ビジネス英会話を円滑に進める!英語で雑談【相槌・褒める】定番フレーズ
ビジネスシーンにおいて、『相槌』というのは非常に大切なポイント。ビジネス英語でも適切なタイミングで幅広い相槌を打つことで、「話を理解してくれてるんだな」「しっかり聞いてくれるんだな」という安心感が伝わります。
そこで今回は、共感や感動、驚きなどさまざまな英語での相槌方法をご紹介していきます。併せて、日本と海外での相槌の違いも解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
英語での相槌には文化の理解が必要
まず初めに、日本と海外では、相槌の文化に多少違いがあります。しかもこれは、日本だけが特殊な相槌を持っており、海外における全ての国でこのような相槌を使う民族はいないんだとか。普段当たり前のように使っている相槌が一般的ではなかったなんて、驚きですよね。
日本の相槌の特徴
では具体的にどのような点が特殊と言えるのでしょうか?一般的に、日本での相槌の特徴と言われているのは以下の2つです。
- 相槌の回数が異常に多い
- 話の途中で相槌を打つこともある
私たちからしてみれば、これは当たり前ですよね。途中で「へー、それで?」「うんうん」と、会話の途中で相槌を打つのも不思議なことではありません。「しっかり聞いていますよ」という気持ちと、「興味がありますよ、話を続けていいですよ」という意思を相槌で伝えています。
海外の相槌の特徴
回数が多い日本の相槌に対し、海外での相槌は非常にシンプルで、私たちは以下の点に気をつけるべきだと言われています。
- 話の途中に相槌を打つのはマナー違反
- 少ない相槌=相手の話を尊重するという意味
話の途中で相槌を打つのが失礼に当たるんですね。そして、仮にそのような反応をされたら、「話を妨害された」「邪魔された」=「意見を尊重してくれなかった」と感じるようです。まさに文化の違いです。
では、英語を話すときの相槌のタイミングを改めて確認しておきましょう。
- A;I have had a cold since last week.
- B;yeah.
- A;My cold won’t go away. It’s getting worse.
- B;That’s too bad.
ここで注目したいのが、Aさんが一文を喋り終えてからBさんが相槌を打っているということ。海外での会話では、日本のように文の途中で相槌を打ったりしません。言い終えるのを待つのが鉄則なんですね。
英会話で使える軽い相槌
ではこの項目から、英会話で使える相槌を確認していきましょう。まずは共感を伝えることができる軽い表現の相槌です。使用することで会話が円滑に進みます。
- Yes.(ええ、はい)
- Sure.(なるほど)
- I see./That makes sense.(わかりました)
- I got it.(わかりました)
良く聞く「Uh-huh.」というフレーズは、目上すぎる相手に対しては避けるなど、人によって使うかを見極めると良いでしょう。
英会話で共感を伝える相槌
少しでも共感の意を示してあげることで、相手もすごく話しやすくなりますよね。共感は、最も良く使う相槌のひとつかと思います。
- I know how you feel.(そうですよね、気持ちわかります)
- I can imagine.(想像できます=気持ちわかります)
- You’re right.(その通りだよ)
- Exactly!(その通り!)
- I agree with you.(賛成です)
- Of course!(もちろん!)
ちなみに、I don’t know how you do it!は、「どうしたらそんなことできるの?=すごいね!」という意味の褒め言葉や驚きの言葉です。併せてぜひ覚えてみてください。
英会話で感動を伝える相槌
次に感動を伝えるときに使えるフレーズです。相手がこんな反応をしてくれたら嬉しいですよね。「食いついてくれた!」と、相手も気合を入れて話をしてくれるでしょう。良い報告などに対する第一声にも使いたいですね。
- Great!(すごい!)
- That is amazing!(素晴らしい!)
- (It) sounds great!(それは素晴らしいですね!)
- I’m happy for you.(よかったね)
こんな風に反応してくれたら嬉しいですよね。「Fabulous!」や「Awesome!」も「amazing」とほとんど同じように使われます。
英会話で驚きを伝える相槌
反応豊かな人には、思わずいろいろな話をしたくなってしまいますよね。驚きを表す相槌も、聞き上手になれるフレーズです。
- Really?(本当に?)
- Oh, my goodness.(わ!なんてこった!)
- You’re kidding!(嘘でしょ!)
- Surprising!(それは驚きです!)
中でも「Oh, my goodness.」は少し若者よりの英語でしょうか。ビジネスの間では会話する相手を選んで使い所を見極めましょう。
英会話で残念な感情の相槌
同僚が風邪を引いたとき、友人に悲しい出来事があったとき…しっかりと「残念だね」「お気の毒に」という気持ちを伝えてあげたいものです。
- I’m so sorry to hear that.(それは残念ですね)
- That’s terrible.(それはひどい!)
- Oh dear…(なんとまあ…)
「That’s too bad.」を多用する方もいらっしゃるかと思いますが、これはあまり事態が深刻でない時のみ使うようにしましょう。場合によっては皮肉っぽい意味を含んでしまうことがあるんです。
ただこのニュアンスは、相手の表情や言い方によって見極めるべきことでもあります。多少文化に慣れる必要があるので、不安な方はまだ使うのを控えるのがおすすめです。
英会話で同意を伝える相槌
これは非常に良く使いますが、肯定文と否定文で言い方が異なります。それぞれみていきましょう。
肯定文に対しての同意
いずれも、「私もです」という意味になります。過去形の場合はbe動詞がかわります。
- So am I.
- So do I.
- Me too.
数人で集まって話をしている際に、「私もです」「あ、僕もです」と続けて同意を示すことがありますよね。その際にはそれぞれ違うフレーズを使うのが一般的です。
否定文に対しての同意
こちらも全て、「私もです」という意味になります。過去形の場合はbe動詞がかわります。
- Neither do I.
- Neither am I.
- Me neither.
どれも一言で簡単に使えるフレーズです。ぜひ積極的に使ってみてくださいね。
英語の相槌を覚えてビジネスシーンを円滑に進めよう!
今回は、ビジネスシーンで使用できるさまざまな相槌のパターンを紹介しました。冒頭にも書いたように、海外では日本よりも相槌が非常に大切な会話のポイントになっています。しかしその反面で、少しタイミングを上手に使わないと、相手にとって失礼にも思われてしまうこともあるでしょう。
大切なビジネスシーンでの会話。ちょっとした雑談でも失敗はしたくありません。ぜひ本記事を参考に、たくさんの相槌を使ってみてくださいね。聞き上手なあなたの会話術に、ビジネスが円滑に進むかもしれません。
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トライズでの1年は、
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プロキャディ杉澤伸章さん
インタビュー
Versant 29 → 40
目標:海外選手に英語でインタビューする。達 成
英語に関しては、1年前の僕と今の僕を比較すると、めちゃくちゃ成長しました。僕にとって情報源がものすごく増えたんです。 ゴルフ専門チャンネルで解説をしているのですが、そのときに現地の音声や解説者の声など英語でしゃべってくる音声が全て聞こえてきます。
それはテレビでは放送されていないのですが、映像だけでは入ってこない情報が耳から入ってくるので、それを聞きながらしゃべっています。 現地のリポーターや解説者は一番リアルな情報なので、それが耳に入ってくることによって、例えば解説でも「今、現地ではこういうことを言っていますね」ということが、スッと言えるようになりました。