ワーキングホリデーの仕事事情まとめ!種類や仕事が見つからない理由を解説
ワーキングホリデー(以下ワーホリ)は、滞在先の国で就労や就学ができる制度です。就学は、語学学校に申し込みをすれば問題ありません。しかし就労については、申し込みをして採用される必要があります。
ワーホリではどんな仕事の選択肢があるのか、どうやって仕事を見つければ良いのか、見つからなかったらどうしよう、と不安ではありませんか?
そこで今回は、ワーホリの仕事事情についてまとめました。記事を最後までチェックすれば、ワーホリの仕事事情に関することが一通り分かりますよ。
またワーホリの概要については、以下の記事で詳しくまとめています。
関連記事:ワーキングホリデー(ワーホリ)とは?初めてでも分かるように簡単に解説
目次
ワーキングホリデーでできる仕事の種類
ワーホリでは、どんな仕事にも就くことができます。
今回はその中でも日本からワーホリをする人に人気の高い、以下6つの仕事について紹介します。
- ウェイター
- ショップ店員
- バリスタ
- ファーム
- ホテルスタッフ
- 日本語学校のスタッフ
それぞれ詳しく見てみましょう。
ウェイター
日本食レストランを含む、現地の飲食店での仕事です。ワーホリ界隈では「ジャパレス」と呼ばれます。
日本食レストランは、ワーホリの中でも最も人気の高い仕事ではないでしょうか。
日本食レストランの場合、店長も日本人です。またスタッフにも日本人が多いです。よって日本語が通じるため、高い語学力がなくても安心です。
ただし「現地の人との交流があまりできなくて後悔した」という声もよく聞かれます。もちろん接客の際に語学力は必要なのですが、他の仕事と比べると語学力の伸びが緩やかになります。
ショップ店員
お土産屋さんやスーパー、服屋さんなどでの仕事です。日本で接客をした経験がある方におすすめの仕事です。
お土産屋さんの場合は、観光客にお土産や観光情報の説明をするため、語学力が磨かれます。またその国の観光情報等について詳しくなれます。
バリスタ
海外でバリスタの資格を取得して、現地のカフェでバリスタとして働く方も多いです。コーヒーが好きな方や海外のカフェで働いてみたい方にはおすすめです。
ファーム
農場での仕事です。中でも果物を収穫するフルーツピッキングという仕事が多いです。オーストラリアやニュージーランドで募集が多い仕事です。
観光ではなかなか行く機会がない、海外ののどかな大自然の中で生活をおくれます。
同僚の大半は、同じくワーホリで来ている人や出稼ぎ労働者です。よって世界中の人と交流できますが、現地民との交流は比較的少なくなるかもしれません。
ホテルスタッフ
ホテルやゲストハウスなどの受付やハウスキーピングの仕事です。世界中の人と話す機会があります。
特にゲストハウスの場合は、旅人気質な宿泊者が多いです。よって夜は一緒にお酒を飲んで語り合ったりできます。
そういった交流が好きな方には、ゲストハウスのスタッフがおすすめです。また住み込みで仕事ができるケースも多く、家賃を節約できます。
日本語学校のスタッフ
語学力が低い方に、日本食レストランと同じくらいおすすめできる仕事が日本語学校のスタッフです。
日本語学校の受付や事務を行ったり、実際に日本語を教えたりします。
日本語学校に通う現地民は、日本に興味がある方ばかりです。よって仲良くなれるかもしれませんし、高い語学力がなくても話を理解しようとしてくれます。
ワーキングホリデーでの仕事の探し方
ワーホリで仕事を探す方法は、主に以下の2つです。
- 求人サイト
- 知り合いの紹介
それぞれ詳しく見てみましょう。
求人サイト
最も一般的なワーホリ先での仕事の探し方は、求人サイトです。これは日本で仕事を探すときと同じですよね。
海外で仕事先を探す際は、現地の求人サイトか、日本人向けの求人サイトを使いましょう。各国日本人向けの求人サイトがあるはずなので「〇〇(国名) 求人サイト」のような形で、インターネット検索してみてください。
知り合いの紹介
ワーホリでは、仕事をする前に数ヶ月間語学学校に通う方が多いです。語学学校には、あなたと同じようにワーホリで来ている方も多く在籍しています。
語学学校で仲良くなった友人から仕事場を紹介してもらえたり、仕事の探し方についてアドバイスをもらえたりすることもあります。
ワーキングホリデーで仕事が見つからない最大の理由は語学力
ワーホリ先で「仕事が見つからない」と焦る方も一定数います。そういった方がなかなか仕事を見つけられない最大の原因は、語学力です。
日本に置き換えると分かりやすいですが、どんな仕事であっても日本語は必要ですよね。農家や工場など接客が不要な仕事であれば求められる日本語力は下がります。しかしそれでも同僚や上司とコミュニケーションを取るために日本語力は必要です。
例えば「オーストラリアに行くのに全く英語が話せない」という状況であれば、英語力を伸ばすべきです。ここでは、ワーホリに行く方が語学力を伸ばす方法を3つ紹介します。
- 現地で語学学校に通う
- 求められる語学力が低い仕事に応募する
- まだ出発前であれば急ピッチで語学力を伸ばす
それぞれ詳しく見てみましょう。
現地で語学学校に通う
ワーホリでは、語学学校に通うのも、現地で仕事をするのも自由です。しかし語学力に自信がないのであれば、まずは仕事をするのではなく、語学学校に通うべきです。
語学学校に通って語学力を高めてから仕事を探すことで、仕事の選択肢が広がります。実際に日本からワーホリに行く方の大半は、まず語学学校に通ってから仕事をしています。
記事前半で紹介した仕事の中でも、特に語学力が求められる仕事に興味があるのであれば、語学学校には通って置いた方が良いでしょう。
語学学校に通っている間は収入がないので、事前に最初の数ヶ月間は収入が一切なくても生活できるレベルの貯金は用意しておきたいところです。
求められる語学力が低い仕事に応募する
すでにワーホリ中の方で、仕事が見つからずに悩んでいるのであれば、求められる語学力が低い仕事に応募するのも1つの手です。
本記事では、以下6つの仕事を紹介しました。
- ウェイター
- ショップ店員
- バリスタ
- ファーム
- ホテルスタッフ
- 日本語学校のスタッフ
その中でも求められる語学力が比較的低いのは、ウェイター(日本食レストラン)、ファーム、日本語学校のスタッフ、ホテルスタッフです。
そしてその中でもファームと日本語学校のスタッフは、特に求められる語学力が低いです。「本当はこの仕事をしたい」という希望があるかもしれませんが、他の仕事にもぜひ目を向けてみてください。
まだ出発前であれば急ピッチで語学力を伸ばす
もしまだワーホリに出発していないのであれば、出発までにできる限り語学力を伸ばしましょう。
英語圏の国にワーホリに行く方で、国内で英語力を伸ばしたいのであれば、英語コーチングスクールを使った学習がおすすめです。
英語コーチングスクールについては以下の記事で詳しくまとめています。
まとめ
ワーホリでできる仕事の種類や、仕事の見つけ方、仕事が見つからない原因について解説しました。
ワーホリの仕事事情が一通り分かったのではないでしょうか。
ワーホリの仕事事情について分かったら、ワーホリのイメージを膨らませつつ、今できることに取り組みましょう。語学学習は、国内にいるうちから始めておいて損はありません。
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。