海外ドラマや映画でよく耳にする英語フレーズ7選
コロナ禍のSTAY HOME中に改めて英語の勉強に力を入れたという方や、英語の勉強を始めたという方は多いのではないでしょうか。
これを書いている筆者自身も医療や科学分野の専門的な英単語を勉強するなど、今まで曖昧にしていたことに本腰を入れる時間となりました。今回は、海外ドラマや映画に出てくる面白いフレーズ、実際の会話で使えそうなフレーズを紹介します。
目次
- 1 海外ドラマや映画でよく出る英語フレーズ①:“page six”「ゴシップ記事」
- 2 海外ドラマや映画でよく出る英語フレーズ②:Water under the bridge「もう水に流そう」
- 3 海外ドラマや映画でよく出る英語フレーズ③:You wanted to see me?「お呼びですか?」
- 4 海外ドラマや映画でよく出る英語フレーズ④:We’re done.「私たちはもう終わった=別れましょう」
- 5 海外ドラマや映画でよく出る英語フレーズ⑤: A deal is a deal.「約束は約束だ」
- 6 海外ドラマや映画でよく出る英語フレーズ⑥:There’re always pros and cons.「常に長所と短所がある」
- 7 海外ドラマや映画でよく出る英語フレーズ⑦: I’m a man of my word.「約束を守る」
- 8 まとめ
海外ドラマや映画でよく出る英語フレーズ①:“page six”「ゴシップ記事」
筆者が海外ドラマで覚えたフレーズの中でも、学校では絶対に習わないだろうなと思ったのが、“page six”という表現です。女性に人気の“SEX AND THE CITY”いわゆるSATCに出てくる台詞なのですが、主人公のCarrieが劇中のナレーションでこのようなことを言います。
- “The party will definitely end in page six.”
ライターとして働くCarrieが本の出版をすることになり、その出版パーティーを開いたシーンでのナレーションです。そのまま訳すと、「パーティーは絶対的に6ページに帰着するだろう」ですが、これでは意味が分かりません。
「ん?6ページ?」と筆者も思いましたが、あとで調べてみると、地元紙ニューヨークポストの6ページがゴシップ欄だったことから、page sixは「6ページに掲載される=ゴシップ記事になる」という意味を持つようになったとのことです。
字幕では、「パーティーは大成功に終わる」とのニュアンスで訳されていましたから、ニューヨークポストのゴシップ欄で取り上げられるほど自分の開いたパーティーが注目されている=大成功ということですね。
これは、現地の文化に精通しているか、海外ドラマを見ていないとなかなか学べない表現ではないかなと思います。
海外ドラマや映画でよく出る英語フレーズ②:Water under the bridge「もう水に流そう」
これは様々な海外ドラマや映画に出てくるフレーズです。筆者の大好きなSUITSでも何度かこの言葉を耳にしていますので、日常会話の中で使えるフレーズです。
「橋の下の水」が直訳ですが、「橋の下を流れていく水のように、過ぎてしまったことは水に流そう」というニュアンスです。「もう水に流そう」と字幕がつけられていることもあり、まさにその日本語の言い回しと同じ意味を持っています。もう過去のことだから、と言いたいときに使えそうですね。
海外ドラマや映画でよく出る英語フレーズ③:You wanted to see me?「お呼びですか?」
ビジネスの場面で、例えば部下が上司に呼ばれて入室するときに “You wanted to see me?” と言います。直訳は「私に会いたかったですか」なのですが、これは「お呼びですか?」という意味です。SUITSでは、数えきれないほどかなり頻繁に出てきます。
弁護士事務所が舞台ですから、個室を持っている弁護士の部屋へ部下が入るときなどに必ずこの台詞が言われます。筆者も、上司に呼ばれて入室するときにはこう言えばいいんだな、とSUITSで学びました。オフィスにおける頻出表現ですから、そのまま覚えて使ってみましょう。
海外ドラマや映画でよく出る英語フレーズ④:We’re done.「私たちはもう終わった=別れましょう」
これも海外ドラマや映画でかなり頻繁に耳にするフレーズです。シチュエーションによりニュアンスや意味が変わりますが、基本的には「もう済んだ」「終わりよ」といった意味を持ちます。
例えば、恋人同士がちょっとした言い合いから大きな口喧嘩に発展し互いにかなり感情的になった場面なんかでよく出てきます。口論の末、“We’re done.”と言ってどちらか一方が出て行くパターンですね。この場合は、「私たちはもう終わったわ=別れましょう」というニュアンスを持ちます。
