ビジネス英語におすすめの参考書10選【メールからプレゼンまで】
ビジネス英語を学ぶ方法の一つが参考書です。しかしビジネス英語に関する参考書は数多く出版されており、「どの参考書を選べば良いか分からない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、ビジネス英語の勉強におすすめの参考書10選を紹介します。
参考書は、自分にぴったりのものを選んでこそ意味があります。本記事では参考書の概要とおすすめする人、価格をそれぞれ記載しているので、あなたにぴったりの参考書が見つかること間違いなしです。
是非記事を最後までチェックしてみてください。
目次
ビジネス英語の参考書を選ぶ際のポイント
ビジネス英語の参考書を闇雲に購入しても、思うようにビジネス英語は身につきません。ビジネス英語の参考書を選ぶ際のポイントは3つあります。
必要なシチェーションに関する参考書を選ぶ
ビジネス英語と一言で言っても、シチュエーションは様々です。商談で使うビジネス英語を学びたい人もいれば、プレゼンで使うビジネス英語を学びたい人もいます。
ビジネス英語の参考書を購入する際は、自分がビジネス英語の何を学びたいのかを明確にし、それにあった参考書を購入しましょう。
確かに自分に必要ないシチュエーションの参考書を購入しても、いつかそれが役に立つ可能性はあります。しかし勉強して最も効果を実感できるジャンルの参考書を購入すべきです。
自分に必要なことが記載されている参考書を選べば、実践ですぐに役立ちます。実践での成功体験を得れば、それが学習のモチベーションになります。ビジネス英語はに日常英会話よりも難易度が高いです。回り道をして挫折するよりは、最短ルートを見極めて、効率的に目標達成を目指すべきです。
自分にあったレベルの参考書を選ぶ
ビジネス英語の参考書と言っても、英語初心者向けのものから英語上級者向けのものまで様々です。英語は学習者のレベルによって、学ぶ内容が大きく異なります。
例えば英語初心者の方は単語や文法などの基礎的なところから学習を始めるべきです。英語初心者がいきなり英会話レッスンを受けても、全くついていけないはずです。
早く参考書を購入して本格的にビジネス英語の勉強を始めたいという気持ちも分かります。しかしまずは自分のレベルを把握することの方が優先です。
焦って自分のレベルに合っていない参考書を購入してしまっては、いくら勉強しても思うように成果は出ません。
辞書代わりに使うのもおすすめ
ビジネス英語の参考書は、辞書代わりに使うのもおすすめです。なぜならビジネス英語には、参考書に書いてある表現をそのまま使いまわせる場面が多々あるからです。
商談など、その場で何を言うか考えなければならない時は別ですが、メールやプレゼンなど、事前に考えられる場合は、参考書からそのまま表現を引用した方が確実です。
引用しながら何度も使ってみることで、次第に参考書をみなくても使えるようになってくるはずです。
英文でメールを書いたりプレゼンをしたりする方は、本記事で紹介している英文やプレゼンに特化した参考書を購入すべきです。
ビジネス英語学習におすすめの参考書10選
ビジネス英語におすすめの参考書は多数出版されていますが、今回はその中でも特におすすめの10選を紹介します。
同僚に差をつける!毎朝10秒の英語レッスン
本書では、ビジネスシーンで頻出の300フレーズが電話応対・ミーティング・プレゼンの3つに分けて収録されています。毎日1フレーズずつ学習すれば、最短1日10秒ずつで学習を終えられます。
忙しくてなかなか勉強時間を確保できないという方にもおすすめです。朝起きてすぐにフレーズをチェックして、日中の空いた時間などに、フレーズを使った表現を考えてみるのもいいでしょう。
「同僚に差をつける!毎朝10秒の英語レッスン」はこういう人におすすめ
- ビジネス英語を学びたいがなかなか時間が取れない方
価格:630円(税込)
出社してから帰るまで ネイティブに伝わるビジネス英語700
「出社してから帰るまで ネイティブに伝わるビジネス英語700」の概要
本書ではタイトルの通り、出社してから帰るまでに使うビジネス英語を体系的に学習できます。シチュエーションは様々で、次のようなシチュエーションでのビジネス英語が収録されています。
「朝の出社」「上司と部下のコミュニケーション」から「会議」「電話を受ける」「電話を掛ける」「お客様を迎える」「お客様を訪問する」「帰る」
全部で700フレーズありますが、1から順番に学習するのではなく、自分に必要なところだけをピックアップして学習するのがおすすめです。
またあらゆるシチュエーションでのビジネス英語を一通り網羅しているので、辞書の代わりに持っておいても良いでしょう。
「出社してから帰るまで ネイティブに伝わるビジネス英語700」はこういう人におすすめ
- ビジネス英語を体系的に学びたい方
価格:961円(税込)
駆け引きを有利に進めるビジネス英語
「駆け引きを有利に進めるビジネス英語」の概要
