「休憩」って英語でなんて言う?細かなニュアンスごとに例文付きで詳しく紹介
「休憩」を英訳すると「Rest」がまず最初に出てきます。
他にも「ちょっと休憩しようか」というときは「Let’s take a break」と言ったり、他にも「Recess」などの表現もあります。
これらの表現を頭に入れておけば、英会話で何気なく相手が使う「休憩」を聞き逃すことが少なくなりますし、自分もニュアンスごとに適切な「休憩」の使い分けができるようになります。
この記事では、そんな「休憩」を表す英語表現を例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、英語の日常会話からオフィシャルなシーンに至るまで使われる「休憩」を英語で言うときに、適切なニュアンスでスマートに使い分けられるようになっているのでぜひ最後まで読んでみてください。
「休憩」を表す英語表現まとめ
「休憩」を表す英語表現には主に以下のものがあります。
Rest
「休憩を英語で言うと」と言われて真っ先に思い浮かんだり翻訳されたりするのが「Rest」です。
Restそのものに「休憩」の意味があるので、広く使えるので大変便利な表現です。
「休憩する」と言うときにはHaveとTakeと一緒に使うと相性がよく、「Have a rest」や「Take a rest」と言われます。
例文↓
- We will take a rest soon.
そろそろ休憩にしましょうか。 - We rested there for an hour.
私たちはそこで1時間休んだ。 - You should get some rest.
ちょっと休んだほうがいいよ。
関連記事:「疲れた」は英語でなんて言う?「tired」だけじゃない!疲れの度合いで使い分ける表現を例文付きで紹介!
Break
Breakはとてもカジュアルに「休憩」を表す英語表現です。
先述の「Rest」と同じく動詞のHaveやTakeと一緒に使うと相性が良いです。
口語表現(話し言葉)で「Gimme a break(Give me a break)=ちょっと待ってくれよ」という表現があるように、しっかりとした「休憩」というよりは、「一息つこう」のニュアンスに近い意味を持っています。
Breakを使った「休憩」の表現は少し砕けた表現ではありますが、友達同士のやり取りはもちろん会社などでも同僚とのやり取りでも使われる一般的な表現なのでぜひ覚えておきたいですね。
例文↓
- Why don’t we break for lunch?
お昼休みにしませんか。 - They took a break under the canopy.
屋外テントのところで休憩を取った。 - He studied all night long without ever taking a break.
彼は休憩なしで徹夜で勉強した。
またTake a breakやHave a break以外にも、「〜Break」という表現を使って「〜休憩」を表すこともできますよ。
例↓
- a short break, a quick break
束の間の休憩 - a lunch break
ランチ休憩 - a tea break
お茶休憩 - a coffee break
コーヒー休憩
関連記事:「夏休み」や「夏季休暇」を英語で言えますか?外国人が使う表現を例文付きで紹介
Recess
Recessは、「学校の休憩時間」や「法廷の休廷時間」など、決められた休憩時間を指す場合に使われます。
先述のBreakとは逆で、しっかりと予定として組まれた休憩として、オフィシャルな場面に好んで使われる表現です。
例文↓
- Parliament will go into recess next week.
議会は来週から休会となる。 - The court is in recess.
法廷は休廷中だ。 - The judge called for a recess of two hours.
裁判長は、2時間の休憩を告げた。
関連記事:「期間」は英語でなんて言う?ニュアンスや使い方まで例文付きで紹介
Interval
Intervalは、「一定の間隔で挟まれる休憩」を指します。
主にスポーツや筋力トレーニング、勉強やレッスンなどの間に挟まる休憩で使われることが多いです。
体育の時間などで「5分間走った後3分のインターバルで、その後また5分走ります。」や、筋力トレーニングのメニューで「腕立て伏せを30回、2分のインターバルを挟んで、また30回を3セット」といった表現を聞いたことがありませんか?
この「インターバル」がIntervalなわけですね。もともとは「間隔」という意味で使われる言葉なので、「一定の間隔をおいた休憩」をイメージすると連想しやすいですよ。
例文↓
- You must practice it at regular intervals.
君はそれを一定の間隔(休憩)を置いて練習すべきだ。 - There was a ten-minute interval between the first and the second movie.
最初の映画と次の映画の間には10分間の休憩時間があった。 - The volcano erupts at regular intervals.
その火山は周期的に噴火を繰り返す。
Intermission
Intermissionは、コンサートや演劇、舞台や試合などの休憩時間を表すときに使われます。
日本語で言うなら「幕間(まくあい)」に近い表現ですね。
例文↓
- When is the intermission?
休憩はいつごろですか。 - The concert duration is about 90 minutes without an intermission.
演奏時間は休憩なしの約90分です。 - Snacks are provided during breaks during the intermission.
幕間の休憩時間には軽食が提供されます。
※補足
「休憩」や「幕間(まくあい)」の意味でIntermissionが使われるのは主にアメリカ英語が話されている国、地域です。
イギリス英語が話されている国、地域ではIntermissionの代わりに先述した「Interval」が使われます。
ご自身が学ばれている英語の種類に応じて、IntermissionとIntervalを使い分けてくださいね。
関連記事:duringとwhileの使い分けを徹底解説!はっきりした違いと使い方がある?
まとめ
この記事では、英会話で何気なく相手が使う「休憩」について、使われるシチュエーションやニュアンス、細かい意味ごとに例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、あらゆるシチュエーションで使われる「休憩」を、ネイティブスピーカーも頷く自然な英語表現で、スマートに、適切に使い分けることができるでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできたら幸いです。
また、英語学習方法にお悩みの方や英会話スクールで英語力が思っていたより伸びなかったという人におすすめなのが、英語コーチングです。
英語コーチングのTORAIZでは、あらゆる英語学習の中から、あなたにとってベストな英語学習をカスタムして、飛躍的な英語力の向上を図ることが出来ます。
英語コーチングとは、ただ英語を教えるだけでなく科学的根拠に基づいて効果的な勉強法を無理なく継続させる事に注力した英会話サービスです。
TORAIZは、そんなコーチング英会話の中でも継続率が91%以上!
英語力だけでなくコーチングの技術も洗練されたコンサルタントが、あなただけのために作られたスケジュールを管理しながら、無理なく挫折しない方法であなたをサポートします。
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。