イノセント(innocent)ってどういう意味?似た意味で使われる表現も紹介
「イノセントワールド」や「イノセントチャイルド」など、歌のタイトルや詩などで「イノセント」という言葉を見かけますよね。
イノセントは英語のinnocentから来ていて、「罪のない」の意味で使われます。
そんなイノセント(innocent)ですが、「罪のない」というもともとの意味から派生して、英語を使う外国人は色んな意味で表現します。
そこでこの記事では、イノセント(innocent)が意味する表現と、イノセント(innocent)と似た意味で使われる英語表現を例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、イノセント(innocent)が意味する色んな英語表現を、あなた自身も英語を話す外国人のように使い分けられるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
目次
イノセント(innocent)の意味
イノセント(innocent)は主に以下の意味で使われます。
無罪の
イノセント(innocent)の意味として真っ先に挙がるのが「無罪の」でしょう。
イノセント(innocent)が持つもともとのニュアンスが「罪のない」ですから、そのまま「無罪の」の意味で使われるわけですね。
「無罪の」という日本語訳の通り、裁判や法的な場面で使われるイノセント(innocent)の使い方です。
例文↓
- She was proven innocent when new evidence came to light.
新しい証拠が明らかになり、彼女の無罪が証明された。 - The court declared the defendant innocent of any wrongdoing.
裁判所は被告が一切の不正行為について、無罪であると宣言した。 - The judge ruled that the accused was innocent beyond doubt.
判事は、被告が疑いようのない無罪であると判断した。
純粋な / 悪意のない
イノセント(innocent)は「純粋な」や「悪意のない」の意味で使われることもあります。
上述したように、イノセント(innocent)はもともと「罪のない」という意味が根っこにあるので、「罪のない」の意味から「純粋な」や「悪意のない」のニュアンスで使われるイメージです。
「純粋な」や「悪意のない」を意味するイノセント(innocent)は、シンプルに人の純粋さや悪意のなさを表すときもありますし、意図せず悪い影響を起こしてしまった場合などの「悪気や悪意のなさ」を表すときにも使われます。
例文↓
- He made an innocent mistake, not realizing the impact of his actions.
彼は、自分の行動の影響を考えずに、悪気なく間違いを犯した。 - Her innocent question unintentionally caused a heated debate among the group.
彼女の質問には悪意がなかったが、意図せずグループ内で激しい議論を引き起こした。 - She made an innocent joke, not knowing it would offend someone in the room.
同席している誰かを傷つけるとは知らずに、彼女は悪意なく冗談を言った。
世間知らずの
イノセント(innocent)を使って「世間知らずの」を意味することもあります。
イノセント(innocent)が持つ「罪のない」の意味から、「世間の悪意に晒(さら)されていない、子どものような人」を指して使うイメージですね。
世間の悪意に晒されていないために、人の悪意に鈍感で騙されやすかったり、他人の気持ちの動きに鈍感な様子を指して使われます。
例文↓
- He was too innocent to realize the dangers of trusting strangers so easily.
彼は世間知らずで、他人を簡単に信じることの危険さに気が付かなかった。 - The innocent young man didn’t understand the complexities of the business world.
その若者は世間知らずゆえに、ビジネスの世界の複雑さを理解していなかった。 - She was too innocent to realize the complexity of navigating office politics.
彼女は世間知らずで、職場の人間関係の複雑さに気づいていなかった。
イノセント(innocent)と似た意味で使われる英語表現
イノセント(innocent)と一緒に使われる英語表現もいくつかご紹介します。
blameless
”blameless”はイノセント(innocent)が意味する「罪のない」を表現することができます。
”blame”は「〜を非難する」を意味し、”~less”は「〜のない」を意味するので、”blameless”は「非難されるべきではない」の意味になり「罪のない」の意味で使うことができるわけですね。
pure
イノセント(innocent)が意味する「純粋な」を”pure”でも表現することができます。
イノセント(innocent)が「悪意のない」から連想して「純粋な」を表現するのに対して、”pure”はそのままの意味で「純粋」を表現します。
なので、イノセント(innocent)が意味する「純粋な」は「人の性質」に限るのに対して、”pure”は「純粋な水」や「純金」などの「物質の性質」も表現できます。
naive
イノセント(innocent)が意味する「世間知らずの」を、”naive”でも表現できます。
イノセント(innocent)が意味する「純粋がゆえに騙されやすい」のニュアンスと同じように使われます。
【※注意】日本では”naive”をカタカナで「ナイーブ」と呼び、周りの環境を気にしやすい人や、神経質な人を指して使います。
しかし、英語の”naive”には上述した「周りの環境を気にしやすい人」や「神経質な人」の意味で使われることがないので注意したいポイントです。(知らずに「神経質な人」を指して”he is a naive person.”と言うと誤解を生むリスクがあります。)
カタカナの「ナイーブ」は英語の”naive”とは全く違う意味になることを覚えておいて、注意して使いましょう。
まとめ
この記事では、”innocent”が意味する色んな英語表現を例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、”innocent”が意味する英語表現を、”innocent”の類語表現も含めて、あなた自身も英語を話す外国人のように、細かい意味やニュアンスごとに適切に使い分けられるようになっているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。