「人件費」は英語で何て言う?頻出のビジネス英語を例文付きで紹介
ビジネスシーンに触れる上で「人件費」の話題は避けて通ることができない、と言っても過言ではないでしょう。
実際に、ビジネス英語を扱う日本で最も有力な英語資格のひとつであるTOEICでも、人件費を理由に予算の増額や人員整備の縮小を書いた英文がよく出てきます。
この記事では、ビジネス英語に欠かせない「人件費」を表す英語表現を例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、ビジネスシーンで英語で話される「人件費」についてしっかり理解できるだけの知識と、あなた自身が「人件費」を意味する英語を適切に使えるだけの知識が身についているのでぜひ最後まで読んでください。
「人件費」を表す英語表現まとめ
「人件費」を意味する英語表現には、主に以下の表現が使えます。
Personnel costs
「人件費」を英語で表すには「Personnel costs」が使えます。
「Personnel」が「人事の」を意味し、「costs」が「費用」を意味するので、「人事の費用=人件費」という意味で使われるわけですね。
例文↓
- It is important to reduce personnel costs.
人件費を削る事が重要です。 - Our company is looking to optimize personnel costs without compromising employee satisfaction.
当社は、従業員の満足度を損なうことなく、人件費を最適化しようとしています。 - Reducing personnel costs while maintaining workforce efficiency is a key goal for the organization.
労働力の効率を保ちつつ人件費を削減することは、組織にとって重要な目標です。
なお、「Personnel」は「人事」に関して広い意味を持ち、時には「Personnel」の1単語だけで「人事部」を表すこともあります。
英語のビジネスシーンはもちろん、日本で最も有力な英語資格のひとつであるTOEICにもよく出る表現なので、覚えておくと便利ですよ。
Personnel expenses
「Personnel expenses」も「人件費」を表せる英語表現です。
「Personnel」が「人事の」を意味し、Expensesが「支出」を意味するので「人事の支出=人件費」となるわけですね。
例文↓
- This company’s personnel expenses are too high.
この会社は人件費が高すぎます。 - The company is focusing on optimizing personnel expenses to improve financial efficiency.
会社は財務効率を向上させるために、人件費の最適化に注力しています。 - Controlling personnel expenses while ensuring employee well-being is a top priority for our organization.
職員の健康を確保しつつ人件費を管理することは、私たちの組織の最優先課題です。
「支出」を表すExpensesですが、日本人の英語教育的には「値段が高い」を意味する「Expensive」の方が馴染み深いでしょう。
Expensiveは形容詞ですが、名詞の形であるExpensesになると、より直接的に金銭に関わる「支出」の意味で使われるイメージです。
Expensesも、ビジネスシーンやTOEICで頻繁に登場する表現なのでぜひとも覚えておきたい英語です。
関連記事:「福利厚生」は英語で何て言う?細かいニュアンスごとに例文付きで紹介
Labor costs
「Labor costs」も「人件費」を表せる英語表現です。
※イギリス英語だと綴り(スペル)が「Labour costs」になります。
「Labor」が「労働」を意味するので、「労働のコスト=人件費」の意味で使われます。
例文↓
- If this business doesn’t cut labour costs, it will go under.
このビジネスは人件費を削らないとつぶれてしまいます。 - The company is working on reducing labor costs to enhance overall operational efficiency.
会社は全体的な運営効率を向上させるため、人件費の削減に取り組んでいます。 - Managing labor costs while maintaining employee satisfaction is a crucial aspect of our business strategy.
従業員の満足度を保ちつつ人件費を管理することは、私たちのビジネス戦略の重要な側面です。
関連記事:「経理」は英語で何て言う?ビジネスで使われる表現を例文付きで紹介
Hiring costs
「Hiring costs」も「人件費」を表せる英語表現です。
「Hiring」が、「雇う」を意味する「Hire」から来ているので、「雇うためのコスト=人件費」となるわけですね。
ひと言で「人件費」と訳されますが、ニュアンスとしてはそのまま「雇うためのコスト」なので、人材派遣会社を使って人員を増やすために使われる費用だったり、雑誌などに人員の募集をかけてから面接→採用→給料支払の一連の費用を意味する場合もあります。
例文↓
- The company is analyzing hiring costs to better manage overall personnel expenses.
会社は総合的な人件費をより適切に管理するため、人材採用にかかる費用を分析しています。 - Reducing hiring costs while maintaining workforce quality is a key objective for our organization.
労働力のクオリティを維持しつつ、人件費(人材採用費用)を削減することは、私たちの組織の主要な目標です。 - Effective management of hiring costs contributes to overall financial stability and growth.
人件費(人材採用費用)の効果的な管理は、総合的な財務の安定と成長に寄与します。
関連記事:人材育成は英語で何と言う?関連表現とともに例文付きで紹介
まとめ
この記事では、「人件費」を表す色んな英語表現を例文付きでお伝えしました。
ここまでお読みのあなたは、ビジネスシーンで英語で話される「人件費」についてしっかり理解できるだけの知識と、あなた自身が「人件費」を意味する英語を適切に使えるだけの知識が身についているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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トライズでの1年は、
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。