英語「used to」の意味と使い方!be used toやget used toなどそれぞれ解説
「used to」には「以前は~していた」や「昔は~だった」といった意味があります。
本記事では「used to」や「be used to」「get used to」の意味と使い方について解説します。
興味がある方はぜひチェックしてみてください。
英語「used to」の意味と使い方
「used to」は、英語で過去の習慣や状態を表すときに使われる表現です。「以前は~していた」「昔は~だった」といった意味を伝える際に役立ちます。
基本的な構文は「主語 + used to + 動詞の原形」で、例えば「I used to play soccer.(以前はサッカーをしていた)」のように使います。この表現は、今はその行動や状態が続いていないことを暗示します。
「used to」を使った例文は以下のとおりです。
- I used to live in New York.
以前はニューヨークに住んでいました。 - She used to play the piano every day.
彼女は毎日ピアノを弾いていました。 - We used to go hiking on weekends.
私たちは週末によくハイキングに行っていました。 - He used to be a teacher before he became a writer.
彼は作家になる前は教師をしていました。 - They used to have a dog, but it passed away last year.
彼らは以前犬を飼っていましたが、昨年亡くなりました。
「used to」と「be used to」の違い
まず「used to」は前述のとおり、過去の習慣や状態を表す表現です。
「以前は~していた」「昔は~だった」という意味で、現在はその行動や状態が続いていないことを示します。
一方、「be used to」は「~に慣れている」という意味を持ちます。
この表現では、「used to」の後に動詞の原形ではなく、名詞や動名詞(~ing)が続きます。文の構造は「主語 + be動詞 + used to + 名詞/動名詞」です。たとえば、「I am used to waking up early.(私は早起きに慣れている)」のように使います。
ここでは、慣れている状況を表現し、現在もその状況が続いていることを意味します。
まとめると、「used to」は過去の習慣や状態、「be used to」は慣れている状況を表します。
「be used to」を使った例文は以下のとおりです。
- I’m used to waking up early every day, so it doesn’t bother me to get up at 5 a.m. for work.
私は毎日早起きに慣れているので、仕事のために朝5時に起きるのは全く気になりません。 - She is used to driving in heavy traffic, which is why she remains calm even during rush hour.
彼女は交通渋滞に慣れているので、ラッシュアワーでも落ち着いています。 - They are used to working long hours, especially during the busy season, so they don’t mind staying late.
彼らは特に繁忙期には長時間働くことに慣れているので、遅くまで残業するのは気になりません。 - My boss is used to dealing with difficult clients, so she knows exactly how to handle tough situations.
私の上司は困難なクライアントに対応することに慣れているので、厳しい状況でも対処方法をよく知っています。 - We are used to eating dinner late because of our work schedule, so having a meal at 9 p.m. is normal for us.
私たちは仕事のスケジュールの関係で遅く夕食をとることに慣れているので、夜9時に食事をするのは普通のことです。
英語「get used to」の意味と使い方
「get used to」は、何かに徐々に慣れていく過程を表す英語の表現です。
これは、最初は慣れていなかったものや新しい状況に対して、時間が経つにつれて適応していくことを示します。
文法的には、「主語 + get used to + 名詞/動名詞」の形で使われます。ポイントは、「used to」の後に動詞の原形ではなく、名詞や動名詞(~ing)が続く点です。
たとえば、「I’m getting used to my new job.(新しい仕事に慣れてきている)」という表現では、新しい仕事に少しずつ順応していることが示されています。同様に、「She is getting used to waking up early.(彼女は早起きに慣れてきている)」という文では、早起きが徐々に習慣になりつつあることが伝えられます。
「get used to」は、何かに慣れる途中の段階を強調するため、現在進行形で使われることが多いのが特徴です。特に、新しい職場、生活環境、学習内容など、何か新しい状況に順応する過程を表現する際に頻繁に用いられます。
また、この表現は過去や未来の文脈でも使うことができ、「I got used to the cold weather.(寒い天気に慣れた)」のように、過去の慣れの経験を示す場合もあります。
「get used to」を使った例文は以下のとおりです。
- I’m getting used to the new routine, but it still feels a bit strange sometimes.
新しい生活リズムに慣れてきていますが、まだ時々少し変な感じがします。 - She’s getting used to speaking English every day at work, although it was challenging at first.
彼女は毎日職場で英語を話すことに慣れてきていますが、最初は大変でした。 - We are slowly getting used to living in a smaller apartment after moving from our house.
家から引っ越して、徐々に狭いアパートでの生活に慣れてきています。 - He’s getting used to driving on the left side of the road after moving to the UK.
彼はイギリスに引っ越してから、左側通行で運転することに慣れてきています。 - I’m getting used to the colder weather here, but I still need to wear a lot of layers.
ここでの寒い気候に慣れてきていますが、まだたくさんの重ね着が必要です。
まとめ
「used to」や「be used to」「get used to」の意味と使い方について解説しました。
当サイトでは他の英語表現についても紹介しています。興味がある方はぜひチェックしてみてください。
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。