「育休」を英語で表現できる?細かい意味や使い方の違いも例文付きで紹介
「育休」を表す英語表現には「Childcare Leave」や「Maternity Leave」など、いろんな表現があります。
日本では少子化問題もあり男性の育休取得に対して前向きに取り組む日本の姿勢や企業の努力について話題に挙がるようにもなりました。
この記事では、そんな「育休」を表す英語表現を、細かい意味やニュアンスごとに適切に使えるよう、例文付きで紹介していきます。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、外国人と「育休」について英語で適切に表現しながら話せるだけの知識を身に着けていることが期待できるのでぜひ最後まで読んでみてください。
「育休」を表す英語表現まとめ
「育休」を意味する英語は主に以下の表現が使えます。
Childを使った「育休」の表現
英語で「育休」を表す際に、子供を表す「Child(チャイルド)」を使った表現が役に立ちます。
Childcare Leave
Childcare Leave(チャイルドケア リーブ)で「育休」を表すことができます。
Childは「子供」、Careは「世話をする(Take care ofのイメージですね)」、Leaveは「(仕事の)お休み」を指します。
Leaveは「その場を離れる」の意味なのですが、転じて「持ち場から離れる=休みを取る」の意味でも使われます。(育休の他にも、有給休暇を「Paid leave」と言ったりもします。)
例文↓
- I am thankful that our company offers long childcare leave.
私達の会社は育休を長く取れる会社なのでとてもありがたい。 - I need to find a kindergarten while I’m on childcare leave.
育休をとってる間に幼稚園(保育園)を見つけておかないと。 - It was in 2009 that I considered taking a childcare leave.
私が育児休暇を取ろうと思いたったのは2009年のことだ。
関連記事:「保育士」は英語で何ていう?細かい意味や使い方ごとに紹介
Child-raising Leave
Child-raising Leaveも「育休」を意味する英語表現です。
Childは「子供」を、Raisingは「育てる」を、Leaveは「お休み」を意味します。
RaisingはRaiseの現在分詞形ですが、Raiseというと「Raise your hand」のように「〜を上げる(挙げる)」の意味が思い浮かぶのではないでしょうか。
Raiseには「〜を上げる(挙げる)」の他にも「育てる」という意味があり、TOEICなどの英語資格でも頻出の表現なので、一緒に覚えておくと便利ですよ。
例文↓
- Only a handful of men want to take child-raising leave.
ほんの一握りの男性しか育児休暇を取りたがらない。 - I would like to take child-raising leave because I think it is not just women’s work.
育児は女性だけの仕事ではないと考えているので、育児休暇は取りたいと思います。
関連記事:「有給休暇」を英語でなんて言う?ネイティブが使う自然な表現も例文付きで紹介
Child-rearing Leave
Child-rearing Leaveも「育休」を意味する英語表現です。
Childは「子供」を、Rearingは「育てる」を、Leaveは「お休み」を意味します。
RearingはRearの現在分詞形なのですが、Rearというと「後ろの」の意味を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
車を運転する方であれば、車の後ろ側のガラスを「リア(Rear)ガラス」と呼ぶのに聞き馴染みがありますからね。
このRearは、使われる品詞によって意味が変わり、動詞で使われるときは前述の「Raise」と同じく「育てる」の意味にもなります。
「育てる」の意味のRearもTOEICなどで頻出の表現なので合わせて覚えておきたいですね。
例文↓
- Experiences in France largely encouraged my decision to take child-rearing leave.
僕が育休を取ろうと思ったのは、フランスに赴任していた影響が大きいです。 - Also, this year, male employees also plan to take child-rearing leave positively.
さらに今年は、男性従業員も育休を積極的に取得予定です。
関連記事:こども英会話教室の月謝額は平均するといくら?各レッスン形態ごとにわかりやすく紹介
関連記事:子供の英語教育はいつから始めるべきか?早期英語学習のメリット
男女で使い分ける「育休」の表現
上述した「育休」を表す英語表現は男女問わずに使える表現ですが、「育休」を意味する英語表現の中には、取得する人の性別によって使い分けをする表現もあります。
Maternity Leave
Maternity Leaveは女性、妻、母親が使う「育休」の表現です。「育休」と同時に「産休」の意味にもなります。
Maternityは「妊婦の、妊娠した状態」を表すので、必然的に女性が育休、産休を使うときにだけ使われるわけですね。
例文↓
- She will start her maternity leave next week.
彼女は来週から産休に入る。 - There are also many social support networks, including maternity leave for both men and women and childcare facilities.
また男女どちらも育児休暇が取得できることや、保育施設の充実など、社会的なサポート体制も整っています。(求人広告の文言)
関連記事:「実家に帰る」や「帰省する」は英語で何と言う?英語ならではの感覚の違いも紹介!
Paternity Leave
Paternity Leaveは男性、夫、父親が使う「育休」の表現です。
Paternityは「父性、父親であること」を表す英語表現です。ちょっと難しい表現ですね。
父親らしさを表すPaternityを使っているので、男性が使う育休で使われるわけですね。
もしMaternityとPaternityが混同してしまうことがあれば、「ママが使うからマタニティ、パパが使うからパタニティ」と考えればわかりやすいですよ。
例文↓
- The father is going to take paternity leave.
父親は育児休暇を取る予定です。 - There is now also a paternity leave at the time the child is born.
また、子どもが生まれれば、男性の産休というのもあります。
関連記事:「子育て」を英語で何という?育児をするなら絶対に押さえておきたい英語表現もご紹介!
まとめ
この記事では、「育休」を意味する英語表現を例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、外国人と「育休」について英語で適切に表現しながら話せるだけの知識を身に着けていることでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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プロキャディ杉澤伸章さん
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。