ビジネス英語の中でも、商談での駆け引きを有利に進めるフレーズが収録されています。これからビジネス英語を学び始める方向けではなく、すでにある程度ビジネス英語を話せて、さらに英語力に磨きをかけたい方におすすめの一冊です。
日本語での交渉には慣れていても、英語での商談や交渉には慣れておらず、どう表現していいか分からないという方も多いのではないでしょうか。本書では交渉の開始から価格交渉、条件の交渉など、シチュエーションごとに必要なフレーズがまとめられています。
「駆け引きを有利に進めるビジネス英語」はこういう人におすすめ
- ビジネス英語中級以上の方
- 英語で商談をする機会がある方
価格:1,944円(税込)
英語のプレゼン 直前5日間の技術
「英語のプレゼン 直前5日間の技術」の概要
英語でのプレゼンに関する参考書は多数出版されていますが、本書では、直前5日間でプレゼンに必要な英語を学習できます。仕事が忙しいなどの理由で直前になって慌てて英語でのプレゼンの準備をしなければならないという方におすすめです。
「英語のプレゼン 直前5日間の技術」はこういう人におすすめ
- プレゼンを直前に控えている方
- 英語でプレゼンをする機会がある方
価格:1,760円(税込)
関谷英里子の「ビジネスパーソンの英文メール術 たった3文でOK!」
「関谷英里子の「ビジネスパーソンの英文メール術 たった3文でOK!」の概要
本書は英語を使ったメールに特化した参考書です。日本語では書きたいことが思い浮かんでも、いざ英語で話そうとするとフリーズしてしまう、という方も多いのではないでしょうか。
本書では、英語でのメールのテンプレートとして使えるフレーズが50文収録されています、。英語でのメールのポイントは、3文で端的に伝えることです。日本語のように周りくどい表現は必要ありません。
まずは日本語と英語のメールの書き方の違いを理解し、そこに必要なフレーズをインプットすることが大切です。
「関谷英里子の「ビジネスパーソンの英文メール術 たった3文でOK!」はこういう人におすすめ
- 英語でメールを書く機会がある方
- 英語のメールを書くのに時間がかかる方
価格:1,620円(税込)
ビジネス英語の新人研修Prime 2 電話のフレーズ
「ビジネス英語の新人研修Prime 2 電話のフレーズ」の概要
本書では、電話に関するビジネス英語のフレーズが数多く紹介されています。具体的には、ホテルの予約やサービスの受付などです。
電話は身振り手振りが使えないので、普段のビジネス英会話よりも英語力が問われます。また対面での会話と比べると音も聞き取りにくく、はっきりと正確に発音しなければなりません。
英語での電話どころか日本語での電話も不安、という方も多いのではないでしょうか。しかし電話では、対面での会話よりも決まったフレーズを頻繁に使う傾向にあります。よって本書で予めよく使うフレーズを学んでおけば、ビジネスにおける電話の不安がなくなるはずです。
「ビジネス英語の新人研修Prime 2 電話のフレーズ」はこういう人におすすめ
- 英語で電話をする機会がある方
- 海外に駐在する予定がある方
価格:1,045円(税込)
会社でよく使う ミーティングのひと言英語フレーズ
本書は、ミーティングで使うビジネス英語を集めた参考書です。シチュエーションが82個に分かれており、1200フレーズが収録されています。
ミーティングの司会者と参加者、両方の立場の英語を学べます。
「会社でよく使う ミーティングのひと言英語フレーズ」はこういう人におすすめ
- 英語でミーティングをする機会がある方
価格: 1,760円(税込)
ビジネスパーソンの英単語帳
「ビジネスパーソンの英単語帳」の概要
ビジネス英語に特化した単語帳です。しかし他の英単語帳のように、単語が数百も千も収録されているわけではありません。本書に習得されているのは、たったの60単語です。
しかしこれらの単語を使いこなすことができれば、日常英会話らしさが消え、ネイティブが話すようなビジネス英語に近づきます。
「ビジネスパーソンの英単語帳」はこういう人におすすめ
- 日常英会話を脱したい方
- ネイティブならではの表現を学びたい方
価格:1,650円(税込)
英語ビジネスドキュメント・ライティングの技術
資料作成やメール作成など、ビジネスの中でも文章を書くことに特化した参考書です。プレゼンや商談などスピーキングに関することは一切収録されていません。
英語と日本語は構造が違うため、説得力のある文章の書き方も異なります。本書で正しいライティングを身につけましょう。
「英語ビジネスドキュメント・ライティングの技術」はこういう人におすすめ
- 英語でメールを送ったり資料を作成する機会がある方
- ライティングについて本格的に学びたい方
価格:1,870円(税込)
ビジネス現場で即効で使える 非ネイティブエリート最強英語フレーズ550
「ビジネス現場で即効で使える 非ネイティブエリート最強英語フレーズ550」の概要
本書は、日常英会話では良しとされる表現でも、ビジネス英会話では不自然になってしまう表現を集めた参考書です。
