日本人が良く使うネイティブがあまり使わない英語5選!代用表現も紹介
日本人の多くが、学校の教科書や大学受験の参考書を使って英語を学びますよね。
教科書英語や受験英語には、「正しい英語」が載っているので、もちろん正しい英語を学ぶことができます。
ただし、「正しい英語」でも、ネイティブスピーカーから見ると「不自然」だと感じるものもあります。(This is a pen.が代表的ですね)
こうした背景から、「日本人が共通して使う、ネイティブスピーカーが使わない英語の表現」がいくつか出てくるわけですね。
この記事では、そんな「日本人がよく使うけど、ネイティブスピーカーはあまり使わない英語」を、代表的な5つにまとめました。
加えて、「代わりにどんな表現を使えば、自然な表現になるのか」も紹介します。
この記事を読み終わる頃には、日本人がよく使いがちな不自然な表現を避けて、ネイティブスピーカーがよく使う自然な表現にグッと近づけることができるので、ぜひ最後まで読んでください。
目次
日本人が良く使うネイティブがあまり使わない英語5選
「日本人が良く使うけど、ネイティブスピーカーはあまり使わない英語」として挙げられるものとして、代表的なものを5つ紹介します。
1.My Job is〜 / What’s your job?
「私の職業は〜です」と言う時や、「あなたの職業は何ですか?」と聞く時に、日本人がよく使う表現が「My job is ~」と「What’s your job?」です。
「My job is ~」は「私の職業は〜です」の意味になりますし、「What’s your job?」も「あなたの職業は何ですか?」の意味になりますから、しっかり文章が組み立てられていて正しい文章だと言えます。
ただし、「正しい文章」がいつも「ネイティブスピーカーが使っている文章」とは限りません。
「This is a pen.(これはペンです。)」という正しい文章を、アメリカ人やイギリス人があまり使わないのと一緒ですね。
「My job is ~」と言うと、「職業」というザックリとした意味よりも、「(詳細な)業務内容」というニュアンスで使われるので、「職業」のニュアンスとは少し離れてしまいます。
代わりに、ネイティブスピーカーは以下のような表現で職業を表します。
- What do you do for a living?
あなたのご職業は?(直訳すると「生きるために何をしていますか?」) - I teach English at school.
学校で英語を教えています。(英語教師をしています。) - I sold hats and scarves and overshoes and stuff like that.
帽子、スカーフ、オーバーシューズなどを売っていました。(アパレル販売員をしていました。)
日本語とは少し違う表現で、職業を聞いたり話したりしているのがわかりますね。
関連記事:「コンセント」は和製英語?日本人が間違いがちな表現一覧47選!
関連動画:【知らないと恥ずかしい】学校で習ったのに、実はネイティブがほとんど使わない英語
2.What time is it now?
「What time is it now?」は、「今、何時ですか?」と、現在時刻を尋ねる時に使われる、学校の教科書でも習う定番の表現です。
しかし、英語のネイティブスピーカーは「What time is it now?」をあまり使いません。
なぜなら、「What time is it now?」は「相手が現在時刻を答える手段を持っている」という前提で尋ねているニュアンスがあるので、「答えて当然」という態度にも聞こえてしまうからですね。
代わりに、ネイティブスピーカーは「Do you have the time?」という表現を使います。
「Do you have the time?」であれば、What time is it now?よりも丁寧なニュアンスで現在時刻を聞くことができるので、ネイティブスピーカーは「Do you have the time?」の方を好んで使うわけですね。
※ただし、「Do you have the time?」から「The」が抜けた「Do you have time?」になると「今お時間よろしいですか?」という全く違う意味になるので、注意して使い分けましょう。
関連記事:普段から使っているかも?ネイティブに誤解されるNG英語表現まとめ
3.How are you?への返答
日本人であれば、「How are you?」と聞かれれば「I’m fine thank you, and you?」と条件反射で返してしまうくらい、学校英語で学んだ馴染み深い英語の返答です。
ただし、英語のネイティブスピーカーは「How are you?」や「What’s up?」などの挨拶に対して「Hi 〇〇(相手の名前)!How are you?」と、相手に調子を聞き返すのが一般的です。
外国人に「How are you?」と聞いたら、聞き返されるものだとして構えておくと会話がスムーズになりますよ。
英語コーチングTORAIZ(トライズ)の動画では、「How are you?」に対しての返答でネイティブが使う自然なフレーズを紹介していますので是非ご覧ください。
4.I envy you
「あなたが羨ましいよ」と言うときに、「嫉妬する」の意味である「Envy」を使って「I envy you」を使う日本人は多いです。
現にカナダへ語学留学をしていた当時の筆者もよく使っていました。
ネイティブスピーカーは筆者をノンネイティブだと思って指摘されて来なかったのですが、I envy youは「羨ましい」というニュアンスよりも、もう少し強い嫉妬のニュアンスがあるので好んで使わないことを帰国してから知りました。
「あなたが羨ましいよ」というニュアンスで使うのは「I’m jealous.」の方が使われます。「ジェラシー」の「Jealous」ですね。
5.It can’t be helped
最後に、「仕方がないよ」を意味する「It can’t be helped」です。
大学受験用の英文法書にある「口語(話し言葉)表現」の項目でよく見かける表現なので、日本人が「仕方がないよ」と英語で言いたい時によく使われる表現です。
もちろん間違った英語では無いのですが、「That’s the life.」の方がネイティブっぽいです。
ネイティブがよく使う表現ですし、直訳すれば「それが人生だな」というちょっとひねった表現なので、ちょっとカッコよく言うこともできる表現だと言えますね。
日本人が間違えがちな英語は以下の動画でも確認できます、是非合わせてご覧ください。
まとめ
この記事では、「日本人が共通して使う、ネイティブスピーカーが使わない英語の表現」を紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、「日本人がよく使いがちな不自然な表現」を避けて、ネイティブスピーカーがよく使う自然な表現にグッと近づけるだけの十分な知識が身についているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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トライズでの1年は、
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。