます。ただし日常英会話ではなくビジネスシーンでの英会話ですので、当然相手のことも気遣わなければなりません。
当然相手も、あなたが英語ネイティブではないことは理解できています。よって必ずしも完璧な英語を目指す必要はありません。英語は世界共通言語なので、英語ネイティブよりも、あなたのような英語非ネイティブの人口の方が多いです。
英語が苦手という気持ちは捨てて、自分の英語に自信を持ちましょう。
聞き取れない・理解できない時は遠慮なく聞き返す
相手の発言がうまく聞き取れなかったり、理解できなかったりした時は、遠慮なく聞き返しましょう。「ここで聞き返したら失礼かな?」と遠慮する必要はありません。
遠慮して聞き返すことができず、そのまま会議が進んでしまった方が、相手にとってもあなたにとってもマイナスになります。あなたは意味が分からないまま相手の話を聞かなければなりません。また相手はあなたが理解していないにもかかわらず必死に説明を続けるので、その時間と労力を無駄にしてしまいます。
相手が言っていることが聞き取れなかった時、”Sorry?”「何?」や”What did you say?”「今何て言った?」のような表現を使うのはおすすめしません。
なぜなら表現がカジュアルすぎるからです。相手との関係によっては、これらの表現を使っても問題ありません。しかし初対面など、大半の場面ではこれらの表現を使うのは望ましくありません。
“I’m sorry. Could you say that again, please?”「すみませんがもう一度仰っていただけませんでしょうか?」
上記の表現は丁寧なので、ビジネスシーンで使用しても違和感はありません。覚えておくと便利ですよ。
英語が聞き取れない原因については、以下の記事で解説しております。
英語での会議に必要なフレーズは見ただけでは覚えられない
「英語 会議」もしくわそれに近い単語でネット検索をすれば、英語での会議に必要なフレーズがたくさんヒットします。
確かにこういったフレーズ集が役立つこともあります。しかしただフレーズを眺めただけで勉強をしたつもりになっていてはダメです。それだと宝の持ち腐れです。
せっかく「英語での会議に向けて勉強しよう」と決心したのなら、フレーズを眺めて満足するのではなく、実際にそのフレーズを使ってみるべきです。
会議の前にリハーサルをしてみる
全く準備をしないまま会議に臨むのは、考えられる最悪のパターンです。会議の相手はあなたの英語力を理解している同僚や先生ではありません。よって容赦無く英語を話し、全く準備をしていなかったあなたは、なす術もないでしょう。
最低でも、会議の前にリハーサルをしておきましょう。プレゼンも、ぶっつけ本番ではなくリハーサルを行うはずです。それと同じです。
同僚など、会議のリハーサルを一緒に行ってくれる相手がいるのがベストです。しかしそれが難しければ、自分一人でもリハーサルを行うべきです。
リハーサルといっても、実際に会議室を借りて、本番同様の環境で行うわけではありません。自分の頭の中で擬似的に質問や会話をしてみるだけでも十分効果はあります。
できれば声に出すとより効果的です。しかし家族がいて自分だけの部屋がないなどの理由で、声に出すことが難しい場合は、お風呂の中などで練習してみるのもおすすめですよ。
お風呂は毎日入るので、毎日15分間、お風呂の中を英語のイメージトレーニングの時間に充てれば、数ヶ月も経てば十分な勉強時間になります。
リハーサルの後に適切なフィードバックを受けられるとなお良し
英語は、リスニング・リーディング・スピーキング・ライティングの4つに分類できます。
リスニングとリーディングは、答えが一つしかないので、参考書などを使って自分で独学できます。一方でスピーキングとライティングは、答えが一つではないので、自分一人で答え合わせをすることが難しいです。
会議で求められる英語スキルは、先ほど紹介した4つのスキルのうち、スピーキング力とリスニング力です。リスニング力は独学でも構いませんが、スピーキングの独学は難しいでしょう。
スピーキング力を高めるには、適切なフィードバックをしてくれる存在が必要です。英語ネイティブレベルの英語力を持つ方に「この表現、英文としては正しいけどネイティブはこういう言い方をするよ」のように教えてもらった方が、スピーキング力は磨かれます。
正しい表現は独学でも学べますが、ネイティブが使う表現は参考書に載っているわけでもないので、独学は難しいですよね。
リスニングとリーディング力を測るTOEICは独学で学ぶ人が多いのに対し、英会話はスクールで講師と一緒に学ぶ方が多いのも同じ理由です。
自分の英語が正しいのかどうか、判断してくれる存在を探してみましょう。もし周りにそういった方がいないのであれば、スクールへ通って英語を学んでみるのも選択肢の一つです。
実践×適切なフィードバックなら英語コーチングがおすすめ
会議に必要なフレーズを実際に話してみながら、適切なフィードバックも受けたいのであれば、英語コーチングスクールがおすすめです。
英語コーチングスクールとは、本来の英会話教室で受けられるようなレッスンに加えて、日本人コーチによるフィードバックや自宅学習の管理、学習カリキュラムの作成といったサポートが受けられるサービスです。
ビジネス英語の習得をメインの目的としたスクールが多く、コーチにはビジネス経験者が多いのも特徴です。一方英会話スクールだと、大学をでてそのまま講師になったり、英会話スクール業界を渡り歩いている方が多いです。
「英語での会議までまだ時間がある」「英語での会議は今後も行われるので、時間をとってしっかり英語力の底上げをしたい」という方は、ぜひ英語コーチングスクールの受講も検討してみてください。
まとめ
英語での会議について解説しました。英語での会議には、高いビジネス英語力が求められます。しかしそれ以上に必要なのは、英語を話す際の心構えや、英語を学ぶ環境だったりします。
ビジネスシーンでよく使うフレーズに目を通したからと言って、英語で会議ができるようになるわけではありません。早速今日から、英語の学習をはじめましょう。
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なぜ英語を使って仕事をするビジネスパーソンにトライズが支持されているのかは以下の記事で解説しております。
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。