「さっき」は英語でなんて言う?細かい意味やニュアンスごとに例文付きで紹介
「さっきは曇だったのに、今は晴れているね」
「今さっき課題を終えたところだよ。」
↑のように、時間的な「ほんの少し前」のことを「さっき」と表現することはよくありますよね。
そんな「さっき」は、英語で「A moment ago」や「A few minutes ago」を使って表現します。
ただし、英語を話す外国人は、「A moment ago」や「A few minutes ago」の他にも、色んな英語を使って「さっき」を表現します。
この記事では、そんな「さっき」を意味する英語表現を例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、日常的によく使われる「さっき」の英語表現を、あなた自身も英語を話す外国人のように適切に使い分けられるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
「さっき」を意味する英語表現まとめ
日本語では「さっき」とひと言で表しますが、「さっき」と言うときには、時間的に「少しだけ前」を意味するときと、「ちょうど今」を意味する時のどっちのパターンを含みますよね。
英語で「さっき」を表す時は、時間的な「どれくらい前か」を意識して使い分けます。
順番に見ていきましょう。
「ちょっと前」を意味する「さっき」の表現
「ちょっと前」を意味する「さっき」を英語で表すには、以下の表現が使えます。
a moment ago
「A moment ago」を使って、「ちょっと前」を意味する「さっき」を英語で言うことができます。
「A moment」は「瞬間、ちょっとの間」を意味し、「Ago」は「(時間的に)前」を表すので、合わせて「ついさっき」の意味で使われるわけですね。
例文↓
- I saw her a moment ago in the cafeteria, but now she’s not there.
さっきカフェで彼女を見たけれども、今はいない。 - A moment ago, the sun was shining, but now it looks like it’s going to rain.
さっきまで太陽が輝いていたけれども、今は雨が降りそうです。
また、似た表現で「A few minutes ago」を使う場合もあります。
例文↓
- I finished the report a few minutes ago, and now I can take a short break.
さっきレポートを終えたので、今少し休憩できます。 - She called a few minutes ago to let you know about the change in the meeting schedule.
さっき、彼女は電話でミーティングのスケジュール変更を知らせてくれました。
「A few minutes ago」は直訳して「数分前」になるので、「ほんの少しだけ(時間的に)前」のイメージを連想して「さっき」と訳されるわけですね。
英単語の意味それぞれから熟語の意味を連想できると、丸暗記せずに済むのでイメージで覚えられると良いですよ。
a while ago
「a while ago」も、「ちょっと前」の意味で使われる「さっき」を英語で表すことができます。
Whileには色んな意味がありますが、この場合のWhileは「少しの間」の意味で、Agoが「(時間的に)前」を表しますから、合わせて「少しの間だけ前=ついさっき」となるわけですね。
例文↓
- I spoke to the manager a while ago, and he said the meeting will start in 10 minutes.
さっきマネージャーと話しました。彼はミーティングが10分後に始まると言っていましたよ。 - I sent you an email a while ago with the details about the upcoming event.
さっき、今後のイベントに関する詳細を含むメールを君に送りました。
上述した「A moment ago」に似た表現で、実際に同じような場面で同じような使い方ができます。
強いて違いを挙げるなら、「A moment」よりも「A while」の方が少しだけ「まとまった時間」のニュアンスがあることですね。(A momentは「瞬間」のニュアンスです。)
ですので、秒単位で「ついさっき」を表すなら「A moment ago」を、10分くらい前といった「(体感的に)ついさっき」を表すなら「A while ago」を使った方が適切かもしれません。
とはいえ、「A moment ago」と「A while ago」は、どちらも「似た意味で似た使い方をする」との認識で大きな問題はないでしょう。
Earlier
Earlierも「ちょっと前」を意味する「さっき」を英語で言うことができます。
ニュアンスとしては「今よりも前」が近いですね。
「早い」を表す「Early」が比較級になった形ですから、「今よりも早い=今よりも(時間的に)前」という連想から「さっき」の意味で使われるイメージです。
例文↓
- I saw him earlier at the bookstore, looking for a new novel to read.
本屋で彼にさっき会いました。新しい小説を探していました。 - I called you earlier, but it seems you were busy at that time.
先ほどあなたにに電話をかけたのですが、その時は忙しかったようですね。
「ちょうど今」を意味する「さっき」の表現
「ちょっと前」の意味の他にも、「さっき(ちょうど今)宿題が終わったよ」といった感じで、「今」の意味で「さっき」を使う場合もあります。
「ちょうど今」の意味で「さっき」を英語で表す場合は、「Just」と「Now」を使って表現できます。
順番に見ていきましょう。
Just
Justには「ちょうど」の意味があり、過去形や現在完了形と一緒に使うと「ちょうどさっき」という意味で使うことができます。
例文↓
- I just saw her at the café.
さっきちょうど彼女をカフェで見ましたよ。 - He just finished his presentation.
彼はさっき、ちょうどプレゼンテーションを終えたところです。
Now
Nowは「今」の意味で使われますが、文脈によっては「今さっき」のニュアンスで訳される場合もあります。
時間的に少しだけ前を表す「さっき」と、現在を表す「今」がとても近くて「さっきと今が繋がっている」イメージで、Nowが「さっき」を表します。
例文↓
- Now, I remember where I left my keys.
今さっき、私が鍵を置いた場所を思い出しました。 - She called me just now to discuss the details of the upcoming event.
さっき、彼女は私に電話して、今後のイベントの詳細を話し合いました。
まとめ
この記事では、「さっき」を意味する色んな英語表現を例文付きでお伝えしました。
ここまでお読みのあなたは、日常的によく使われる「さっき」の英語表現を、あなた自身も英語を話す外国人のように適切に使い分けられる十分な知識が身についているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。