「やっぱり」って英語で言えますか?細かい意味や使い方ごとに紹介
「やっぱり、彼は大学受験で上手く行くと思ってたんだよね。」
「雨の日の交通手段といったら、やっぱり地下鉄だよね。」
↑のように、日本語の日常会話では「予想した通り」の出来事や、誰もが予想出来るような共通の最適解に対して「やっぱり」という言葉を使いますよね。
英語には日本語のような共通した「やっぱり」という表現はありませんが、似たような状況で使われる「やっぱり」に似た言葉がいくつかあります。
英語を使う外国人は、こうした「やっぱり」にあたる英語表現を、細かい意味やニュアンスの違いから色んな言い方で適切に使い分けます。
この記事では、そんな「やっぱり」を英語で表現できる言葉を、細かい意味やニュアンス、使い方の違いから例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、「やっぱり」を意味する英語表現を、あなた自身も英語を話す外国人のように使い分けられるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
目次
「やっぱり」を意味する英語表現まとめ
英語で「やっぱり」を表すには、以下の英語表現が使えます。
As expected
英語で「やっぱり」を表すときは”As expected”が使えます。
expectが「期待する」や「予想する」を意味しますから、”As expected”は「期待した通り」や「予想した通り」の意味合いになり、結果や状況が現れたときに使われます。
何かが起こった後で、それが予測どおりであることを強調するときに使われます。
例文↓
- As expected, he arrived late to the meeting.
やっぱり、彼はミーティングに遅れて到着しました。 - She forgot her keys at home, as expected.
彼女はやっぱり、家に鍵を忘れていました。 - As expected, it started raining just as we were about to leave.
やっぱり、ちょうど出発しようとした時に雨が降り始めました。
I knew it
”I knew it”も英語で「やっぱり」を表す表現です。
I knew itは直訳すれば「知っていた」となり、何かが起こることをあらかじめ知っていたことを表す表現です。
上述したAs expectedを少しカジュアルにした表現で、自分の予測が的中したことを強調して使われます。
例文↓
- I knew it! She won the competition.
やっぱりね!彼女がコンテストで優勝したんだ。 - I knew it! The test results were better than expected.
やっぱり!テストの結果は予想以上に良かったよ。 - I knew it deep down! She forgot my birthday.
内心やっぱりそうだと思っていた!彼女は私の誕生日を忘れてしまっていたんだ。
関連記事:「さすが」は英語でなんて言う?細かい意味やニュアンスごとに例文付きで紹介
After all
”After all”も英語で「やっぱり」を表します。
上述した2つの「予想した通り」の意味合いで使われる「やっぱり」とは違い、After allは「やっぱこれだね」とか「やっぱこれに限るよね」といったニュアンスで、「結局は、その選択肢になる」という使い方がされます。
上述した2つの「やっぱり」とのニュアンスの違い、使われ方の違いを意識して使いましょう。
例文↓
- After all, that’s where we end up.
やっぱり、そこにたどり着くんだよね。 - After all, it turns out to be the best choice.
やっぱり、それが一番良い選択だということがわかった。 - After all, that’s the only option left.
やっぱり、それが唯一の選択肢だよ。
Actually
”Actually”を使って、「やっぱり」を英語で表すこともあります。
Actuallyを使った「やっぱり」の英語表現は、さっきまで選択していたものをやめて「やっぱりこっちにした!」と選択しなおす時の「やっぱり」として使われます。
例文↓
- Actually, I’ve changed my mind; I’ll take this.
やっぱり考えを変えて、これを選びます。 - Actually, I’ll go with this one instead.
やっぱり、こっちの方を選びます。 - Actually, I’ll stick with this choice.
やっぱり、この選択を続けます。
関連記事:「悩む」を英語でなんて言う?細かい意味やニュアンスごとに例文付きで紹介
Should have p.p.
「やっぱり」を英語で表す時に、仮定法の構文である”Should have p.p.(過去分詞形)”を使うこともあります。
仮定法の構文である”Should have p.p.(過去分詞形)”を使うときは、「やっぱり〇〇(動詞の過去分詞形)しておけばよかった!」と、後から後悔や反省をする意味で使われます。
現在選択した「〇〇しなかった現実」の話ではなく、「〇〇して後悔や反省をしなくて済んだ、”仮定”の話」をするのですから、仮定法の”Should have p.p.(過去分詞形)”を使うわけですね。
例文↓
- I should have listened to my gut feeling and bought that house when I had the chance.
やっぱり、直感に従ってその家を買っていればよかったよ。 - We should have double-checked the schedule before booking our flights.
やっぱり、フライトを予約する前にスケジュールを再確認すべきだったね。 - He should have called ahead to confirm the meeting time.
会議の時間を確認するために、やっぱり事前に電話をするべきだった。
まとめ
この記事では、「やっぱり」を意味する色んな英語表現を例文付きでお伝えしました。
ここまでお読みのあなたは、「やっぱり」を意味する色んな英語表現を、あなた自身も英語を話す外国人のように適切に使い分けられる十分な知識が身についているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。