「仮の〜」って英語で言える?細かい意味やニュアンスごとに例文付きで紹介
「これは仮の決定なので、正式な報告は後日致します。」
「お誕生日会、仮のお店は予約しておくけど、もし希望があったら当日の3日前までに教えて!」
↑のように、正式ではなくとりあえずの決定として「仮の〜」という言葉を使うことは、プライベートとビジネスシーン問わずありますよね。
こうした「仮の〜」という表現は英語では何と言うのでしょうか?
英語では「仮の〜」と言うとき、TentativeやProvisionalなど複数の表現が使われるのですが、それぞれの表現に細かい意味やニュアンスの違いがあります。
この記事では、そんな「仮の〜」を意味する英語表現を、細かい意味やニュアンスごとに例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、「仮の〜」を意味する英語表現を、細かい意味やニュアンスごとに適切に使い分けられるようになっているので、ぜひ最後まで読んでください。
「仮の」を意味する英語表現まとめ
「仮の」を英語で言うには、以下の英語表現が役に立ちます。
Tentative
「Tentative」を使って「仮の〜」を英語で表すことができます。
Tentativeが表す「仮の〜」には、「正式に決まるまでの試験的な」のニュアンスがあります。
「仮の(試験的な)目標設定」や「仮の(試験的な)決定」といったニュアンスですね。
例文↓
- We have made a tentative agreement, but the details still need to be worked out.
仮の合意をしましたが、詳細はまだ調整が必要です。 - We have a tentative plan to go hiking next weekend, but it depends on the weather.
来週末にハイキングに行く予定を仮に立てましたが、天気次第です。 - I made a tentative reservation for the restaurant tonight, but I’ll confirm it later.
今夜のレストランの予約は仮に取りましたが、後で確認します。
Provisional
「Provisional」も「仮の〜」を意味する英語表現です。
Provisionalの持つ「仮の〜」のニュアンスは、「今のところの」のニュアンスが強いです。
Provisionalの意味を辞書で調べると「暫定的な」という意味も出てきますが、「暫定的」の意味が「今のところの」のニュアンスが強い「仮の〜」になるわけですね。
例文↓
- I have a provisional driver’s license, so I can drive with a licensed adult in the car.
私は仮免許を持っているので、免許を持つ大人と一緒に運転できます。 - We have a provisional agreement in place until the official contract is signed.
公式な契約が署名されるまで、仮の合意があります。 - The company offered me a provisional job contract, but it will become permanent after the trial period.
会社は仮の雇用契約を提供しましたが、試用期間後に正式なものになります。
Temporary
Temporaryも「仮の〜」を意味することができる英語表現のひとつです。
Temporaryは元々、「一時的な」の意味で使われる英単語です。
TOEICでも重要表現として出てくるので、TOEICを勉強している人は見たことがある人も多いでしょう。
「一時的な決定」や「一時的な対応」の意味が、転じて「仮の決定」や「仮の対応」という意味でも使われるというわけですね。
例文↓
- I’m working a temporary job until I find something more permanent.
私はより安定した仕事を見つけるまで、仮の仕事をしています。 - The temporary closure of the road is due to construction work and will last for two weeks.
道路の仮閉鎖は工事によるもので、2週間続きます。 - We put up a temporary fence to keep the dogs out of the garden while we plan a permanent solution.
永続的な解決策を計画する間、犬が庭に入らないように仮のフェンスを設置しました。
Beta
Betaは、特にソフトウェアやアプリケーションの分野で使われる「仮の」の英語表現になります。
例えば正式リリース前のゲームやパソコンソフトのことを「ベータ版」と呼ぶのを目にしたことがあるのではないでしょうか?
ベータ版を使ってもらい、見込み顧客の反応や、不具合が無いかを見たりするために「仮の」バージョンである「ベータ版」を配布することがあります。
そうした「仮の」バージョンに「Beta」を使うわけですね。
例文↓
- The beta version of the app is available for testing, but it’s not the final release.
アプリのベータ版(仮のバージョン)はテスト用に利用できますが、これは最終リリースではありません。 - We’re using a beta version of the software until the stable version is ready.
安定版が準備できるまで、ソフトウェアのベータ版を使用しています。 - The beta version of the website has some bugs that need to be fixed before the official launch.
ウェブサイトのベータ版には公式のリリース前に修正する必要がある不具合があります。
まとめ
この記事では、「仮」を表す色んな英語表現を、細かい意味やニュアンスごとに例文付きでお伝えしました。
ここまでお読みのあなたは、「仮の〜」を英語で、意味やニュアンスごとに詳しく理解した上で、正しく適切に使い分けることができるでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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トライズでの1年は、
一生につながる1年だったと思います。
プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。