issueの意味や使い方は?problemとの違いと比較しながら紹介
issueを翻訳すると「問題」という意味が真っ先にヒットするでしょう。
「問題」はissueが意味する日本語訳の代表格です。
一方で「問題」を表す英語表現と聞くと、まず思い浮かべるのは”problem”ではないでしょうか?
確かに”problem”は「問題」を表現する代表的な英語です。
それでは、同じ「問題」を意味するissueとproblemにはどんな違いがあるのでしょうか?
この記事では、そんなissueが持つ意味と使い方を、細かい意味や使い方ごとに、problemと比較しながら例文付きで紹介します。
例文付きで紹介することで、具体的な使い方に触れて英語表現のイメージを掴んでいただき、丸暗記に頼らない学びを期待できるからです。
この記事を読み終わる頃には、「issue」が意味する表現を、あなた自身も英語を話す外国人のように使い分けられるようになっているのでぜひ最後まで読んでください。
issueの意味や使い方は?problemの意味と比べてみました
issueを翻訳すると「問題」の意味になりますから、同じ「問題」の意味になるproblemとの違い、使い分け方が気になりますよね。
issueには以下の意味と使い方があり、problemとの微妙なニュアンスの違いが見て取れます。
問題・困難
issueには「問題」や「困難」という意味で使われます。
「問題」と「困難」という意味は、problemも持っているので、これが両者を混同してしまう原因だと言えるでしょう。
issueが持つ「問題」と「困難」は、problemが意味する「問題」と「困難」に比べて、「抽象的な問題や困難」を意味します。
例えば、problemが意味する「問題」や「困難」は…
- My computer won’t turn on.
コンピュータが起動しない。 - There’s a leak in the roof.
屋根から雨漏りがしている。 - I can’t find my keys.
鍵が見つからない。
といった「具体的で身近な問題・困難」だと言えます。
一方で、issueが意味する「問題」や「困難」は…
- There’s an issue with communication in our team.
チーム内のコミュニケーションに問題があります。 - The company is facing issues with its marketing strategy.
その会社はマーケティング戦略に問題を抱えています。 - There are environmental issues affecting our community.
私たちのコミュニティに影響を与える環境問題があります。
といった、「抽象的で広い範囲の問題・困難」を表していると言えます。
ですから、同じ「問題」と「困難」を意味する英語でも、「issueは抽象的、problemは具体的」な問題と困難を表していると言えますね。
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議論・話題
「Issue」は、議論や話題になっている特定のテーマ、問題を意味することもあります。
例えば…
- The environmental issue is gaining more attention worldwide.
環境問題が世界中でより多くの注目を集めています。 - The issue of online privacy is a hot topic in today’s digital age.
オンラインプライバシーの問題は、現代のデジタル時代の注目の的です。 - The controversial issue of gun control divides public opinion.
銃規制の問題は、公衆の意見を分ける物議を醸しています。
といった使い方がされます。
例文では、テーマや話題を「〜問題」と約していますが、上述の「問題・困難」でお伝えした通り、issueはproblemと比べて、テーマや問題の全体を大きくとらえて表現していることがわかりますね。
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出版
issueは、新聞や雑誌の特定の号や版を指す場合にも使われます。
例えば…
- The latest issue of the magazine features an interview with the famous author.
雑誌の最新号には有名な作家のインタビューが掲載されています。 - Have you read the new issue of the newspaper? There’s an interesting article on page three.
新聞の最新刊を読みましたか?3ページに興味深い記事があります。 - The special issue of the scientific journal focuses on climate change research.
科学ジャーナルの特別号は気候変動の研究に焦点を当てています。
といった使い方がされます。
こうした「出版物」や、その特定の版を表す使われ方はproblemは使わずに、issueを使うのが適切です。
論点・争点
issueは、問題や論争の焦点についても使われます。
例えば…
- The court will address the legal issues raised by both parties.
裁判所は当事者同士が提起した法的問題に対処します。 - The main issue in the debate is the economy’s recovery post-pandemic.
議論の主要な論点は、パンデミック後の経済の回復です。 - The central issue in the lawsuit is breach of contract.
訴訟の中心的な争点は契約違反についてです。
といった使い方がされます。
特に法的な議題や争点を指してissueが使われていますね。
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発表・配布
「issue」は、製品や文書などの発表や、資料などの配布を指す場合にも使われます。
例えば…
- The company will issue a press release regarding its quarterly earnings.
会社は四半期の収益に関する報道発表をします。 - Please issue these documents to all participants before the meeting starts.
会議が始まる前に、これらの書類をすべての参加者に配布してください。 - The government plans to issue guidelines for the safe reopening of businesses.
政府は事業の安全な再開のためのガイドラインを発表する予定です。
といった使い方がされ、problemにはこうした使い方はされません。
前項までで紹介した意味に比べて、動詞でissueが使われている場合に「発表」や「配布」の意味で使われることが多いですよ。
まとめ
この記事では、issueが表す英語表現を例文付きで紹介しました。
ここまでお読みのあなたは、「issue」が表す英語表現を、意味や使われ方の違いごとに、あなた自身も英語を話す外国人のように適切に使い分けられるようになっているでしょう。
この記事でお伝えしたことが、あなたの英語表現をより豊かにできれば幸いです。
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。