「期間」は英語でなんて言う?ニュアンスや使い方まで例文付きで紹介
期間を表す英語表現には「Period」や「Term」などがあります。
PeriodやTermの他にも色んな「期間」を表す英語表現がありますが、それぞれがニュアンスや使い方に少しだけ違いがあります。
この記事では、「期間」を表す英語表現を、ニュアンスや使い方まで感覚的に伝わるように例文付きでまとめました。
この記事を読み終わる頃には、英会話や英文のメールで「期間」を表したい時にニュアンスや使い方ごとに適切な使い分けでスマートに相手に伝わるようになるのでぜひ最後まで読んでください。
期間を表す英語表現まとめ
期間を表す英語表現には主に以下の英語が使えます。
- Period
- Term
- During
- While
- Within
- By
順番に見ていきましょう。
Period
Periodは「期間」を表す英語表現です。
読み方は「ピリオド」で、英文の最後に記す「.(ピリオド)」と同じ英単語です。
日本語に訳してしまうと「期間」となるPeriodですが、英文の最後に記す「.(ピリオド)」と共通しているのは「区切り」としての意味があること。
「期間」もある期間からある期間までを「一区切り」していますし、英文の最後に記す「.(ピリオド)」も「ここまでがひとつの文章の区切りですよ。」を示す働きを持っています。
例文↓
- This custom began in the Edo Period.
この習慣は江戸時代に始まった。 - There were fewer accidents and injuries during the campaign period.
そのキャンペーンの期間中は、事故もけがも減りました。 - a period of 1980-1990
1980年から1990年までの期間
Term
Termも「期間」を意味する英語表現です。
Termは特にビジネスシーンで使われているのをよく目にします。
学校の「学期」や、賃貸物件の居住「期間」、会社から従業員への賃金の支払「期間」など、しっかりと書面に書かれるような期間でよく使われています。
例文↓
- The contract term will be extended upon completion of the renewal procedures.
更新手続きが完了した後、契約期間が延長されます。 - The new school term in the U.S. starts in September.
アメリカでは新学期は9月に始まります。 - The term of the apartment is two years.
アパートの契約期間は2年です。
During
Duringは「〜の間」という訳され方で「期間」を表せる英語表現です。
「During+名詞」の形で「〜の間」を表します。
例文↓
- I stayed in Osaka during the summer vacation.
夏休みの間大阪に滞在しました。 - I visited the museum during my stay in Paris.
パリに滞在中その美術館を訪れた。 - I ran out of money during my stay in India.
インド滞在中にお金が底をついた。 - I’ve got some special friends during my stay in America.
アメリカ滞在していた時に特別な友人ができた。
While
Whileは「〜する間」という訳され方で「期間」を表せる英語表現です。
Duringと似ていますが、Duringが「During+名詞」で表すのに対して、Whileは「While+文(主語 動詞)」で表されます。
小さな違いのように感じますが、英語圏のネイティブにはこの文法上のミスが大きな違和感に聞こえるので注意して使い分けたいですね。
例文↓
- We kept watch while they slept.
彼らが眠っている間私たちは見張りをした。 - The phone rang while I was cooking.
私が料理をしている間に電話が鳴った。 - I left while they were arguing.
彼らが議論している間に私は席を後にした。 - Someone stole my bike while I was shopping at the supermarket.
スーパーで買い物をしている間に自転車を盗まれた。
「during」と「while」の違いがよく分からないという方は、以下の記事で詳しく解説しておりますのでご覧ください。
関連記事:duringとwhileの使い分けを徹底解説!はっきりした違いと使い方がある?
Within
Withinは「その期間以内に」のニュアンスで「期間」を表せる英語表現です。
Withinには「期間」以外にも「距離」でも「〜以内に」を表せる英語表現で、より抽象的なイメージだと「〜の内側に」を意味する英単語です。
その「〜の内側に」を「時間」に適応させるイメージで、「その期間以内に」という意味で使われます。
例文↓
- We’ll let you know the result within a week.
結果は1週間以内にお知らせします。 - For your free sample, send your request within the next 2 days.
無料サンプルをご希望の方は2日以内にご請求ください。 - Our goal is to secure this territory within one month.
私達の目的は1か月以内にその地域を確保することです。 - within 24 hours of the following business day
翌営業日から24時間以内に
By
Byは「〜までに」の意味で「期間」を表す英語表現です。
PeriodやTermと少し似ていますが、PeriodやTermが「”いつから”いつまで」が明確なのに対して、Byは「いつまで」に焦点があたっていて「期限」というニュアンスが強いので「いつから」には言及されないことも多いです。
例文↓
- I will finish that work by the end of this month.
月末までにその仕事を終わらせます。 - I’m staying in London until October 5th.
10月5日までロンドンに滞在してます。 - I have to prepare the presentation by 3pm.
3時までにプレゼンの準備をしないといけない。 - You must pay your taxes by September 15.
9月15日までに、税金を払わないといけない。
「by」の使い方や「until」などの違いを詳しく知りたい方は、以下の記事にてまとめておりますのでご覧ください。
関連記事:【もう迷わない】似ている英単語「by」「until」「till」の違いを徹底解説!
まとめ
この記事では「期間」を表す英語表現を、それぞれのニュアンス、使われ方ごとに例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、「期間」という日本語訳だけでなく、例文を通して実際の使われ方やニュアンスに至るまで、適切な使われ方を知識と感覚で身につけたことでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。