「遠慮する」って英語でなんて言う?ビジネスシーンでも使える丁寧な言い方もご紹介!
「喫煙、ご遠慮ください。」
「今回は参加を遠慮致します。」
このように、日常会話やビジネスシーンにおいて「遠慮する」という言葉はよく使われます。
では、「遠慮する」を英語で表したい時はどんな英語表現をすれば良いのでしょうか?
この記事では、「遠慮する」の英語表現についてお伝えしていきます。
この記事を読み終わる頃には、日常会話はもちろんビジネスシーンでも使える「遠慮する」の表現についてしっかりと理解しているのでぜひ最後まで読んでみてください。
目次
日本人の色んな「遠慮する」
日本人が使う「遠慮する」には色んな意味があります。
代表的なのが、「~を控える」という意味の遠慮と、「~を断る」の意味の遠慮。
特にビジネスシーンにおいては、「~を断る」の意味で「今回は遠慮させていただきます。」を使うことが多いですよね。
これらのニュアンスの差を、英語で言う時は誤解がないように表現する必要があります。
それぞれの表現について、一つずつ見ていきましょう。
「控える」を意味する「遠慮する」英語表現
まずは「~するのを控える」を意味する「遠慮する」英語表現を見ていきましょう。
Refrain from
「遠慮する」の定番フレーズとして「Refrain from ~ing」が挙げられます。
「~ingするのを遠慮する」という意味ですね。
例:
- Please refrain from smoking.
→喫煙はご遠慮ください。 - Would you please refrain from using your cell-phone?
→携帯電話のご使用はご遠慮いただけますか?
英検やTOEIC、受験英語にも頻出の表現なのでぜひ押さえておきたい表現ですね。
断る時に使う「遠慮する」英語表現
続いては相手の申し出を断る時の「遠慮する」英語表現です。
ここで紹介する表現はいずれもビジネスシーンでも使うことが出来る丁寧な言い方の「遠慮する」なので、ぜひ押さえておきたいですね。
Pass
「遠慮する」を表現する際に「Pass」も用いられます。
日本語では「今回はパスするね」などカジュアルな場で使われますが、英語ではPassをビジネスシーンでも使います。
例:
- I think I’ll pass this time. I have plans on this day.
→その日は用事があるので遠慮します。
「I think I’ll pass~」の形で使われることが多いので一緒に覚えてしまいたいですね。
Beg off
Passと似た使い方の「Beg off」も遠慮を表す時に便利な表現です。
例:
- I have to beg off. I have to get up early tomorrow.
明日は朝早いので遠慮します。
Beg offには「(理由をつけて)断る、免除してもらう」というニュアンスが含まれています。
なにか理由をつけてやんわりと遠慮したい時に使えるフレーズですね。
Would rather not
Would rather notは丁寧に相手の申し出を断る時に使われます。
- I’m sorry but I’d rather not do this.
→申し訳ありませんが、遠慮させてください。
Decline
Declineは「丁重にお断りする」の意味があります。
- That’s very interesting, but I’ll have to decline.
とても興味深いですが、遠慮しなくてはなりません。
似た意味の単語にRefuseがありますが、Refuseは強い拒絶を表すのに対して、Declineはとても丁寧に断るイメージです。
「遠慮しないでください」を表す英語フレーズ
相手をもてなすとき、社外の人を自社に招くときなど「遠慮しないで~してくださいね」と言う場面もよくありますよね。
そんな時に使える表現についてもお伝えしていきます。
Hesitate
Hesitateには「ためらう、躊躇する」の意味があります。
これを否定文にして「遠慮せず~してください。」を表すことが出来ます。
- If you need any help, don’t hesitate to call me.
→困ったことがあったら、遠慮せずに電話してくださいね。
Help oneself
Help oneselfは「遠慮せずに機材を使ってくださいね。」や「遠慮せずに(出されているものを)食べてくださいね。」というニュアンスで使われます。
- Please help yourself to another cup of coffee.
→遠慮せずにコーヒーのおかわりを取ってください。
元々の意味は「自由に使う、自由にとって食べる」ですが、これが「遠慮せずに~してください」のニュアンスも持っているということです。
Don’t be shy to
「~するのを恥ずかしがらないで」の意味で「遠慮しないで」を表す表現です。
- Don’t be shy to speak up in this class.
→この講義では遠慮なく発言してください。
Feel free to
「気兼ねなく~してください」の意味で「遠慮せず~してください。」を表す表現です。
- If you have any questions, please feel free to ask us.
→質問がありましたら遠慮なく聞いてください。
プレゼンテーションの後や、自社商品の説明の後などで質問を促す時に好んで使われる表現です。
遠慮に関わるその他の英語フレーズ
I’m afraid/Be afraid of
I’m afraidは「残念ですが」の意味で使われます。
直前に付け加えるだけでかなり丁寧な言い方に出来るので、ぜひ併せて覚えておきたいですね。
- I’m afraid, I’ll pass this time.
→残念ですが、今回は遠慮します。
また、Don’t be afraid of~で「~に遠慮しないで」という英文を作ることが出来ます。
- You don’t have to be afraid of Mr. Clinton, although he is your boss. He is so gentle.
→彼があなたの上司だからといって、クリントンさんに遠慮することはないですよ。彼はとても優しいです。
Be afraid ofは元々「~を恐れる」の意味を持っていますが、このように「遠慮する」という場面でも使えるということですね。
modest/humble
Modest、Humbleは「謙虚な」の意味を持つ英単語です。
下記の例文のように使うことで「遠慮しないで」という意味の英文を作ることが出来ます。
例:
- Don’t be so modest.
→そんなに遠慮することはないよ。 - Don’t be so humble, please tell me about you.
→遠慮しないで、あなたについて話して欲しい。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。