「知識」は英語でなんて言う?意味やニュアンスごとに例文付きで紹介
「知識」を英語に訳すと「Knowledge」が真っ先に出てくるでしょう。
現代は情報社会のため、何をするにも「知識」が必要になりますよね。
それだけ「知識」という言葉は日常生活やビジネスシーンにおいてもよく登場します。
英語のネイティブスピーカーは「知識」を英語で言うとき、「Knowledge」以外にも色んな言い方で「知識」を表現します。
また、直接「知識」を意味する英語じゃなくても、文章の意味によっては「知識」という意味で使ったりします。
この記事では、そんな「知識」の色んな英語表現を例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、ネイティブスピーカーが話す色んな「知識」の表現を聞き逃すことがグッと減るだけでなく、あなた自身も適切に使い分けられるだけの十分な知識が身につくのでぜひ最後まで読んでください。
目次
「知識」を意味する英語表現まとめ
「知識」を表す英語には主に以下の表現があります。
Knowledge
「知識」を英語に翻訳すると真っ先に出てくるのが「Knowledge」でしょう。
I know him.(彼を知ってるよ)やShe knows many things.(彼女はたくさんのことを知っている)といった感じで、「知っている」を表す「Know」はよくご存知かと思います。(中学校の最初で習う英単語ですからね)
動詞である「Know」が名詞の形になると「Knowledge」になり、意味も「知っていること=知識」となるわけですね。
少し綴り(スペル)が長いですが、「Know」という既に知っている英単語と結びつくことで意外にも簡単に身につきますよ。
例文↓
- Knowledge is power.
知識は力である。 - A knowledge of accounting is essential.
簿記の知識が必須です。 - A little knowledge is dangerous.
半端な知識は危ないものだ。(生兵法は大怪我のもと 【ことわざ】)
Acquaintance
「知識」を表す英語表現に「Acquaintance」があります。
大学受験で英語を学んだ人は「知り合い、交友」という意味で馴染みがあるかもしれませんね。(筆者もこの単語をTarget1900という大学受験用英単語帳で知りました。)
「知り合い」や「交友」の意味では「人」に対して使われますが、「物」を対象にした時に「知っていること」の意味から「知識」という意味に連想することができます。
例文↓
- I gained acquaintance with the country then.
私はその時に、その国について知りました。 (その国について知識を得ました。) - My acquaintance with Spanish language is rather limited.
私のスペイン語の知識はとても限られたものだ。
Expertise
「Expertise」も、「知識」を表す英語表現です。
Expertiseは、上述した「Knowledge」や「Acquaintance」と比べると、「専門知識」という意味合いが強い英語表現です。
医学知識であったり、特定の機械の知識、業界の知識などが「Expertise」に当たりますね。
「Expertise」の綴り(スペル)の中に、「Expert(エキスパート=専門家)」が隠れているので、そこから連想すると覚えやすいですよ。
例文↓
- Explaining this requires some expertise in economics.
これを説明するには経済学の専門知識が必要だ。 - That’s outside my area of expertise.
それは私の専門知識の領域外のことです。
関連記事:「努力」を英語でなんて言う?細かい意味やニュアンスごとに例文付きで紹介
文脈によって「知識」の意味にもなる英語表現
もともとの英単語の意味が「知識」でなかったとしても、文脈によっては「知識」という意味で使われる英語表現もあります。
Information
Informationはもともと「情報」という意味の英単語ですが、文脈によって「知識」の意味で使われることもある英語表現のひとつです。
「情報をよく知っている=知識がある」という意味の連想でよく使われます。
例文↓
- SNS tends to distort and spread information.
SNSは捻じ曲げられた知識を拡散する傾向がある。 - There’s a lot of misinformation about the disease that needs to be corrected.
この病気については、誤った知識が多く、それを訂正する必要があります。
関連記事:「お知らせ」を英語で何と言う?細かい意味の違いごとに例文付きで紹介
Experience
Experienceはもともと「経験」を意味する英単語ですが、文脈によって「知識」の意味でも使われる英単語のひとつです。
元の意味である「経験」から得られる「知識」のことを指して使われる場合が多いですね。
例文↓
- Have you ever experienced real hunger?
本当の飢えというものを知っていますか? - I know that from experience.
私は経験からそれを知っている。
Literacy
Literacyは「読み書き能力」や「識字率」を意味する英単語ですが、文脈によって「知識」の意味でも使われる英単語のひとつです。
これは「インターネット・リテラシー」という言葉をよく耳にする現代人ほどしっくり来やすいかもしれませんね。
「個人情報が映らないように気をつける」「人が傷つくことは書かない」など、インターネットの使い方について「よく知っている人」を「ネットリテラシーが高い」と言ったりするからです。
このイメージと似たもので、「リテラシーが高い=知識を持っている」の感覚で使われるわけですね。
例文↓
- The minimum IT literacy and communication skills are essential.
必要最低限のITリテラシー(IT知識)とコミュニケーション能力は必須です。 - Acquiring information literacy will be useful in the future.
情報リテラシーを身につけたら将来役立つだろう。
関連記事:「役に立つ」は英語でUsefulやHelpfulだけじゃない?ニュアンスの違いも例文付きで解説
まとめ
この記事では、「知識」を意味する英語表現について例文付きでお伝えしました。
ここまでお読みのあなたは、ネイティブスピーカーが話す色んな「知識」の表現を聞き逃すことがグッと減るだけでなく、あなた自身も適切に使い分けられるだけの十分な知識が身についているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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