【3級・準2級・2級・準1級・1級】英検ライティングの書き方級別まとめ
英検では、3級から1級までの級で英作文問題(ライティング)が出題されます。
英検のライティングでは、文章の型、書き方を頭に入れた上で試験に臨むことが重要です。
そこで今回は、英検ライティングの書き方について、3級・準2級・2級・準1級・1級の順番でまとめました。
受験をする予定がある級の情報からチェックしてみてください。
目次
英検ライティングの試験概要
まずは英検ライティングの試験概要について解説します。
英検ライティングでは、級ごとに指定された語数で英作文をします。文の構成は、「先に序文を書いてその後に本論、最後に結論を書いてください」のように級ごとに指定されています。
例えば以下は英検3級の問題文サンプルです。
- あなたは,外国人の友達から以下の QUESTION をされました。
- QUESTION について,あなたの考えとその理由を 2 つ英文で書きなさい。
- 語数の目安は25語~35語です。
- 解答は,解答用紙のB面にあるライティング解答欄に書きなさい。なお,解答欄の外に書かれたものは採点されません。
- 解答が QUESTION に対応していないと判断された場合は,0 点と採点 よ こた されることがあります。QUESTION をよく読んでから答えてください。
QUESTION
Do you like eating in parks?
また上記に対する解答の例は以下の通りです。
Yes, I do. I have two reasons. First, I like eating while I look at beautiful flowers. Second, food tastes better when I eat it outside on sunny days.
【3級・準2級・2級・準1級・1級】英検ライティングの書き方級別まとめ
英検ライティングの書き方を、3級・準2級・2級・準1級・1級の順番で紹介します。
英検3級ライティングの書き方
英検3級ライティングの試験概要は以下の通りです。
- 語数:25〜35
- 配点:550点
英検3級ライティングの書き方、構成は以下の通りです。
- 自分の意見
- 理由1
- 理由2
1つ目の理由を説明する際には「because」を使いましょう。また2つ目の理由を説明する際には、「also」を使いましょう。
英検3級に関する情報は、以下の記事でも詳しくまとめています。
関連記事:英検3級ライティングの対策方法やコツ、過去問の入手方法まとめ
関連記事:【完全版】英検3級のレベル・勉強方法・合格率・合格点まとめ
英検準2級ライティングの書き方
英検準2級ライティングの試験概要は以下の通りです。
- 語数:50〜60
- 配点:600点
英検準2級ライティングの書き方、構成は以下の通りです。
- 意見
- 理由1
- 具体例1
- 理由2
- 具体例2
- 結論
英検3級との違いは、具体例を記載する点です。具体例を記載する際は「For example」を使いましょう。
英検準2級に関する情報は、以下の記事でも詳しくまとめています。
関連記事:英検準2級ライティングの対策や使える表現、過去問の入手方法まとめ
関連記事:英検準2級のレベルは?合格点や合格率、TOEIC換算スコアを解説
英検2級ライティングの書き方
英検2級ライティングの試験概要は以下の通りです。
- 語数:80〜100
- 配点:650点
英検2級ライティングの書き方、構成は以下の通りです。
- 意見
- 理由1
- 具体例1
- 理由2
- 具体例2
- 結論
英検2級ライティングの書き方は、英検準2級ライティングの書き方と同じです。よって英検準2級を受験した経験がある方は、書き方をゼロから覚える必要はありません。
英検2級に関する情報は、以下の記事でも詳しくまとめています。
関連記事:英検2級のレベルはどれくらい?難易度や合格率を詳しく解説!
英検準1級ライティングの書き方
英検準1級ライティングの試験概要は以下の通りです。
- 語数:120〜150
- 配点:750点
英検準1級ライティングの書き方、構成は以下の通りです。
- 意見
- 理由1
- 具体例1
- 理由2
- 具体例2
- 結論
英検準1級ライティングの書き方も英検2級や準2級と同じです。
理由の1つ目では「First of all, ~.」理由の2つ目では「Second of all, ~.」、結論では「According to the reasons stated above,」を使うように覚えておきましょう。そうすることでスムーズに文章が書けるとともに、語数も稼げます。
英検準1級に関する情報は、以下の記事でも詳しくまとめています。
関連記事:英検準1級のレベルや合格率はどのくらい?1級や2級との違いも解説
英検1級ライティングの書き方
英検1級ライティングの試験概要は以下の通りです。
- 語数:200〜240語
- 配点:850点
英検1級ライティングの書き方、構成は以下の通りです。
- 意見
- 本論1
- 本論2
- 本論3
- 結論
英検1級ライティング では、序論、本論、結論の順番で文章を構成しなければなりません。本論はこれまで紹介した理由と同じです。
つまり英検1級ライティング では、意見に対する理由を2つではなく3つ挙げなければなりません。
英検1級に関する情報は、以下の記事でも詳しくまとめています。
関連記事:英検1級のレベルや合格点・合格率はどのくらい?4つの観点から解説
英検難関級の対策は英語コーチングスクールがおすすめ
個人で英検ライティングをする際の最大の難点は、採点をしてくれる人がいないことです。
リーディングやリスニングであれば、模範解答を見れば自分一人でも採点できます。しかしライティングは、模範解答を見たところで、自分の答えが合っているのかどうかが分かりません。
ライティングの別解は無数にありますからね。よって本当に採点をしてもらおうと思えば、先生や英語が分かる友人等に答え合わせをしてもらうしかありません。
学生であれば学校の先生に答え合わせをお願いできます。しかし英検1級や準1級のような難関級を受験する社会人の周りには、採点をしてくれる方が少ないでしょう。
そこでおすすめしたいのが、英語コーチングスクール です。
英語コーチングスクールでは、自分が学びたいことに合わせて、英語のプロである日本人コーチが学習スケジュールを作成します。また勉強法や勉強時間の確保方法に関するアドバイスも受けられます。
英語コーチングスクールについては、以下の記事をご確認ください。
英語コーチングスクールを受講して、英検難関級への合格を目指しましょう。
まとめ
英検ライティングの書き方について、3級・準2級・2級・準1級・1級の順番で解説しました。
英検ライティングの書き方が分かったら、早速ライティングの問題を解いて実践してみましょう。何度も問題を解いて構成を体に染み込ませることで、スムーズにライティング問題を解けるようになりますよ。
以下より各級のライティング対策の詳細をご確認いただけます。
- 関連記事:英検3級ライティングの対策方法やコツ、過去問の入手方法まとめ
- 関連記事:英検準2級ライティングの対策や使える表現、過去問の入手方法まとめ
- 関連記事:英検2級ライティングの問題と対策法を徹底解説!
ぜひ今からでもチェックしてみてください。
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トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。