友人同士の喧嘩であれば、「俺たちはもう終わりだ=もういい」と決別の意味になります。ちなみに、“Are you done?” と疑問文の形で使うこともできます。
例えば筆者の記憶にある範囲では、人気ドラマTHE OCのある場面が思い浮かびます。夫が長々と不平不満を言ったあとに、妻が “Are you done?” と冷たく一言放ちます。「気が済んだ?」(=言いたいことはそれで全部?)ということですね。
ここに挙げた“done”は主に否定的なニュアンスでの使用例ですが、何か作業が終わったときに “I’m done with my homework.”(宿題終わったよ)とか “Are you done with your homework?”(宿題終わったの?)という使い方もできます。
”done”を使った様々な表現は口語では頻出表現ですから、日常会話の中で真似できるフレーズですね。
海外ドラマや映画でよく出る英語フレーズ⑤: A deal is a deal.「約束は約束だ」
「取引は取引だ」が直訳ですが、「約束は約束だ」という意味です。ビジネスをテーマにしたドラマや映画では、dealを使った表現がよく出てきます。もちろん、SUITSにも出てきます。Harveyの台詞として使われていることが多いですね。
既に取り決めたこと、約束したことだから変更できないというのがこのフレーズの真意です。dealを使った表現では、ほかに“Take the deal.”(取引しろ)もよく耳にします。
海外ドラマや映画でよく出る英語フレーズ⑥:There’re always pros and cons.「常に長所と短所がある」
ドラマや映画でもよく耳にするほか、日常会話でも頻繁に使われる決まり文句で、「常に長所と短所がある」の意味です。「pro=賛成」「con=反対」の意味を持ちます。「常に賛否両論ある」ことを表し、メリットもデメリットもあると言いたいときに使えます。
“pros and cons” とセットにして使われ、例えば、“There’re always pros and cons of this matter.” (この問題に関してはいつも賛否両論ある)、“This plan has pros and cons.” (この計画にはメリットとデメリットがある)という使い方ができます。
ビジネスの場面でこれが言えたらかっこいいですね。もちろん、SUITSでもこの表現は使われています!
海外ドラマや映画でよく出る英語フレーズ⑦: I’m a man of my word.「約束を守る」
「俺は約束を守る男だ」の意味で、「自分の言葉の男」=「約束を守る」と解釈します。様々なドラマや映画で出てきますが(もちろんSUITSにも)、有名どころでは、Forrest Gumpが挙げられます。
Gumpがエビ漁船から飛び降り、川を泳いでDanの元へ行く場面で、Danが語っている台詞に出てきます。
- “I told you if you were ever a shrimp-boat captain, that I’d be your first mate. Well, here I am. I am a man of my word.”
(エビ漁船の船長になったら、俺が一等航海士になってやると言っただろう? それで、ここにいるんだ。俺は約束を守る男だからな)
ちなみに、これは「a man of 名詞」の形で「~の人」の意味を表す用法で、ほかにも様々な表現があります。
- a man of science(科学者)
- a man of culture(教養のある人)
- a man of ability(能力のある人)
- a woman of great beauty(絶世の美女)
manだけではなく、「a woman of 名詞」の形にすると女性に対しても使えます。
まとめ
海外ドラマや海外映画に出てくるフレーズから、面白い表現や日常会話で使えそうなものを紹介しました。字幕と照らしあわせて、「この英語がなぜこういう意味になるのだろう」と思ったら、調べてみると発見や学びがあって英語学習が楽しくなります。
SATCのような女性に人気のドラマであればストーリーも面白いので、ドラマそのものを楽しみながら学習できると思います。
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プロキャディ杉澤伸章さん
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目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。