看護師がワーホリをするメリット・デメリット、費用等まとめ
現在看護師として働いている方の中には、「一度はワーホリに行ってみたいな」「ワーホリ先でも看護師やそれに関係する仕事ってできるのかな?」と疑問に思っているのではないでしょうか。
そこで今回は、看護師がワーホリをするメリット・デメリットや、費用などについて解説します。
現在看護師をしている方で、「いつかはワーホリに行ってみたいな」と考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
目次
ワーキングホリデーとは?
ワーキングホリデー(ワーホリ)とは、日本と協定を結んでいる国や地域に、長期間滞在できる制度です。滞在中は現地を観光したり、語学学校に通ったり、アルバイトをしたりできます。
ワーホリは18歳から30歳までの若年層が利用できる制度で、同じ国に滞在できる期間は最長で1年です。「オーストラリアでワーホリをした後にアイルランドにワーホリをする」のように、ワーホリで滞在できる国や地域の数に制限はありません。
ワーホリについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
関連記事:ワーキングホリデー(ワーホリ)とは?初めてでも分かるように簡単に解説
看護師がワーホリをするメリット
看護師がワーホリをするメリットは以下の3つです。
- 英語力の向上
- 世界的な看護に関する知見の取得
- 人生経験になる
それぞれ詳しく解説します。
英語力の向上
海外での生活や仕事を通じて、看護師は英語や現地語の習得が期待できます。この経験は、将来のキャリアにおいて大きなアドバンテージとなります。
特に看護師として働く場合、患者さんや同僚とのコミュニケーションがスムーズにできるようになることが、質の高い医療サービスの提供につながります。また現地の文化や風習を理解することで、患者さんとの信頼関係を築くことができます。
語学力が向上することで、より多くの患者さんとのコミュニケーションが可能になり、より良い看護を提供できるようになります。
世界的な看護に関する知見の取得
海外の医療現場では、さまざまな文化や背景を持つ患者さんに出会うことができます。
異なる看護の実践方法や医療技術に触れることができるため、日本に帰国した際にはより幅広い視野を持った看護師として、より質の高い看護を提供することができます。
また海外での経験を通じて、新しいアイデアやアプローチを学ぶことができます。これにより、自己啓発が促進され、キャリアアップの可能性が広がります。世界各国の看護師たちと交流することで、国際的な視野を持つ看護師として成長することができます。
人生経験になる
海外での生活や仕事は、自分自身の成長や人生経験の豊富さにつながります。
自分自身が新しい環境に身を置き、課題に向き合い、解決していく過程を通じて、自己成長や自己理解が深まることが期待できます。
異なる文化や人々と接することで、自分自身の視野や考え方が広がり、人間的な成長を促進することができます。また、新しい出会いや文化交流を通じて、豊かな人間関係を築くこともできます。このような人生経験は、将来のキャリアや人生においても、自己成長や自己実現につながるものとなります。
特に看護師として働く場合、患者さんやその家族との接し方にも影響を与えます。自己成長が促進され、心理的な成熟が進んだ看護師は、より多くの患者さんに対して、的確なアドバイスやサポートを提供することができます。
また、海外での生活や仕事は、自分自身の挑戦や達成感を味わうことができるため、自信を持って新たなチャレンジに取り組むことができるようになります。
看護師がワーホリをするデメリット
看護師がワーホリをするデメリットは以下の4つです。
- 認定やライセンスの問題
- 経済的な問題
- 心理的な問題
- 帰国後の再就職問題
それぞれ詳しく解説します。
認定やライセンスの問題
看護師がワーホリ先で働く場合、その国や地域での認定やライセンスが必要となる場合があります。
この場合、看護師は現地の規制に従って、認定やライセンスの取得や更新など、煩雑な手続きを行わなければなりません。たとえばアメリカやカナダなどでは、看護師の資格を取得するためには、現地の試験に合格する必要があります。
また英国やオーストラリアなどでは、海外からの看護師の資格を認めるための手続きが必要となることがあります。このような手続きには、時間や費用がかかるので大変です。
経済的な問題
看護師がワーホリ先で働く場合、現地での生活費や宿泊費、交通費などがかかります。
これに加えて、現地の賃金水準が低い場合、日本での生活に比べて経済的な負担が大きくなるかもしれません。
心理的な問題
海外での生活や仕事は、文化や言語の違い、生活環境の変化などから、精神的なストレスや孤独感を抱えることがあります。
特に看護師として働く場合、現地の医療環境に適応するための調整や、現地の患者さんやスタッフとのコミュニケーションの問題に直面するかもしれません。
そのため自分自身の言語力や文化的な理解力を高めるための取り組みや、ストレスを解消する方法を見つける必要があります。
また海外での生活や仕事は、一人で行うことが多いため、家族や友人との離れ離れになることが多く、それが孤独感やストレスにつながることがあります。
帰国後の再就職問題
看護師がワーホリをして帰国後、再び日本で看護師として働く場合、職場によっては海外での経験やスキルが評価されない場合があります。
またワーホリ先の看護師と比較して、給与や労働条件が悪い場合があります。
そのため再就職するためには、ワーホリでの経験を活かせる職場の選定や、現場での経験の積み重ねなど、さらなる努力が必要です。
これらの問題に対処するためには、ワーホリ前に帰国後の就職についての情報収集をしたり、自己PRの力を高めるたりすることが必要となります。
看護師のワーホリにかかる費用
ワーホリにかかる費用は、大きく以下の3つに分類されます。
- 渡航費
- 学費
- 生活費
期間や学費、訪れる国等によって、かかる費用は異なりますが、1年間ワーホリをするのであれば、最低でも200万円は必要です。
国名 | 費用の目安 |
オーストラリア | 230万円 |
イギリス | 260万円 |
カナダ | 210万円 |
ニュージーランド | 200万円 |
ワーホリにかかる費用については、以下の記事で詳しくまとめています。
関連記事:ワーキングホリデーにかかる費用国別まとめ!お金がない人がワーホリを楽しむ秘策も紹介
看護師がワーホリまでに国内でできること
国内にいる間に、できるだけ英語力を高めておくに越したことはありません。現地で基礎的な英語から学び始めるより、ある程度英語を話せるようになっていた方が、勉強も捗りますし生活も楽しめます。
まずは自分の英語力を把握し、必要な勉強方法を選定、実践しましょう。
おすすめは英語コーチングスクールを受講し、英語コーチ、英会話講師のサポートを受けながら英語を学ぶことです。
英語コーチングスクールについては、以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ
看護師がワーホリをするメリット・デメリットや、費用などについて解説しました。
看護師がワーホリ先でも看護師として働くのは、資格等の関係もあり決して簡単なことではありません。しかし看護師として働けたとしても、そうでなかったとしても、ワーホリが大きな人生経験になることは明らかです。
ワーホリに行くことができる期間は限られています。早速ワーホリに向けて、準備を始めましょう。
ワーホリ前に英語の準備ができるスクールは「トライズ」
ワーホリで失敗しないためには、渡航前の準備が重要です。ワーキングホリデーでより効率的に英語を習得し、多くの収入を得るためには、日本にいる時に英語の基礎力を習得しておくことが何よりも大切です。
トライズのワーキングホリデー準備英語コースは、3ヶ月でワーホリに必要な英語力を習得するプログラム。 専属のコンサルタントとネイティブコーチがあなたをサポートし、週3回のレッスンを含む1日3時間の短期集中学習で、徹底的なワーホリ対策を行います。
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短期で英語を話せるようになりたい方に
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。