インターナショナルスクールのメリット・デメリット、後悔する理由まとめ
- 「子供をインターナショナルスクールに通わせるべきか悩んでいる。」
- 「インターナショナルスクールのメリット・デメリットを知りたい」
本記事では、こういった疑問を解決します。
インターナショナルスクールに通えば、国内にいながら子供に英語を習得させられます。しかし周りにインターナショナルスクールに子供を通わせている知り合いがいない方にとっては、情報が入ってこず、どうすればいいのか分からないはずです。
記事を最後までチェックすれば、インターナショナルスクールのメリットとデメリットが分かり、あなたのお子さんをインターナショナルスクールに通わせるべきかどうかが明確になりますよ。
目次
インターナショナルスクールとは?
インターナショナルスクールとは、英語で教育が行われる日本国内の教育施設のことです。
インターナショナルスクールは元々、日本在住の外国籍児童を対象とした施設でした。しかし最近では、英語教育熱の高まりとともに、日本人児童の入学も増えています。
ただしインターナショナルスクールは、学校教育法に定められた学校ではありません。よって日本の学校で義務教育を受けていないと判断される場合があり、進学等で困ることもあります。
インターナショナルスクールのメリット
インターナショナルスクールに通うメリットは以下の3つです。
- 国内にいながら高い英語力を身につけられる
- 日本とは異なる文化について小さい頃から触れられる
- 少人数制で生徒1人1人に目が届く
それぞれ詳しくみていきましょう。
国内にいながら高い英語力を身につけられる
インターナショナルスクールに通えば、日本国内にいながら高い英語力を身につけられます。
インターナショナルスクールに通っている時間に使用する言語は全て英語です。英語圏の国の学校に通えば当然使用する言語は全て英語になりますが、日本国内でここまで英語だけを話せる環境を再現できるのは、インターナショナルスクールだけです。
英語に触れる時間が長くなるため、当然英語を習得できます。また子供のうちに英語に触れておくことで、大人になってから英語を学んでも身につけられないネイティブさながらの発音や音を聞き分ける力も育ちます。
国内にいながら子供にネイティブレベルの英語力を身につけさせたいと考えているのなら、インターナショナルスクールがおすすめです。
日本とは異なる文化について小さい頃から触れられる
インターナショナルスクールには、外国人の子供も通っています。また当然外国人の先生も多数在籍しています。
よってインターナショナルスクールに通えば、日本で暮らしながら海外の文化に触れることができます。
一方日本で普通に暮らしていれば、日本以外の文化に触れる機会はほとんどありません。
これからの時代は多様性が大切だと言われています。小さい頃から色々なバックグラウンドを持った生徒や先生が集まる環境に身を置くことで、お互いを尊重し合い思いやる心が身につきます。
少人数制で生徒1人1人に目が届く
インターナショナルスクールは、少人数制であるケースが多いです。具体的には、16人に1人先生がつくようなスクールも珍しくはありません。また生徒8人に対して先生が1人つくようなスクールもあります。
一方で通常の小学校の場合は、40人に1人しか先生がつかないこともあります。
先生が受け持つ生徒の人数が少なければ少ない方が、生徒1人1人に注意を向けられます。
インターナショナルスクールでは、生徒1人1人の性格や勉強の苦手などを細かく把握してくれるので、子供も保護者も先生に相談がしやすいです。
一方40人の生徒に対して先生が1人ついている状態では、なかなか生徒1人1人のことまでは把握してもらえません。よって子供の苦手などに気付けなかったりします。
インターナショナルスクールのデメリット3つ
インターナショナルスクールに通うデメリットは、以下の3つです。
- お金がかかる
- 日本語と英語が両方中途半端になる「ダブルリミテッド」のリスク
- 近所の友達との関係が少なくなる
それぞれ詳しくみていきましょう。
お金がかかる
インターナショナルスクールには、高額な学費がかかります。学費はスクールによって異なりますが、年間200万円近い学費が必要になるインターナショナルスクールも珍しくありません。
一方公立の小学校に通えば、学費は一切かかりません。
また学費以外にも行事で必要なものを揃えたり、様々な費用がかかります。
もちろんかかる費用を節約することはできます。しかしインターナショナルスクールに子供を通わせている家庭はお金に余裕があることが多いため、金銭的にギリギリな状況で無理をしてまでインターナショナルスクールに通わせるというのはおすすめできません。
年間数百万円といった費用を確保することが難しいようであれば、より低価格で受けられる英語塾や英会話スクールも検討すべきでしょう。
インターナショナルスクールの学費が高い理由については以下の記事をご覧ください。
関連記事:インターナショナルスクールの学費はいくら?高いのはなぜ?理由を解説
日本語と英語が両方中途半端になる「ダブル・リミテッド」のリスク
インターナショナルスクールに通っている間は、原則英語しか話しません。
一方インターナショナルスクールに通っていない子供たちは、1日中日本語を話しています。
インターナショナルスクールに通っている子供たちは、日本語を話す時間が不足するので、ダブル・リミテッドという状態になりやすいです。
ダブル・リミテッドとは、日本語も英語もネイティブレベルにはならず、中途半端な状態になってしまう状態のことです。ひどい場合だと、高校生なのに小学生レベルの日本語しか話せないようなケースもあります。
インターナショナルスクールに子供を通わせたい保護者の方も「子供は英語だけ話せればいい」とは思っていないはずです。日本語と英語両方を話せるようになってほしいはずです。
インターナショナルスクールに子供を通わせる際は、ダブル・リミテッドにならないように家庭では日本語で頻繁に話しかける、日常生活では日本語を使うことを徹底させる、といった工夫が必要です。
近所の友達との関係が少なくなる
インターナショナルスクールに通えば、小学校の学区が同じ近所の友達との関係が少なくなってしまいます。
小学校から高校卒業まで、地元の公立の学校には一切通っておらず、友達が一人もいない場合は、成人式を欠席するような方もいるようです。
ただしこの問題は、インターナショナルスクールに限った話ではありません。例えば小学受験や中学受験をする場合にも同様の問題は起こります。
公立の学校以外に子供を通わせたいのであれば、この問題は許容すべきでしょう。
まとめ
インターナショナルスクールのメリット・デメリットについて解説しました。
インターナショナルスクールには良い点も悪い点もあります。それらを総合的に判断して、子供をインターナショナルスクールに通わせるべきかどうかを判断しましょう。
インターナショナルスクールのメリット・デメリットを再度まとめると以下の通りです。
インターナショナルスクールのメリット
- 国内にいながら高い英語力を身につけられる
- 日本とは異なる文化について小さい頃から触れられる
- 少人数制で生徒1人1人に目が届く
インターナショナルスクールのデメリット
- お金がかかる
- 日本語と英語が両方中途半端になる「ダブルリミテッド」のリスク
- 近所の友達との関係が少なくなる
インターナショナルスクールには受験があります。インターナショナルスクールでの面接の準備と対策については、以下の記事で詳しく解説していますので、興味がある方はチェックしてみてください。
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