「matter」の意味多すぎ?ネイティブが持ってる単語のイメージを例文から紹介
英単語のmatterは色んな意味を持っているので、「matterってどんな意味?」と聞かれると困る人も多いでしょう。
Matterは主な意味を挙げれば「問題」や「ものごと」、物理的な「物」などがあります。
ただし、ネイティブスピーカーを始めとする、英語を話す外国人たちは「問題」や「ものごと」などの意味以外にも、たくさんの意味や使い方でMatterを使います。
これはMatterが持つ意味のイメージがとても広く、ネイティブスピーカーは状況ごとに適切に使い分けているからです。
なので、Matterが持っている意味を全て暗記するのではなく、Matterが持っている意味のイメージを汲み取れるようになるのが大切です。
この記事では、Matterが持つ意味を、細かい意味やニュアンスごとに例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、ネイティブスピーカーが持っている「Matter」の意味のイメージを連想できるだけの十分な使い方に触れているのでぜひ最後まで読んでください。
Matterが表す意味と使い方まとめ
Matterが表す意味と使い方には主に以下が挙げられます。
ものごと
「Matter」と聞いて日本人が一番に浮かぶ意味が「ものごと」でしょう。
Matterは色んな「ものごと」を抽象(ちゅうしょう)的に表す時に用いられます。
例文↓
- Take matters more seriously.
ものごとをもっと真剣に考えなさい。 - Matters are not as simple as people think.
ものごとは人々が思うほど単純じゃない。 - Family matters should always be handled with care and understanding.
家族のものごとはいつも注意深く理解を持って扱われるべきです。
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問題、厄介事
Matterは「問題」や「厄介事」の意味でも広く使われます。
議論のマトになっている「問題」や、解決すべき「厄介事」を意味するイメージですね。
慣用句(イディオム)で「To make matters worse.(さらに悪いことには)」という表現もあるので、併せて覚えておくとMatterの意味やイメージを連想しやすいですよ。
例文↓
- The matter is how to resolve this situation.
問題はこの状況をどう切り抜けるかだ。 - It’s only a matter of time before this car breaks down.
この車が故障するのは時間の問題でしかない。 - A crop failure is a matter of life and death for farmers.
不作は農家にとって死活問題だ。
関連記事:「気にしないで」は英語で何と言う?Don’t mindとは言わない?適切な使い方を解説!
物質
Matterは前述した「ものごと」のような、情報的な「ものごと」だけではなく、物理的な「物質」という意味でも使われます。
とりわけ科学や物理などの理科系の話題や、テクノロジーの話題で使われる時に「物質」の意味で使われますね。
例文↓
- Matter has three different states, solid, liquid, and gaseous.
物質には固体,液体,気体という3つの異なる状態がある。 - The scientist is studying the properties of a new type of matter.
科学者は新しい性質の物質の特性を研究しています。 - Please make sure to wear protective gloves when handling hazardous matter.
危険物質を扱う際は、保護手袋を着用してください。
重要なこと
話題に挙がっていることの中で「重要なもの、重要なこと」を言い表すときにも「Matter」が使われます。
話題の中心、議題の論点、争点を表す時に使えます。
例文↓
- Quality matters more than quantity.
量より質が大切。 - It doesn’t matter what he has done in the past.
彼が過去に何をしてきたかは重要ではない。 - What really matters is what you do in the future.
本当に重要なのは、これから未来に向かって何をするかだ。
課題、案件
Matterは「課題」や「案件」の意味でも使われます。
前述した「問題」のニュアンスから「問題意識=課題」のイメージで使われたり、「解決するべき課題=案件」のイメージで使われたりします。
Matterが持つ意味のコア(中核)となるイメージはとても広く、色んな意味になるので、しっかりと意味を連想できるようになっておきたいですね。
「案件」の例文↓
- It is a matter for the police.
それは警察の案件だ。 - This matter must be resolved by this term.
この案件は今期までに解決しなければならない。 - This matter must be a heavy burden for you.
この件はあなたにとって荷が重すぎるだろう。
「課題」の例文↓
- The company is facing a big matter now.
その会社は今大きな課題に直面している。 - The team is currently working on a challenging matter related to cybersecurity.
チームは現在、サイバーセキュリティに関連する難しい課題に取り組んでいます。 - The professor assigned a thought-provoking matter for the students to discuss in their next class.
教授は次の授業で、学生たちが議論するための考えさせられる課題を割り当てました。
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まとめ
この記事では、「matter」が表す色んな表現を例文付きでお伝えしました。
ここまでお読みのあなたは、ネイティブスピーカーを始めとする、英語を話す外国人が使う色んな意味の「matter」を聞き逃すことがグッと減るだけでなく、あなた自身も適切に使い分けられるだけの十分な知識が身についているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
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それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。