社会人留学は後悔する?逃げ、就職不利と言われる理由を解説
「社会人になって留学を考えているけどなかなか決心がつかない」「帰国後の就職など色々不安」とお悩みではありませんか。
結論、社会人に留学はおすすめしません。特に日常英会話すらできない状態での留学は、時間とお金、そして今後の人生を無駄にしてしまいかねません。
そこで今回は、社会人留学で後悔をする理由3つと社会人が国内でも英語力を高められる理由についてまとめました。
「勇気を出して留学に行こう!」という情報が溢れているインターネットですが、これが全ての社会人に当てはまるわけではありません。
記事を最後までチェックすれば、なぜ留学がおすすめできないのか、留学なしでどうやって英語を学べば良いのかが明確になりますよ。
目次
【結論】社会人留学は後悔する可能性がある
社会人が留学をすると後悔する理由は以下の3つです。
- 帰国後の就職が不利になるから
- 周りが年下ばかりで馴染めないから
- まとまった期間の留学が難しいから
それぞれ詳しく見てみましょう。
帰国後の就職が不利になる
留学をするためには、仕事を辞めなければなりません。そして留学から帰ってきた後は、再び就職をしなければなりません。
確かに留学に行けば、英語力は伸びます。しかしその英語力が就職に活かせるとは限りません。
なぜなら英語が話せる人材はすでにたくさんいるからです。そしてただ英語が話せるだけでは、就職市場でそれほど評価されません。就職ができる職種も限られてしまいます。
「英語」単体ではなく、英語を使って何ができるのかの方が重要です。
「学生の頃に行けなかった留学にどうしても行きたい」「結婚してからや子供が生まれてからだと留学に行くチャンスはないかもしれない」という気持ちは分かります。
しかし帰国後の人生について考えると、「仕事を辞めて留学に行く」という決断はそう簡単にできるものではありません。
周りが年下ばかりで馴染めない
留学生の大多数を占めるのは大学生です。あなたの年齢にもよりますが、留学に行くと、周りが年下ばかりの環境で生活をすることになるでしょう。
あなたが20代前半であれば、それほど年齢差を感じないかもしれません。またあなたの性格によっては、年齢差があっても何の問題もなく馴染めるかもしれません。
しかし20代後半、30代、40代と年齢を重ねるにつれて、周りの留学生との年齢差は開いていきます。よって馴染めないまま留学生活を送ることとなり、留学を後悔してしまうかもしれません。
大学を卒業した方であれば「この人年齢がかなり上だな」といった学生を、講義中に見かけたことがあるのではないでしょうか。留学ではあなたが「この人年齢がかなり上だな」と思われる立場になります。
もちろん留学に年齢は関係ないのですが、周りと馴染みづらいことは確かです。
まとまった期間の留学が難しい
留学には数週間から3ヶ月ほどの短期留学もあれば、1年以上の長期留学もあります。そして社会人であれば、なかなか1年以上の長期で留学をするのは難しいでしょう。
数週間から3ヶ月ほどの短期留学で、英語力が大幅に伸びることはありません。そして帰国後の再就職でも、短期留学はほとんど評価されません。
英語力もそれほど伸びず、帰国後の再就職でも評価されないのにも関わらず、仕事を辞めるという大きな決断をしてまで留学に行くメリットはないでしょう。
それであれば、国内で数年かけて英語力を高めて、海外勤務がある企業に転職したり、海外赴任を希望したりする方が現実的です。
留学をせずに国内で英語力を高める方法については、次の項目で詳しく解説しています。
社会人であれば留学せずとも英語力を高められる
「英語力を伸ばすには留学するしかない」という考えは間違っています。社会人であれば、以下2つの理由から、留学をせずとも英語力を高めることが可能です。
- 中学・高校時代よりも理解力が上がっているから
- 国内の比較的高価な英語学習サービスにも手が届くから
それぞれ詳しく見てみましょう。
中学・高校時代よりも理解力が上がっている
「中学・高校時代から英語に苦手意識を持っている」という方も多いでしょう。しかし中学・高校時代には難しいと感じた英語も、社会人になってから学び直してみると、意外と簡単だったりします。
なぜなら当時と比べて理解力が上がっているからです。
よって留学に行かず、仕事をしながらの英語学習でも、十分英語力は高められます。
そして英語力が低い状態で留学に行っても、国内でもできるような学習をただ海外という環境で行うだけです。それであれば、まずは国内で英語学習に取り組んでみることをおすすめします。
詳しくは後述しますが、国内でも1年間本気で英語学習に取り組めば、簡単な英会話程度はできるようになります。
関連記事:【大人のやり直し英語】英語初心者の大人がまずやるべき勉強方法とは?
国内の比較的高価な英語学習サービスにも手が届く
留学は、最も費用のかかる英語学習方法です。授業料に加えて渡航費や生活費もかかります。
そして国内にも、留学ほどの費用はかからないものの、数十万円から百万円単位の費用がかかる英語学習方法があります。
それが英語コーチングです。
英語コーチングとは、定期的なレッスンに加えて、自宅学習の管理を行う英語学習サービスのことです。学生の場合、費用的な問題や留学に行きやすいといった理由から、なかなか英語コーチングが英語学習方法として選ばれることはありません。
一方社会人の場合、費用的な問題は学生ほど大きくありません。また留学へのハードルも上がります。
よって英語を学ぶ社会人には、国内最高峰の英語学習サービスである英語コーチングをおすすめします。英語コーチングについては、次の項目で詳しく解説しています。
社会人には留学よりも英語コーチングスクールがおすすめ
大きなリスクを取って留学に行くよりも、英語コーチングを利用して国内でリスクを取らず着実に英語力を伸ばす方がおすすめです。
「仕事と英語学習の両立なんてできない」「だからリスクを取って留学に行きたいんだけど」と考えている方もいらっしゃるでしょう。
しかし英語コーチングは、そういった方にこそおすすめのサービスです。なぜなら英語コーチングは英会話スクールとは異なり、自宅学習のサポートまでサービス内容に含まれているからです。
英語のプロであるコーチと共に、毎日何をどのくらい勉強するのか計画を立てます。その日の学習を予定通りこなせたかどうかは、毎日コーチに報告をします。
独学だといつでもサボり放題ですが「報告しなきゃ」と勉強せざるを得ない環境に身を置くことで、仕事と両立しながら1日2時間や3時間といった学習を継続できるのです。
英語の習得に最低限必要な勉強時間は1000時間とされています。この1日3時間の学習を1年間継続すれば、ちょうど勉強時間は1000時間ほどになります。
関連記事:社会人の英語習得に必要な時間は1000時間!勉強時間の確保方法も解説
まとめ
社会人留学で後悔をする理由3つと社会人が国内でも英語力を高められる理由について解説しました。
冒頭でもお伝えしたとおり、社会人に留学はおすすめしません。まずは国内で仕事をしながら英語力を高めることをおすすめします。
今は国内でも英語力を高められる選択肢が揃っています。
英語コーチングについて気になっている社会人の方は、以下の記事もチェックしてみてください。
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。