海外MBAとは?費用や取得のメリット・デメリットについて解説
「海外MBAについて興味があるけど、いまいちどういったものなのか分からない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、海外MBAの内容や費用、取得のメリット・デメリットやオンラインでの取得が可能かについてまとめました。
海外MBAの基本的な情報について知りたい方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。
目次
海外MBAとは?
海外MBA(Master of Business Administration)は、海外の大学またはビジネススクールで提供される経営学修士(修士号)のプログラムを指します。これは、経営管理やビジネスに関する高度な知識とスキルを身につけるための専門職の学位プログラムです。
海外MBAプログラムは、一般的にビジネスに関連する多岐にわたるトピックを網羅し、経済学、会計学、マーケティング、戦略、組織行動、ファイナンスなどの分野を学びます。さらに、リーダーシップ、コミュニケーション、交渉、プロジェクト管理、問題解決などの実践的なスキルも開発されます。
具体的な海外MBAプログラムは、大学やビジネススクールによって異なります。
海外MBAの取得にかかる費用
海外MBAにかかる費用の内訳は以下のとおりです。
- 学費
- 生活費
- 教材費
- 留学準備費
それぞれどのスクールに通うかによって費用は異なります。一般的には2年間で学費が800〜2000万円程度、留学準備費が100万円程度、生活費が300万円程度、教材費が20万円程度かかります。
海外MBAはオンラインでも取得可能?
海外MBAはオンラインでも取得可能です。オンラインで海外MBAを取得すれば、かかる費用や渡航の手間を抑えられます。
オンラインの場合は学費を300〜1600万円程度に抑えらられるので、ぜひ検討してみてください。
海外MBAを取得するメリット
海外MBAを取得する主なメリットは以下の3つです。
- 高度なビジネス英語力が身に付く
- 就職・転職の選択肢が広がる
- 人脈が広がる
それぞれ詳しく解説します。
高度なビジネス英語力が身に付く
海外でMBAを取得するのであれば、講義も課題も全て英語で行われます。よって大学、大学院レベル以上の英語力が身につきます。
またMBAで学ぶのは、経営やマーケティングに関することです。よってビジネス関連の英語力も身につきます。具体的には、ビジネスでしか使わないような語彙力が身につきますし、ビジネス関連の内容を議論したり資料にまとめたりする能力も身につきます。
就職・転職の選択肢が広がる
海外でMBAを取得していること自体が、就職や転職で有利に働きます。また海外MBAの取得に際して身に付いた英語力も、国内の就職・転職市場においては大きな武器となるでしょう。
また海外でMBAを取得することで、ビジネスに関する自信だけでなく、英語の自信も身に付きます。よって国内の企業のみならず、海外での就職や転職も選択肢に入ってくるでしょう。国内で外資系企業に就職・転職するのも良いかもしれません。
いずれにせよ、海外MBAの取得が就職・転職の幅を広げてくれるのは確かです。現在すでに社会人として働いていて、将来への不安がある方にも、キャリアアップのための選択肢として海外でのMBA取得はおすすめできます。
人脈が広がる
海外でMBAを取得するための大学やビジネススクールには、志の高い人たちが集まります。それも世界中から志の高い人たちが集まります。
こういった人たちとの人脈は、将来ビジネスを行う上で役に立つことがあるかもしれません。「ビジネススクールで意気投合した人と共同で会社を立ち上げた」のような話もよくあることです。
海外MBAを取得するデメリット
海外MBAを取得する主なデメリットは以下の3つです。
- 仕事を休職・退職しなければならない
- 決して安くはない費用がかかる
- 一定の英語力が必要
それぞれ詳しく解説します。
仕事を休職・退職しなければならない
海外MBAを取得するには、現在の仕事を一度休職あるいは退職しなければなりません。休職の場合はMBA取得後に現在の職場に復帰できます。しかし退職の場合は、MBA取得後に新たに仕事を探さなければなりません。
数年間勤めた会社を退職するのは勇気のいる決断です。
海外MBAを取得すれば、転職の選択肢はいくらでもあるのですが、海外MBA取得前に取得後のことはなかなかイメージできませんよね。
決して安くはない費用がかかる
海外MBAは、いわば世界の経営エリートとして認められるための称号のようなものです。この海外MBAを取得するには、決して安くはない費用がかかります。
費用はスクールやプログラム等によって異なりますが、授業料だけでも一般的には1年間で700〜1000万円程度はかかります。またそこに生活費や交際費等も上乗せすると、合計で1500〜2000万円程度の費用がかかるはずです。
どうしても費用が用意できないのであれば、オンラインでの海外MBA取得も検討しましょう。
一般的には、国内の企業で結果を残して貯金を行い、良いタイミングで海外MBAの取得を目指す方が多いです。
一定の英語力が必要
海外MBAを取得するには、高い英語力が求められます。授業はもちろん英語ですし、ケーススタディやディスカッション、現地での日常生活も全て英語です。
よって海外留学をする際よりも高い英語力が求められます。
海外MBAの応募には英語力の条件が定められているので、まずはその条件をクリアできるだけの英語力を目指しましょう。具体的な応募条件の例は、以下のとおりです。
- IELTS:6.5-7.5点(9点満点)
- TOEFL:90-109点(120点満点)
- GMAT:550-720点(800点満点)
応募条件を満たすための資格の勉強法などについては、以下の記事で詳しくまとめています。
- 関連記事:IELTS 6.5の難易度・レベルはどのくらい?勉強法やTOEICとの換算について解説
- 関連記事:IELTS7.0のレベルをTOEFLやTOEICと比較!勉強時間や勉強法についても紹介
- 関連記事:IELTS7.5のレベル・勉強時間・勉強方法完全まとめ
- 関連記事:TOEFL100点のレベルは?必要勉強時間や勉強法、TOEICとの換算表まとめ
上記の条件を満たす英語力を、ゼロから、それも仕事と両立しながら目指すのは簡単なことではありません。仕事と英語学習の両立に自信がない方は、英語コーチングスクールがおすすめです。
英語コーチングスクールでは、英会話レッスンに加えて最適な自宅学習カリキュラムの提案や、習熟度のチェックなどを行います。
一人では大変でも、コーチとの二人三脚であれば、短期間で大幅に英語力を伸ばすことが可能です。
英語コーチングスクールについては、以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ
海外MBAの内容や費用、取得のメリット・デメリットやオンラインでの取得が可能かについて解説しました。
海外MBAを取得するには、今のうちから英語力を高めておくことが欠かせません。仕事をしながら英語力を伸ばしたいのであれば、英語コーチングスクールがおすすめです。
英語コーチングスクールのトライズでは、1年間で1000時間の英語学習時間を確保して、英語力を高めます。無料カウンセリングも行っているので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
短期で英語を話せるようになりたい方に
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。