IELTS5.0のレベル・勉強時間・勉強方法完全まとめ
1.0〜9.0のスコアで英語力を測定するIELTS。目標スコアは自身の英語力や行きたい大学などによって様々です。
今回は、IELTS5.0のレベル・勉強時間・勉強方法についてまとめています。
IELTSの受験を検討している方で「IELTS5.0を目指そうかな?」と悩んでいる方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。
目次
IELTSとは?
IELTS(アイエルツ)とは、International English Language Testing Systemの略で、海外への留学や移住の際に必要とされる英語の資格試験です。
海外留学を目指す方が受験するアカデミック・モジュールと、海外移住を目指す方が受験するジェネラル・モジュールの2つの種類があります。
受験料は25,380円〜で、受験形式をペーパーとコンピューターから選択可能です。
IELTSの試験概要については、以下の記事で詳しくまとめています。
関連記事:IELTSとは?概要や受験のメリット・デメリットを解説!
IELTS5.0のレベル
IELTS5.0のレベルはどのくらいなのでしょうか。
IELTS公式サイトによると、IELTS5.0のレベルは以下のように記載されています。
5 中程度のユーザー
不完全だが英語を使う能力を有しており、ほとんどの状況でおおまかな意味を把握することできる。ただし、間違いを犯すことも多い。自身の専門分野では、基本的なコミュニケーションを取ることが可能。
英語資格試験は、IELTSだけではありません。IELTS5.0がどのくらいのレベルなのか、TOEIC、TOEFL、英検のスコアに換算する形で見てみましょう。
IELTS5.0をTOEICに換算するとどのくらい?
IELTS5.0をTOEICに換算すると、550~600点レベルです。
TOEICの平均点が550〜600点程度なので、IELTS5.0は「英語学習社の中で平均的なレベル」と捉えられます。
TOEICは日本国内の就活で特に役立つ試験なのですが、TOEIC600点が履歴書にTOEICスコアを記載することでプラスに働く基準の点とされています。
関連記事:TOEICは何点から履歴書に書ける?就活を控えた大学生向けに解説
関連記事:TOEIC600点のレベル・難易度やおすすめ勉強方法まとめ
IELTS5.0をTOEFLに換算するとどのくらい?
IELTS5.0をTOEFLに換算すると、55点レベルです。
TOEFLはIELTSと同じように、海外留学の際に役立つ英語資格試験です。よって先ほど紹介したTOEICと比べると、比較的英語力が高い方が受験をしています。
日本人のTOEFL平均点は72点程度なので、IELTS5.0はTOEFLに換算した場合、平均点よりも低いということになります。
海外留学を検討している方で、IELTSとTOEFLのどちらを受験すべきか悩んでいる方は、以下の記事をご覧ください。
関連記事:TOEFLとIELTSの違いを比較!どっちを受ければいいの?換算表も紹介
IELTS5.0を英検に換算するとどのくらい?
IELTS5.0を英検に換算すると、2級レベルです。
英検は日本独自の英語資格試験なので級と学校で習う内容が連動しているのですが(例:英検5級=中学1年生レベル)、英検2級は高校卒業レベルとなっています。
英検2級のレベルについては、以下の記事でも詳しくまとめています。
関連記事:英検2級のレベルはどれくらい?難易度や合格率を詳しく解説!
IELTS5.0の取得に必要な勉強時間
Cambridge Assessment Englishによると、IELTS5.0を取得するために必要な勉強時間は180〜200時間とされています。
180〜200時間の勉強時間を確保するためには、1日1時間の学習で半年程度、1日2時間の学習で3ヶ月程度、1日3時間の学習で2ヶ月程度かかります。
しかしこの180〜200時間という値は、ヨーロッパなど日本よりも英語を習得しやすい国の人たちのデータも含めた際の数値です。よって日本人が英語初心者の状態からIELTS5.0を取得するには、もう少し時間がかかるでしょう。
IELTS5.0を取得するための勉強方法
IELTSは英検やTOEICのような試験と比べると、対策方法に関する情報が少ないので、「どうやって対策すればいいの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこでIELTS5.0を取得するために必要な勉強方法を、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つに分けて紹介します。
リーディングの勉強方法
IELTS5.0を目指すためのリーディング対策には、英検対策が有効です。IELTS5.0は英検に換算すると2級レベルであると解説しました。
よって、英検2級のリーディング問題が全てわかる状態を目指してみましょう。IELTSの対策のためだけに英検を学ぶのはもったいないので、この機会に英検2級を受験してみてもいいかもしれません。
リスニングの勉強方法
IELTS5.0を目指すためのリスニング対策にも、リーディングと同様に英検対策が有効です。英検2級で出題されるリスニング問題が解けるようになれば、IELTS5.0も取得できます。
英検2級については、以下の記事で詳しくまとめています。IELTS5.0を目指すためのリーディング、リスニング対策の参考にしてみてください。
関連記事:英検2級のレベルはどれくらい?難易度や合格率を詳しく解説!
ライティングの勉強方法
ライティングでは、英文を素早くミスなく書く練習が必要です。
まず素早く英文を作成するには、日頃から英文を作る訓練をしておく必要があります。また英文を作って発話するスピーキングの勉強も、ライティング対策になり得ます。
次にミスなく英文を書くためには、できるだけ短い英文を作ることが大切です。難しい単語や文法を使って間違えてしまうよりは、確実に正解できる表現を使うべきです。
慣れてきたら作成する文章を少しずつ長くしていきましょう。
スピーキングの勉強方法
IELTSのスピーキングは、3つのパートに分かれています。IELTS5.0を目指すのであれば、まずはパート1に注力しましょう。
パート1では、身近な質問に英語で答える問題が出題されます。日常会話でされた質問を覚えておき、後から「あれは英語だったらどう答えるかな」と考えてみたり、ニュースなどのトピックに対して英語で自分の考えを述べるといった方法が有効です。
日本ではなかなか英語を声に出す機会がありません。スピーキング対策では、とにかく英語を声に出してみることを心がけましょう。
まとめ
IELTS5.0のレベル・勉強時間・勉強方法について解説しました。
IELTS5.0がどのくらいの難易度なのか、何をどのくらい勉強すればいいのかが分かったのではないでしょうか。
IELTS5.0に関する知識が付いたら、早速対策を始めましょう。
IELTS対策におすすめの参考書を以下の記事でまとめているので、ぜひチェックしてみてください。
関連記事:【初心者OK】IELTS対策におすすめの参考書10選【ジャンル・セクション別】
また「IELTS対策をしたいけど仕事や学校との両立が難しい」「独学が苦手なので不安」「目標とするIELTSスコアを達成したい」という方は、英語コーチングスクールのトライズがおすすめです。トライズでは、IELTSの対策コースを提供しておりします。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。