実際にビジネスシーンでおこあるようなシチュエーションを元に、面白おかしくフレーズが紹介されています。
フレーズは550個収録されていますが、自分に近いシチュエーションから学びましょう。ビジネスの現場でそのまま使えるフレーズもあるはずです。
「ビジネス現場で即効で使える 非ネイティブエリート最強英語フレーズ550」はこういう人におすすめ
- 日常英会話を脱したい方
- 失礼、不自然な言い回しをしていないか気になる方
価格:1,760円(税込)
ビジネス英語はアプリでも学べる
ビジネス英語は参考書のみならず、アプリでも学習できます。アプリには以下のようなメリットがあります。
- スマホとネット環境さえあればいつでもどこでも学習できる
- 無料のアプリも多い
- 録音や復習、メモなど便利な機能が豊富
参考書の方が、より詳しく正確に情報がまとめられていますが、アプリも是非使ってみてください。ビジネス英語を学べるアプリについては、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:【無料あり】社会人に最もおすすめするビジネス英語勉強アプリ8選
ビジネス英語は参考書やアプリで学ぶだけでは不十分
ビジネス英語は、英会話教室に通わずとも、参考書やアプリを使えば学習できます。しかし参考書やアプリでの学習だけでは不十分です。
アウトプット量が不足する
ビジネス英語を参考書やアプリだけで学ぼうとすると、アウトプット量が不足します。ここでいうアウトプットとは、確認テストや英会話など、覚えた知識を使う場のことです。
参考書やアプリによっては、単元ごとに確認テストが設けられていることも。その場合アウトプットができますが、英会話レッスンができるアプリや参考書はありません。
いくら知識を頭に入れても、実際にそれが使えなければ意味がありません。会話の中にスムーズに英語が出てこなければ、意味がありません。
ビジネス英語を学ぶ目的が英語でのメール送信のためだけの場合は、自分で実際に英文でメールを書いてみると良いでしょう。しかしプレゼンや商談の場合は、実際に会話をしてみる必要があります、。
よって参考書やアプリでの学習に加えて、英会話レッスンができる環境も整えるべきです。
インプットの質も決して良いとは言えない
参考書やアプリでの学習は、インプットの質も決していいとは言えません。なぜなら自分一人だけでの学習では、自分にあった学習方法がわからないですし、モチベーションを維持するのも難しいからです。
英語学習では、がむしゃらに机に向かうのではなく、自分のレベルや正しい勉強方法を知らなければなりません。また勉強をサボっても注意してくれる人がいないので、サボらずに続ける意思が必要です。
自宅学習の効率を上げることで、同じ学習時間でも、何倍もの効果を発揮できます。
ビジネス英語を学ぶには英語コーチングスクールがおすすめ
確かに参考書やアプリでもビジネス英語は学べます。しかし参考書やアプリだけで「ビジネス英語をマスターした」というレベルまで英語力を上げることは、ほとんど不可能です。
そこでおすすめなのが英語コーチングスクールです。ビジネス英語を学んでいる方は、参考書やアプリでの学習に加えて、英語コーチングを受講すべきです。英語コーチングでは、英会話レッスンに加えて、コーチによる自宅学習のサポート(コーチング)を行います。英会話レッスンによって、十分なアウトプットを、コーチングによって質の高いインプット(自宅学習)を確保できます。
コーチングでは、学習カリキュラムの作成や定期的なカウンセリング、日々の学習う進捗のチェックのようなサービスを受けます。
英語コーチングについては、以下の記事でも詳しく解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。
仕事が忙しく、限られた時間でビジネス英語を習得しなければならない方には特におすすめのサービスです。
まとめ
ビジネス英語学習におすすめの参考書10選を紹介しました。参考書を何冊も買うよりも、自分にあったものを1冊購入して、解き進めるべきです。気になる参考書があれば、是非購入してみてください。
また仕事に追われている社会人の方は、英語コーチングスクールの利用もおすすめです。ダラダラと学習をしてしまえば、何年経っても英語は身につきません。英語のプロであるコーチのサポートを受けて、決められた期間できちんと成果を出しましょう。
短期で英語を話せるようになりたい方に
おすすめのスクールは「トライズ」
トライズは、日本人コンサルタントとネイティブコーチが専属でサポートしてくれる、英語コーチングスクール。レッスンは週3回確保される上に受け放題。マンツーマンの面談やメールで日々サポートも受けられて、他のスクールとは一線を画す本格的なプログラムになっています。
「短期間でどうしても英語が話せるようになりたい」という方には、おすすめのスクールです。
受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。