SUITSで学ぶ大人の英会話 #3【SEASON 1 episode 4】

コーチング英会話のTORAIZ(トライズ)

今回は、SUITSのSEASON 1 episode 4に出てくる様々なフレーズを紹介します。頻出の熟語、明言、面白い言い回しなど様々な視点からピックアップしました。

SUITSはユーモアやセンスに富んだ台詞がたくさん出てくるので、日常会話からビジネスまで参考になると思います。

 

1. I understand what’s at stake here. I’ll be perfectly humble. (ここで何が問題になっているか分かっているよ。謙虚にしているよ)

“at stake” は「危機に瀕して」という意味でよく出てくる表現です。口語、文語ともに覚えておきたい表現として紹介します。

humble「謙虚な」という形容詞も頻出の単語です。SUITSの別のエピソードで、女性所長のJessicaが “Be humble.”(わきまえなさい)という言い方をしているシーンもあります。

 

2. First impressions last. You start behind the eight ball, you’ll never get in front. (第一印象が大事だ。窮地に立ったらおしまいだぞ)

社会人として最初が肝心だということをHarveyがMikeに説いているシーンです。“First impressions last.”のlastは動詞「続く」の意味で使われているので、「第一印象は続くもの」が直訳です。第一印象が肝心だという意味でよく使われます。

また、“behind the eight ball”はビリヤードに由来する面白い熟語です。ビリヤードが好きな人、経験のある人ならなんとなく意味が想像できると思いますが、8番ボールは最後にポケットに入れるべきボールですから、先に8番ボールを入れてしまったらそこで終わりです。

ほかのボールが8番ボールに背後にあるような状況、つまり8番ボールがポケットに入ってしまいそうな立ち位置は勝負に不利であることから、「behind the eight ball=窮地に立つ」という意味を持っています。ゆえに、“you’ll never get in front” (先頭に立つことはできない)というわけです。

 

3. Now why don’t you stop beating around the bush and tell me what’s going on. (遠回しな言い方はやめて、何があったのか教えて)

コーチング英会話のTORAIZ(トライズ)

Mikeとその祖母との会話シーンで、祖母が言っている台詞です。祖母は、彼の両親に変わって育ててくれた人ですから(Mikeが幼い頃に両親は事故死)、常にMikeの心の内を読んでいます。

そして、アドバイスをしたり、Mikeの悩みを引き出したりする存在です。Mikeが何か話したいことがあるに違いないと気づき、“why don’t you stop beating around the bush” と言うのですが、“beat around the bush”は「遠回しな言い方をする」という意味です。狩りに由来する表現で、森の中で狩人が動物の狩りをする様子を思い浮かべてください。

獲物に気付かれないよう、最初は茂みのまわりを歩き回りますが、そんな様子から転じて、遠回しな言い方をしてズバっと要点を言うことを避けることを意味するようになりました。

 

4. Harvey, I don’t think you have any business telling that man how to run his company, but I know you don’t have any business telling me how to run mine. (ハーヴィー、あなたには、あの男の会社経営に首を突っ込む権利はないし、私の事務所の経営にも首を突っ込む権利はないわ)

レースカー用エンジンを作っているマッカーノン社の前CEOが亡くなり、暫定的にCEOの座についているStendsland。その男が工場用の用地売却と海外移転を目論んでいることに、Harveyは気づきます。

台詞中のthat manは、Stendslandのことです。ここで使われているbusinessは仕事のことではなく、「権利、筋合い」という意味で使われています。“Mind your own business.” とか “It’s none of your business.” というフレーズを映画やドラマで耳にしたことがないでしょうか。

「お前の知ったことではない」「お前には関係ない(から自分のことだけやってなさい)」という意味です。TOEICや英検対策としても覚えておきたい表現です。

 

5. I need a word in private. (内談したいことがある)

これはそのままワンフレーズで覚えておきたい表現です。内密に話したいことがある、内緒の話がある、というときに使えます。ほかに、 同じ意味で “I have a word with you in private.” という言い方もできます。

ちなみに、マッカーノン社の新CEOに推薦したいと考えている相手を訪れた際に、Harveyが言っています。

 

6. The most important asset an attorney has is his ability to always be self-assured.(弁護士が持つべき一番大事な強みは、常に物怖じしない能力だよ)

コーチング英会話スクールのトライズ

StendslandのCEO就任を阻止しようと、新CEOを推薦するための取締役会に向かっているシーンで、HarveyがMikeに語っている言葉です。弁護士に必要な素質とは何かを説いています。

assetは、ここでは「利点」や「強み」の意味で使われています。Self-assuredとは、「物怖じしない」「自信を持っている」という形容詞です。弱気になっていては弁護士は務まらない、常に自信を持った態度を示さないと勝てないと新米Mikeに語っています。

Harveyの自己愛や自信に満ちた台詞には、明言が多く含まれていますね。

 

7. But he did stick his neck out to keep your company here(でも、彼【ハーヴィー】は会社を守るために自ら危険を冒しているんだ)

上述の取締役会は、二人が到着すると既に終わっていて、Stenslandに騙された形となりました(時間を早めて開催されてしまいました)。会社の創設時から長年勤めてきたDominicを新CEOにしようとどうにか説得して取締役会に一緒に向かいましたが、正式にCEOとして承認されたStenslandにより、Dominicは首にされていまいます。

そこで、Mikeが工場で最後の仕事をしていたDominicの元を訪れ言った台詞です。“stick his neck out” が「自ら危険を冒している」に相当する部分です。“stick one’s neck out”「自ら危険を冒す」とは、亀が甲羅から首を突き出している様子からできてイディオムです。

stickには、「突き刺す」のほか、ちょうど亀が甲羅から首を出すように「突き出す」の意味もあります。

 

まとめ

SUITS SEASON 1 episode 4で注目したいフレーズを紹介しました。比較的ネイティブがよく使う表現も取り上げたので、ぜひ、ビジネスや日常会話の中で応用してみてください。



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