英語でプレゼンをする際のスライドの作り方まとめ!目次や最後などを例とともに紹介
英語で話をしたり、英語で書かれた書類を読んだりする機会はあっても、英語でプレゼンをする機会はなかなかないのではないでしょうか。ましてや英語でプレゼンをする際のスライドを作成する機会は、滅多にありません。
そこで今回は、英語でプレゼンをする際のスライドの作り方についてまとめました。目次を入れるべきかどうかや、最後はどうやって締めるべきかなど、詳しく解説しています。
今後英語でプレゼンをする予定があり、スライド作成で悩んでいる方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。プレゼンで使用するスライドを作成するための前準備が一通り整いますよ。
目次
英語でプレゼンをする際のスライドの作り方(基本構成)
英語でプレゼンをする際のスライドは、以下3つの構成に分けて作成しましょう。
- 導入
- 本体
- 結論
それぞれ詳しく解説します。
導入
本格的にプレゼンを始める前に、まずは簡単な導入を行います。導入の内容としては、以下のようなものがあります。
- 挨拶・自己紹介
- 今回のプレゼンの目次の説明
- 所要時間
- プレゼンの目的
最初から本題に入るのではなく、まずは上記のような内容を説明することで、これから行うプレゼンやスライドに興味を持ってもらうことが大切です。
英語でプレゼンをする際のスライドへの目次の書き方については、以下の記事で詳しく解説しています。興味がある方はぜひチェックしてみてください。
関連記事:英語プレゼンの目次の書き方!プレゼン資料作成に便利なフレーズもご紹介
本体
英語でのプレゼンやスライドの中心となる部分です。この部分では、プレゼンやスライドを論理的なものにすることが大切です。
ここでは、プレゼンやスライドを論理的にするための手法を、いくつか紹介します。
まず1つ目は、PREP法です。
Point(結論)⇒Reason(理由・根拠)⇒Example(具体例)⇒Point(結論)の順番で、プレゼンやスライドを構成することで、説得力がでます。
続いては、SDS法です。
SDS法では、Summary(要約)⇒Details(詳細)⇒Summary(要約)の順番で話を展開します。
PREP法とSDS法のうち、どちらか使いやすい方をぜひ使用してみてください。
結論
最後に結論を述べましょう。結論は最後にだけ述べるのではなく、プレゼンの冒頭でも述べるのがおすすめです。
日本語では結論を最後に話す傾向にありますが、英語では結論を最初に伝えるのが一般的です。
また結論に加えて、聞いてくれた人に対してお礼を述べたり、質疑応答を行ったり、連絡先を教えたりもしましょう。
またこのプレゼンを聞いてどんなアクションをとってほしいのかを伝えることも大切です。
英語でのプレゼンにおける質疑応答で使える英語表現については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:英語プレゼンの質疑応答で使える表現・勉強方法まとめ
また英語でのプレゼンの終わり方については、以下の記事で詳しく解説しています。こちらも併せてチェックしてみてください。
関連記事:英語でのプレゼンの終わり方 | 流れやコツ・フレーズについて解説
英語でプレゼンをする際のスライド作りで気をつけるべきこと
英語でプレゼンをする際のスライド作りでは、以下3つの点に気をつけましょう。
- 文字を詰め込みすぎない
- 1スライド1メッセージ
- 箇条書きや図を多用する
どれも英語でのスライドのみならず、日本語でのスライドにも共通することですね。それぞれ詳しく解説します。
文字を詰め込みすぎない
英語でプレゼンをする際のスライド作りで気をつけることの1つ目は、「文字を詰め込みすぎないこと」です。
あれも伝えたいこれも伝えたいと、スライドに文字を詰め込みすぎてしまうと、分かりづらいスライドが出来上がってしまいます。
例えば行政が公開しているpdfの資料などを見た時に「確かに詳しいんだけど、文字が多すぎて何が何だか分からないな」と感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。文字を詰め込みすぎたプレゼンのスライドも、それと同じような状況になってしまいます。
短く簡潔にまとめることも、スライド作成の技術の1つです。余計な情報を削ぎ落として、簡潔になるようにスライドを作成しましょう。
プレゼンで話す内容を、全てスライドに盛り込む必要はありません。「要点だけでも良い」と考えると、スライド作りが楽になるはずです。
特に第一言語ではない英語でスライドを作成する場合、日本語でスライドを作成する際は問題なくできていた情報の削ぎ落としなどが難しくなる傾向にあるので要注意です。
1スライド1メッセージ
英語でプレゼンをする際のスライド作りで気をつけることの2つ目は、「1スライド1メッセージ」です。
スライドは、サイズに制限があります。そこにあれもこれも詰め込もうとすると文字だらけになってしまうのは、先ほど解説したとおりです。
1つのスライドに2つも3つもメッセージを詰め込もうとするのではなく、1スライドに1メッセージを徹底しましょう。
スライドの枚数は、予め決められてはいません。よってわざわざ1つのスライドにメッセージを詰め込まずとも、次のスライドに分けてメッセージを記載すれば良いだけです。
スライドを作成する際は、1つのスライドに1つのメッセージになっているかどうかを確認しましょう。
箇条書きや図を多用する
英語でプレゼンをする際のスライド作りで気をつけることの3つ目は、「箇条書きや図を多用すること」です。
文字だけのスライドと、箇条書きや図を多用したスライドを見比べると、後者の方が圧倒的に分かりやすいです。文字であれば、読まなければ理解ができません。しかし箇条書きや図の場合は、見ただけで直感的に内容を理解できます。
文字で書かれている箇所が箇条書きや図に置き換えられないか、その都度確認するようにしましょう。
例えば「AとBとC」と記載する際は、箇条書きで以下のように記載できますよね。
- A
- B
- C
また「A社は1位、B社は14位、C社は29位でした」と記載する場合は、図や表にまとめた方が分かりやすいですよね。
このように、箇条書きや図に変換できる箇所は意外と多いです。ぜひ注意をしてスライドをチェックしてみてください。
まとめ
英語でプレゼンをする際のスライドの作り方について解説しました。
日本語でプレゼンをする際にスライド作りでも、高いセンスが求められます。それを第一言語ではない英語で行うのであれば、難易度が上がってしまうのは当然です。
今回紹介した内容を参考に、少しでも良いスライドを作成できるようにチャレンジしてみてください。そうすれば、英語でのプレゼンもうまく行くはずです。
また英語のスライドを作成するのまでまだまだ期間があったり、これから何度も繰り返しスライドを作成する必要があるのであれば、英語力を向上させるのもおすすめです。
英語力自体が向上すれば、英語でのプレゼンやスライド作成の難易度も大幅に下がります。
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英語コーチングスクールについては、以下の記事でも詳しく解説しています。興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
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受講生のインタビューもご紹介します。
トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。